アナログ腕時計の中にテクノロジーを詰め込んだ「wena wrist(ウェナ リスト)」、ソニーストアでも販売開始。beams editionも限定販売。
見た目はアナログ腕時計のデザインそのままに、バンド部分に、スマートフォンと連動して電話やメールの着信、SNSの更新を 光と振動でお知らせする”通知機能”、歩数や消費カロリーなど活動量計というログがとれる”ログ機能”、”電子マネー/おサイフケータイ”の3つの機能を備える「wena wrist(ウェナ リスト)」。
発表当初は、「First Flight」(ファースト・フライト)」でクラウドファンディングでの販売のみの販売から、2016年6月30日には全国80の販売店で買えるようになり、さらに7月下旬からはAmazonでも取扱を開始、そして今回ようやくソニーストアでも購入出来るようになった。
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●wena wristをソニーストアでも販売開始。
wena wrist Chronograph「WN-WC01」 Premium Black
ソニーストア販売価格:69,800円(税別)
wena wrist Chronograph「WN-WC01」 Silver
ソニーストア販売価格:59,800円(税別)
wena wrist Three Hands「WN-WT01」Premium Black
ソニーストア販売価格:49,800円(税別)
wena wrist Three Hands「WN-WT01」Silver
ソニーストア販売価格:42,800円(税別)
wena wrist beams edition 「WN-WC02S」 Chronograph
ソニーストア販売価格:65,800円(税別)
wena wrist beams edition 「WN-WT02S」 Tree Hands
ソニーストア販売価格:46,800円(税別)
●【限定モデル】 発売予定日:2016年11月11日
wena wrist用 エンドピース 「WN-WEP01」(大)
ソニーストア販売価格:3,200円(税別)~
wena wrist用 調整コマ 「WN-WAD01」(大)(小)
ソニーストア販売価格:1,980円(税別)
wena wrist用 充電CLIP 「WN-WCC01」
ソニーストア販売価格:1,980円(税別)
「wena wrist(ウェナ リスト)」は、シンプルな文字盤デザインの「Three Hands(スリーハンズ)」と、3つの小さなインダイヤルを持った「Chronograph(クロノグラフ)」。
そして、それぞれに、ステンレス製の「Silver(シルバー)」と、 IP(イオンプレート)処理で表面にチタン化合物をコーティングを施して高硬度で傷のつきにくい「Premium Black(プレミアムブラック)」の2色。
また、「a new spec beams」をコンセプトに、wenaの新たな仕様をBEAMS的視点からデザインしたbeams editionも数量限定で販売される。
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●wena wristをを使ってみよう。
一体このあまりにも普通の時計にしか見えない「wena wrist」で何ができるのか?というと、”FeliCa/おサイフケータイ”と、通知機能と、活動計の大きくわけて3つ。
最近のスマートウォッチと比べると、できることが限られているけれど、使ってみるとあれやこれやと欲張らずに機能が絞られているぶんシンプルに使いこなせるので日常的にはとても使いやすい。
見た目は、スマートウォッチでありがちな、おもちゃっぽさはなく、ヘッド部分は、シチズン製という事なのでセオリーから外れないド直球の時計の佇まい。
ただし、文字盤に光るギミックは備わっていないので、暗い場所で時計の針が見えないこともある。これは明かりをあてるか明るい場所で見よう。
「wena wrist」の心臓部となるのがバンド部分。
バックル部分に、基盤やアンテナが入っていて、となりの小さなコマにバッテリーを収まっている。しかもバンド部分は防水機能(IPX5/IPX7)機能付き。
バ ンドのパーツは金属なので電波を通さないという特性があり、FeliCaはバックル部分にあるスリットから、Bluetoothはバックル全体をアンテナ にするという発想でクリアされているようで、時計としての当たり前とテクノロジーの当たり前を見えない努力で融合させてるというのがポイント。
充電のやり方もよくありがちな、microUSBを直接ブスっとさすのではなくて、充電用の専用クリップが付属しているので、これで「wena wrist」のバックル部分を挟み込むと充電。
実際に使っていると、バッテリーの持ちはだいたい4~5日に1回思い立った時に充電していればいいくらいなのでこのあたりのストレスも少ない。
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●wena wristのキモ機能、電子マネーピコリンを使うには。
Android版アプリでは、iOSでは使える”電子マネー機能”に対応していない。
理由は単純で、物理的に電子マネー機能が「wena wrist」にあっても、それを利用できるアプリがフェリカネットワークス株式会社が提供する「おサイフリンク アプリ」しかなくて、さらにiOS版のみしか出ていないから。
どうしてもやりたい場合は、設定をする時だけiOSにまかせてしまえばいい。(iOS端末を持っていれば。)
若干強引なやり方だけども、Xperia(Android端末)とのペアリングできてる状態から、wena wristをボタン9秒長押しでリセットして、iPhone(iOS端末)につなぐ。
「wena wrist」とiPhone(iOS端末)がつながったら、「おサイフリンク」アプリを使って、利用したい電子マネー(楽天Edy、iD、QUICPay、ANA Skipサービス、ヨドバシカメラのゴールドポイントカード)の設定をしてしまう。
すると、電子マネーの設定が、「wena wrist」に登録されるので、改めて、「wena wrist」をボタン9秒長押しでリセットして、Xperia(Android端末)につなぐ。
<参照>
・iOS端末をお持ちのAndroidユーザーの方へ:wena
これで、「wena wrist」に内蔵されたFeliCaの”電子マネー機能”を使いつつ、Androidの「wena」アプリで”通知機能”と”ログ機能”も使える。
電 子マネーサービスは、それぞれのサービスのチャージ方法に依存するので、中にはチャージしたいときにまたiPhone(iOS端末)に繋ぎ直してというや り方もあるけれど、これだとめんどくさいので、例えば「楽天Edy」とかであれば楽天Edyチャージ機でチャージしてしまえば楽に運用もできる。
FeliCa以外にも、”Notification(通知)”機能も使うと便利。
TwitterやFacebook、Line、Gmailといった自分のよく使うアプリで、iPhoneが通知を受けると「wena wrist」がブルブルっと振動して教えてくれる。
あらかじめ設定しておいた7色(白, 赤, 青, 緑, 紫, 黄, 水色)のLEDのカラーでも視覚的に、これは何のアプリだよという目印にもなるので、例えば、あ、これはLINEから通知が来たな?と気づくことができる。
電話に限っては、人物によって振動と色分けもできるので、電話に出る前に誰からかかってきたか把握することもできる。
バンド部にはセンサーが内蔵されていて、歩数や消費カロリーをスマホ側でチェックできる”ログ機能”もあるので、時計をつけているついでにログが残せているというのがなにげに便利。
見た目に時計たるスタイルの金属の持つゴツさっぷりと重量感のある時計をくっつけて、スマートバンドの役割も担ってくれて、スマホやICカードを出さなくても、おサイフケータイの決済までできる、というのがシンプルに日常に溶け込む「wena wrist」。
ついにソニーストアでも取扱が始まったので欲しくなったらすぐにポチってみよう。
<wena wrist>
・[ ITmedia LifeStyle ] 禁断の合体も?:ソニーの最新スマートウォッチ「wena wrist」と「SmartWatch 3」を使い比べてみた
・[ Engadget Japanese ]レビュー:wena wrist ソニーが開発したおサイフ対応スマートウォッチの実力チェック
・[ RBB TODAY ] 決済が超キモチイイ! ソニーのスマートウォッチ「wena wrist」を使ってみた
・「wena wrist(ウェナ リスト)」の現物をどうしても触りたくて、Sony’s Creative Loungeに行ってきた。
<Smart Band Talk>
・SmartBand Talk「SWR30」がやってきたので、外観レビューとセットアップからしてみよう。
・SmartBand Talk「SWR30」で出来る事を全部やってみよう。ボイスコントロールとアプリ14コを使いこなしてみる。
・「SmartWatch 3」と「SmartBand Talk」、「SmartBand」のライフログデータを追っかけてみる。
・SmartBand Talk「SWR30」のファームウェアアップデートで「アクティビティ」に睡眠データを追加。
・SmartBand Talk リストストラップ「SWR310」に付け替えて気分を一新!
<SmartWatch 3>
・SmartWatch 3「SWR50」を使ってみた。まずは外観レビューとセットアップ。
・SmartWatch 3「SWR50」を使ってみた。使い方をマスターして、いろいろアプリを入れて遊んでみよう。
・SmartWatch 3「SWR50」単独で音楽を聴きたい!という執念で試してみた「Google Play Music」
・SmartBand とSmartWatch 3「SWR50」を二つ付けてるとライフログがえらい事になるので、イッコにしなさい。
・「Walkman」アプリがアップデートして、SmartWatch 3「SWR50」のコントロールも単独で音楽を聴くのもやっとラクチンに!
・SmartWatch 3「SWR50」、ver5.0.1にアップデートして、使い勝手がちょっぴり改良&ウォッチフェイスアプリに対応。
<Smartband SWR10グローバルモデルのレビュー>
・「Smartband SWR10」が来たからうれしげに腕に装着してみた。(更新)
・「Smartband SWR10」を身につけて自分のライフログを残していこう!
・「Smartband SWR10」のアップデート「自動夜間モード」で使い勝手がちょっぴり楽に!