VAIO typeTの本体を分解してみた。[前編]
VAIO typeT(TZシリーズ)
。
この薄っぺらいボディの中身がいったいどうなってんのか?
と気になりだしたら
やっぱりバラしたくなった。
【CAUTION!注意!】
本体を分解して故障させたりしても
100%自分の責任なので
ソニースタイルの保証、メーカー保証は一切対象外。
最悪の際には、修理不能になる場合もあるので
そのリスクを十分に認識する必要がある。
この記事を読んで同様の事をしても
万が一生じた損害は全て自己責任となり、
当方やメーカーは一切その責を負わないので
その事を承知いただいた場合のみ
以下どぞ。
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<手探りでバラしてみる。>
当然のごとく、バラし方なんてものは
どこにもデータがないので全部手探り。。
はっきり言って、
バラし方としての順序も、そもそも正しいかどうかも不明。
かなり怪しい。
(なのであくまでも参考程度という事で・・・)
VAIO typeTをひっくり返して底面を上に向ける。
その際には、液晶天板にスリ傷がつかないように
柔らかい布なんかをひいておくのがコツ。
本体底面を見ると、目に見えるネジが合計で9箇所あったので
全部はずしてしまう。
注:上の画像はバッテリーがくっついたままを撮影してるけど、
実際の作業する場合にはバッテリーは必ずはずす事。
バッテリーをはずすと、
バッテリーに隠れて、ネジが3箇所とまってるので
これもはずす。
本体を固定してる9つのネジは黒いネジだけど
バッテリーに隠れた3つのネジは頭の丸いシルバーのネジ。
なくさないようにしっかり保管しておく。
いつものパターンだと
コレである程度はずれるのに、
今回は全くはずれる気配がない・・・
なぜだ?
とぐるぐる見回してみる。。
・・・
あ、そうか!
TZは「シリンダーデザイン」!、
という事は
VAIO C1をバラした時に
シリンダーをの円柱をとりはずした事を思い出して
シリンダーカバーが取れるかどうかを調べてみたら
やっぱりそうだった。
結果として、
はずしてしまえば、そりゃ確証が持てるものの
壊さないように、傷をつけないようにと思いながら
バラそうとするとかなり精神的に疲れる・・・
どうやらひっかかりになってるツメが2箇所あるみたいで
そのロックを解除しつつはずす。
TZをバラす作業の中でも、ココが一番の難関。
特に本体右の電源ボタン側のほうがすごく難しかった。。
ヘタするとシリンダーを割ってしまう可能性が高いので
自信がないヒトはハッキリ言ってやらないほうがイイ。
・・・
やっとの思いで
シリンダーがとれたので
これでバラせる・・・・・
と思ったらまだ取れなかった。。
おかしい。。
ツメでひっかかってるというよりは
まだしっかりネジで固定されてる雰囲気・・・
TZのボディを表にしたり裏にしたりして
ずーーっと見て苦悩する事数十分。。
まだまだ隠れてるネジ達を発見!
まずは、
後ろ足のゴムの下。
ゴム足をはずしてやると、1つほど黒いネジが現れる。
次に、
底の前面部分に3箇所ほど黒いパーツがハマってるものが見えるので
ここの黒いパーツを取り除く。
そうすると、
3つのネジが見えてくるので
はずしてやる。
前面をとめている3つのネジは、
頭が平らになってるシルバーのネジで他の部分と明らかに違うので
もどす時に間違えないように注意。
ネジとあわせて
隠しパーツと、左後ろのゴム足も保管しておく。
そして3つ目は、
メモリーのフタをはずしたところの下あたりに
1箇所、黒いネジで固定されてるので
これもはずす。
後から確認してみると
黒いネジが合計で11個、
頭の丸いシルバーのネジが3個、
頭の平らなシルバーのネジが3個。
合計で17個のネジで固定されてる事になる。
後から間違いなく元にもどさないといけないので
絶対になくさないように注意。
そして今度こそ、ついに分離。
ヒンジの後ろ部分に、ひっかかりのフックがあるので
ツメをわらないように、
本体を上下に、ゆっくりと分離していく。
そうすると、
ようやくTZが見事に分離!!
本体中央あたりに、
フラットケーブルが1本だけつながってるので
断線しないように注意しながらはずしてやれば
完全に取り外す事ができる。
大きいノートだと
比較的バラしやすいけど、
さすがにTZは大変。。
それも手探りだと余計に。
せっかくバラしたので
今度は中身をじっくり見てみよー。
[後編]に続く。。
・エモーショナルVAIO typeT「TZシリーズ」レポート(その1)
・エモーショナルVAIO typeT「TZシリーズ」レポート(その2)
・エモーショナルVAIO typeT「TZシリーズ」レポート(その3)
・エモーショナルVAIO typeT「TZシリーズ」レポート(その4)
・エモーショナルVAIO typeT「TZシリーズ」レポート(その5)
・エモーショナルVAIO typeT「TZシリーズ」レポート(その6)
・エモーショナルVAIO typeT「TZシリーズ」レポート(その7)
・エモーショナルVAIO typeT「TZシリーズ」レポート(その8)