DSD対応(PCM変換)、ヘッドホン出力が向上したしたハイレゾ対応ウォークマン「NW-A30シリーズ」。全容量モデルで5色のカラバリ選択可能。
ウォークマン「NW-A20シリーズ」の後継機種となる、3.1インチタッチパネルスクリーンを搭載したハイレゾ対応ウォークマン「NW-A30シリーズ」を10月29日に発売。
・高音質技術を強化し、タッチパネルを搭載したウォークマン(R)新Aシリーズ発売 | プレスリリース | ソニー
・NW-A30シリーズ | ポータブルオーディオプレーヤー WALKMAN ウォークマン | ソニー
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●より高音質化、ヘッドホン出力が向上したハイレゾ対応ウォークマン「NW-A30シリーズ」
ウォークマン「NW-A20シリーズ」の後継機種となる「NW-A30シリーズ」。
音の情報量がCDの約6.5倍(192kHz/24bit)にもなるハイレゾ音源に対応、楽器やボーカルの生々しさ、演奏の場にいるような空気感を体感できる。(ハイレゾ音源はWAVやAIFFといったリニアPCM方式、FLAC、Apple Losslessなどの可逆圧縮コーデックにも対応。)
そして、新たにDSDの再生(DSD 11.2MHzまで)にも対応、176.4MHz/32bitのリニアPCM変換による再生が可能になった。
新設計となるフルデジタルアンプ「S-Master HX」を搭載、よりクリアな再生ができて、かつヘッドホン出力も35mW+35mWへと向上。(「NW-A20シリーズ」は、10mW+10mW)
圧縮音源をハイレゾ相当に補完する「DSEE HX」は5つのモードに対応、アナログアンプと同じ位相特性を実現する「DCフェーズリニアライザ―」、6バンドのイコライザー、自然で広がりのあるクリアなサウンドを再現する「クリアフェーズ」や、ソニーオススメのいい音を手軽に楽しめる「クリアオーディオプラス」なども搭載する。
サンプリング周波数に合わせて、44.1/88.2/176.4kHz(CD/DSD系)と48/96/192kHzのデュアルクロックを搭載。
フルデジタルアンプ「S-Master HX」の電源部に、ノイズが少なく良質な電力を供給できるコンデンサー「POSCAP」を5基搭載。
金属結晶の品質が高い無鉛高音質はんだを、固定するビスには導電性のあるものを採用、電源部を強化するだけでなく低抵抗ケーブルを採用し、基板の一部を銅メッキで穴埋めするフィルドビア(Filled VIA)構造としている。
また、本体にはアルミダイキャストフレームを使用することで高い剛性を確保、質感とともにノイズの入りにくい安定した音質を実現している。
外観はディスプレイが、「NW-A20シリーズ」では2.2型だったものから、「NW-A30シリーズ」では3.1型(解像度:800×480)と大型化。
オペレーションは、新しいUIとなった画面のタッチパネルと、本体右側面にハードウェアキーを備えて併用での操作方法となっている。
右サイドに、電源ボタン、ボリューム±キー、再生系の操作キー、ホールドキーがあり、ウォークマンの画面を見なくても操作ができるのが便利。
底面に、WM-Port、ステレオミニプラグ、ストラップホールがある。
ハイレゾ対応のデジタルノイズキャンセリング機能を搭載。
周囲の騒音を分析して、その場に適したノイズキャンセルを自動選択する「フルオートAIノイズキャンセリング機能」により周囲の騒音を低減して、例えば電車やバスの車内、航空機内でも快適にハイレゾ音源再生を楽しむ事ができる。
さらに多くの音楽を持ち運べるように、microSDメモリーカードスロットを搭載。
「NW-A27HN」(64GB)に128GBのmicroSDXCメモリーカードを使用すると、192GBまで拡張することができて、最大1,200 曲以上のハイレゾファイルを保存する事ができる。
内蔵メモリーとmicroSDメモリーカード内の楽曲はまとめて管理されるのでシームレスに利用可能。
再生時間は、MP3(128kbps)再生時で約45時間、ハイレゾ(FLAC 192kHz/24bit)再生時で約30時間の連続再生が可能(NC機能OFF時)。
Bluetoohも搭載して、Bluetoothヘッドホン&スピーカーと接続できる。NFCも搭載しているので、ワンタッチでカンタンにつなげられる。
SBCコーデック、「LDAC(エルダック)」に対応。
ワイヤレスリスニングを高音質化する「LDAC(エルダック)」は、「SBC」コーデック(44.1kHz/328kbps)と比較すると、約3倍にもなる情報量で音源を転送できるというもので、今までよりもより高音質なワイヤレスの音楽再生ができる。
「LDAC」のデータ転送レートは(330kbks/660kbps/990kbs)と、3段階あるデータ転送は変更が可能で、最大値の990kbpsでは、96kHz/24bitのデータ伝送が可能。
カラーバリエーションは、ビリジアンブルー / シナバーレッド / チャコールブラック/ ライムイエロー / ボルドーピンクの5色。
「NW-A20シリーズ」に存在するシルバーがなくなっているけれど、おそららく他のアクセサリーとのコラボレーション上省かれたものと思われる。
「NW-A37HN(64GB)」、「NW-A36HN(32GB)」、「NW-A35HN(16GB)」には、選んだ本体と同一カラーとなったハイレゾ対応のデジタルノイズキャンセリングヘッドホンを付属する。
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●ウォークマンAシリーズ ラインナップ
ウォークマンAシリーズ「NW-A37HN」 64GB(ハイレゾ対応ヘッドホン付)
シナバーレッド / ビリジアンブルー / チャコールブラック/ ライムイエロー / ボルドーピンク
ソニーストア販売価格:43,880円(税別)
●長期保証サービス(3年ベーシック付属)
ウォークマンAシリーズ「NW-A36HN」 32GB(ハイレゾ対応ヘッドホン付)
シナバーレッド / ビリジアンブルー / チャコールブラック/ ライムイエロー / ボルドーピンク
ソニーストア販売価格:33,880円(税別)
●長期保証サービス(3年ベーシック付属)
ウォークマンAシリーズ「NW-A35HN」 16GB(ハイレゾ対応ヘッドホン付)
シナバーレッド / ビリジアンブルー / チャコールブラック/ ライムイエロー / ボルドーピンク
ソニーストア販売価格:28,880円(税別)
●長期保証サービス(3年ベーシック付属)
ウォークマンAシリーズ「NW-A35」 16GB
シナバーレッド / ビリジアンブルー / チャコールブラック/ ライムイエロー / ボルドーピンク
ソニーストア販売価格:21,880円(税別)
●長期保証サービス(3年ベーシック付属)
10月5日(水)より、ソニーの直営店舗「ソニーストア 銀座・名古屋・大阪・福岡天神」で先行展示を開始する。
☆ソニーショールーム発売前先行展示情報(NW-A30シリーズ)
・ウォークマンA30シリーズに、ぴったりのハイレゾヘッドホンを選ぼう!| ソニーストア
・独自OSで純粋な音楽プレーヤーという方向性をうちだしてきたウォークマンZXシリーズ「NW-ZX100」、外観レビュー。
・ウォークマンZXシリーズ「NW-ZX100」を持ち出して使ってみた雑感レビュー。
・お気に入りのカラーだと猛烈に持ち歩きたくなる「ウォークマンA20シリーズ」外観レビュー。
・“ウォークマン”「NW-ZX2」がやってきたので、まずは外観を中心にチェックしてみよう。
・ソニーストア大阪で、ハイレゾ対応ウォークマン「NW-ZX2」を触ってきた雑感(前編)
・ソニーストア大阪で、ハイレゾ対応ウォークマン「NW-ZX2」を触ってきた雑感(後編)
・ハイレゾ対応ウォークマンの最上位モデル「NW-ZX2」を、2015年2月14日から発売。
・快適リスニングとデザイン性を両立させたヘッドホン新シリーズ「h.ear」のインパクトがそうとう凄かった。
・ハイレゾ音源も気軽に外で楽しめるインナーイヤーレシーバー「XBA-A2」
・インナーイヤーレシーバー「XBA-Z5」を使ってみた最初の雑感。
・外出のお供にも、部屋でじっくり聴くにも、快適にリスニングできるステレオヘッドホン「MDR-1A」
・ステレオヘッドホン「MDR-Z7」で聴いてみた最初の雑感。