今ある最高を残せるHDDデジタルハイビジョンハンディカム「HDR-SR12」
先日、米Sonyが発表したモデルと同様の
1920x1080で記録できる“メモステxHDDハンディカム”が
国内でも発表!
大容量120GBの内蔵ハードディスク(HDD) にハイビジョン映像を最長約48時間1記録可能、
AVCHD HDDデジタルハイビジョン“ハンディカム”2機種など発売
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HDDデジタルハイビジョン“ハンディカム”「HDR-SR12」
ソニースタイル販売予定価格:168,000円(税込)
HDDデジタルハイビジョン“ハンディカム”「HDR-SR11」
ソニースタイル販売予定価格:148,000円(税込)
HDDハンディカム「HDR-SR8」と「HDR-SR7」の後継モデルになる。
ハンディカムのモデルチェンジというと、
1年経っても、だいたい容量が増えたとか
小変更が多くて
大きな驚きはない事が多かった。
けれども、
今回は、ある意味フルモデルチェンジと言っていいほどの
大幅な進化を遂げてる。
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【フルHD(1920x1080)録画】
その中で一番の変更点は、
やっぱり1920x1080という高解像度化。
AVCHD方式のハンディカムが発表された当初(2006年7月)から
現行モデルにいたるまでは、
ソニーのハンディカムは、
1440x1080という解像度だったのに対して、
突如として、フルHD(1920x1080)で録画できるようになってしまって
当然の流れというべきなのか
以外というべきなのか、
今まで録画してきたものの価値はどうなんだ?
という複雑な気持ちにもなる。
全ての録画モードの概念が、
1920x1080を基準にして根本から変更になってしまったのではなくて
HQモード(1440x1080,9Mbps)以下の録画モードに変化はなく
最高画質部分が、
従来のXPモード(1440x1080,15Mbps)から
新たにFHモード(1920x1080,16Mbps)に変更になったという形。
今まで録画してたものが全部陳腐化するのではなくて、
HQモードは、上から2番目の画質で録画したという概念は変わらない。
仮に、
8GBのメモステに記録すると過程すると、
従来のXPモード(1440x1080,15Mbps)だと1時間、
新たにFHモード(1920x1080,16Mbps)だと55分、
という記録時間になった。
この5分短くなったとしても
よりハイクオリティな
フルHD解像度と高いビットレートで記録してくれたほうが
“今という時間”をより鮮明に将来へ残せるという事になる。
一応、厳密に言うと
AVCHD自体が、
今まで“Main Profile”だったものから、
新しく“High Profile”に変更されてる事もあって、
新型で録画した動画を、
今までのハンディカム(HDR-CX7 etc)で再生しようとしても、
再生できないという現象も起きるので、
従来機を持ちつつ、速攻新型を買ってしまった猛者は
この互換のなさに注意が必要。
PCで再生するには
どちらも問題なく再生できるので
そういった変更点は気にならないかもしれない。
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【カメラ性能の向上】
デジタル一眼レフカメラ“α700”でも採用されている「Exmor」技術を採用した1/3.13型「クリアビッドCMOSセンサー」と、
これもまたデジタル一眼レフカメラαシリーズに搭載されていた
画像処理エンジン「BIONZ」を組み合わせた事で、
動画も静止画も、高解像度でかつ高感度はそのままに
ノイズを極力抑えたハイビジョン画質を実現。
フルHD(1920×1080)の約3.6倍の情報(3680×2070)から、
映像を作り出して、より高精細な映像になるので、
静止画モードで撮影すれば、なんと1,020万画素相当で記録、
動画撮影中でも、
同時にフォトボタンを押して静止画撮影しても
760万画素相当の静止画撮影が可能になる。
「BIONZ」の恩恵で、
今までは動画撮影中に同時に取れる静止画は3枚という制限もなくなって
撮りたい時に好きなだけ撮れるようにも進化した。
動画になってしまった後からは、
ハイビジョンカメラ本体で、動画を見ながら
210万画素相当の写真を切り出したり、
PCと接続すれば、専用ソフトを利用して
300万画素相当の写真を切り出す事もできる。
サイバーショットにあった機能の応用としては、
動画撮影時の「顔検出機能(顔キメビデオ)」が搭載された事で、
撮影中に、
人の顔を認識して、
顔にピントを合わせてくれたり、
顔を基準に明るさを補正してくれたり、
肌の色をコントロールしてくれたりまでもしてくれるようになる。
さらに、
「Dレンジオプティマイザー」機能まで付いてきて
撮影する場所場所で、最適な露出と諧調までも自動補正してくれる。
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【使いやすさの向上】
3.2型という大きさのまま
従来機比較で、約4倍の約92.1万ドット、
コントラスト比も1.7倍、
x.v.Colorにまで対応となった「エクストラファイン液晶」。
228ppiというキメの細やかさと
色数1,677万色までが表現できる液晶になった事で、
せっかくのハイビジョンカメラのクオリティを
手元の液晶画面でも確認できるようになったのは
これもうれしい利点。
新たに加わった機能で
とっても気になったのは「クイックオン」ボタン。
「クイックオン」ボタンを押すとスリープモードに移行、
そして
スリープモード中にもう一回「クイックオン」ボタンを押すと、
約1秒で高速起動して、すぐに撮影が出来る状態になるというもの。
2007年の夏に、メモステハンディカム「HDR-CX7」が出た時に
もっとも期待した機能のひとつに、
メモリーに録画するという期待値の一つに
電源ON即録画!というのがあって。。
だけど、実際は
電源をいれてから撮影出来る状態になるまでに、
約8秒を要してしまって、
目の前に起きた今の瞬間を撮りたい!
と思った時に、この8秒というタイムラグはかなり痛かった。
これは、PCの起動もそうだけど
完全な電源のOFFの状態からだと
現状、どうしても時間がかかるのは回避できないけれども、
いわゆる、少しバッテリーの電力を食いつつも
いざという時にすぐに起動して録画できるスリープモードを備えた事で
“今”をすぐに撮りたい!
を手助けするものになったと思える。
他メーカーには既に搭載されてる機能ではあるけど
これが、ソニーのハンディカムにも搭載された事は
とても喜ばしいかなと。
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【メモステxHDD】
極小サイズという観点だけで見れば
それはメモステハンディカム「HDR-CX7」が最高。
だけど、
HDDハンディカムとしてであれば、
それにメモステスロットが加わった事は
急激に利便性が上がる。
直接メモステに動画や静止画の記録ができたりするだけじゃなくて、
HDDに長時間録画したものを、
メモステにダビングも可能。
何が便利かって、
仮に、PLAYSTATION3で見たいと思った場合でも
ハンディカム本体を持っていってわざわざ接続する手間もなくて、
動画を転送したメモステを、
PLAYSTATION3のスロットにブスっと挿して
即再生、というメディアならではの手軽さを味わえる。
なくても困りはしないけど
あればあったでやっぱり便利。
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【現時点での最高クオリティ】
フルHD(1920x1080)で記録できるという事だけじゃなくて
αシリーズの良さがドッサリ入った上で
これだけ進化点が多いと、
さすがに、大切に残しておきたい被写体や思い出を
(特に自分の子供とか、自分の子供とか。)
このカメラを使って、
現時点で最高のクオリティで、記録して行きたくもなる。
4件のコメント
ちょっと気になったんですけど、1920×1080の映像をブルーレイレコーダーに取り込むと1440×1080に圧縮されるんですか?それともアップデートに期待ですか?
よろしくお願いします。
>トモカズさん
えぇ、自分もそれが気になってしまったんです。
これはものすごく重要な点ですよね!
実機が来たら速攻試してみたいと思います、というかメーカーから回答が早く欲しいですね。
だんだん自分好みになってきています…
αの技術を採用。。フルHD。。う~ん物欲が~!!
でも今までとの、互換性がないのはチョット………
>みちのくパンダさん
今回は、ハッキリとしたスペックアップが見てとれますからねー。
そのあたりは魅力ですねw
新旧のAVC機で互換がないのも困ったもんですが
PC上では、どっちも再生できたりとかして
ちょっとややこしいのは確かですねー。