メニュー付きブルーレイディスクを作れるようになった「VAIO typeL19型ワイド」
Windows Vista搭載のVAIO type L19型ワイドが
2007年夏モデルとなって登場!
前回のモデルは需要と供給のバランスが崩れてしまうほど
品薄のまま手に入らなくなってしまった人気モデル。
VAIO typeLは、デザイン性に優れていて
どんなインテリアにも溶け込むスタイルを持つ「ボードPC」
液晶画面の周りは透明なポリカーボネードで覆われていて
まるで大きなフォトフレームのような上品さ。
ボードPCというだけあって、奥行きが全くなくて
画面が浮いているように見えるデザイン。
画面が19型ワイドと
テレビやDVDを見るにも大きくて、
画面解像度もWSXGA+(1680x1050)と非常に高いので
ホームページも2枚を同時に見渡したりという使いかたもできる。
今回、大きく変わった点は、
テレビチューナーの選択で、
地上デジタル放送対応チューナーを搭載するか、
もしくは非搭載を選べるようになった。
ただし、
地上アナログチューナーという選択肢はなくなってしまった。
その他の細かな変更点としては、
VAIOオーナーメードのスペックで、
CPUがCeleron430(1.73GHz)からCeleron440(1.86GHz)に上昇した点と
HDDが300GBから320GBに上昇した点。
全モデルとの販売時期の差がほとんどないので
ハードウェア的な違いはこのくらい。
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<Click to DVD BD Ver.3.0>
ソフトウェアで大きく進化したのが、
「Click to DVD BD Ver.3.0」
(ブルーレイディスクドライブを搭載した場合のみ。)
今まで、VAIOに入っているソフトウェアで
ハイビジョンの映像をHD画像のままディスクへ保存する方法というと、
Ulead製「BD DiscRecorder」しかないのが現状だった。
「BD DiscRecorder」では、
DVDやHDDのハイビジョンハンディカムに使われてるAVCHD方式の場合、
HDV方式に変換する必要があって、
この変換にさらに時間がかかるし、
ただデータを焼くだけなのでメニュー画面も何も作れなくて
イマイチ使い勝手に不満があったり。
そこで、2007年夏モデルのVAIOには
画面が作れるVAIO専用ソフトメニュー「Click to DVD」が
ブルーレイディスクに対応してバージョンアップした
「Click to DVD BD Ver.3.0」が新たに登場!
使い勝手は、
「Click to DVD」と全く同じで、
メニュー画面を作った上で
ブルーレイディスクにもDVDにも出力できるようになった。
それに加えて、AVCHD方式(H.264/AVC)を、
変換しないまま記録もできるから、
HDVに変換する手間もないし画質劣化も避けられる。
こうなると、
HDDハイビジョンハンディカムHDR-SR1で
最高画質のXP(15Mbs)で録画しまくっても
VAIOに転送して、
「Click to DVD BD Ver.3.0」で
ブルーレイディスク1枚にそっくりそのままの画質を焼く
なんて使い方も出来るようになる。
さらには、
DLNA対応のスゴ録や他のVAIOに取り込んだ映像でも
ネットワーク経由で
取り込んでブルーレイディスクやDVDを作る事もできるようになったりと
進化点は非常に多い。
(ただし著作権保護されたものはNG)
ちなみに、
ブルーレイディスクの記録モードには2通りあって、
「Click to DVD BD Ver.3.0」は、
従来のMPEG2フォーマットのBD-AVモードだけじゃなく
BD-MVモードにも対応してる。
と書くとイイことだらけみたいだけど、
容量が少しはみ出てしまった場合に、
ディスク容量ぴったりにしてくれる「ぴったり1枚機能」は
ブルーレイディスクには使えないし、
あいかわらず
地上デジタル放送やBSデジタル放送を録画したものについては
未対応で、
録画したハイビジョン番組の編集はあいかわらず出来ないって事になる。。
(「Station TV」が進化する必要があるのかもしれない。)
それでも、
自分の録画したハイビジョン映像を手軽に編集して
メニュー画面入りのブルーレイディスクを作れるといった作業が
手軽に出来るようになったのは魅力。
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VAIO type L19型ワイドは、
CPU、グラフィックボード、ドライブ、
テレビ機能、映像編集ソフトウェアが
あらかじめ組まれた6種類のベースから選択して、
メモリーやHDD、Officeの有無などは自由に選べるようになってる。
テレビチューナーのない
シンプルなリビングPCとしては
19型ワイドという大画面ながら179,800円(税込)~と
かなり安く購入できるようになったから、
LAN対応地上・BS・110度CSデジタルチューナー「VGF-DT1」を使って
ネットワーク経由でデジタル放送を視聴する
といった使い方をするのもひとつ。
(これなら地上デジタルだけじゃなくてBSデジタル放送も見られるし。)
もしくは
ブルーレイディスクを搭載して
今までハイビジョンハンディカムで撮影した映像を
ブルーレイディスクに焼きまくるという事もできる。
スタイルからは想像できないほど
やりたい事ができてしまうPCになった。
・デジタルチューナー「VGF-DT1」をPCで遊びつくそう!(設定編)
・デジタルチューナー「VGF-DT1」をPCで遊びつくそう!(視聴編)
・デジタルチューナー「VGF-DT1」をPCで遊びつくそう!(録画編)
・デジタルチューナー「VGF-DT1」にたくさんのPCからアクセスさせよう!