究極のモバイルVAIOノート「VAIO tyepZ」レポート(プロローグ)
いつも思う事は、
ノートPCを持ち運ぼうと思ったら
少しでもかさばらなくて1gでも軽いほうがいいし
それでいて
外出先でもまともに動いてくれるモバイルノートが欲しい
という事。
これは、
結構みんなも思ってる事のようで、
先代のVAIO typeS(SZシリーズ)が、
2年半も同じ筐体で販売されてたにもかかわらず
ずっと売れ続けてた理由も、
モバイルPCという枠にありながらも
ハイパフォーマンスで動いてくれたからこそ。
それも今年の6月に、
IntelからCentrino2という新しいアーキテクチャが
出てくる事がわかった時点でも
45nmのCPU、4GBのメモリーに仮想メモリーソフト、
ストレージにSSDを載せたWindows XPモデルのSZシリーズを使ってたら
これでまだまだ現役という気持ちがあったのも事実。
それが、
とうとうフルモデルチェンジをする事が明かされて
名前も究極を意味するアルファベット最後の文字“Z”を冠する
“VAIO typeZ”、
そのネーミングからくるオーラからの期待感にふさわしい、
内容を詰め込んだVAIOノートが現れた。
あの名機と呼ばれたバイオノートZの
「すべてのモバイルが嫉妬する」
というキャッチコピーが蘇ってくる。
まずは、
その“VAIO typeZ”が登場する経緯から追ってみる。
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<2つに分離した13インチクラスのモバイルVAIO>
持ち運べるハイパフォーマンスモバイルノート
という位置づけで
VAIO typeS(SZシリーズ)が2006年1月に発売。
第3世代“Napa”、第4世代“Santa Rosa”というプラットフォームを渡り
約2年半もの間、SZ90からSZ95までの6世代続いて来た。
そして今回、
新プラットフォーム「Centrino 2(Montevina)」の発表を機に
待望のフルモデルチェンジと言う事になる。
従来、
“B5モバイルノート”というと
12インチ以下の小型モバイルのノートが主流だったのに対して
ここ数年、
画面が13型~14型と大型化した“大画面モバイルゾーン”
いわゆる「画面はそこそこ大きくても軽いノート」というのが
市場で拡大してきた。
さらに、
その“大画面モバイルゾーン”を見てみると
AppleのMacBook AirやLenovoのThinkPad X300のような
大画面でも軽量かつ高性能という付加価値の高いモデルと、
いわゆる価格を重視したリーズナブルなタイプの、
2つの方向性に分かれてきたようにも思える。
その大画面モバイルゾーンという位置付けから見れば、
VAIOノートのラインナップとしてはSZシリーズ1機種だけで
(厳密にはスターンダードモデルとプレミアムバージョンの2種類)
高付加価値、価格重視というニーズの両方をカバーしてきたのが現実。
そこで
今回SZシリーズをリフレッシュする事になって
SZ-スタンダードモデルをtypeSへモデルチェンジさせて、
ラウンドフォルムやカラーバリエーションで
新たなモバイルユーザーや女性ユーザーにも親しみやすいモデルへ展開。
そして、
SZ-プレミアムバージョンをVAIO typeZへモデルチェンジする事で、
よりハイパフォーマンスを強化、モビリティの徹底追及した
究極のモバイルPCとした。
ソニーの最も得意とするモバイルPCを
この2機種のシャーシを投入する事となる。
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<VAIO typeZの目指すべきもの>
SZシリーズを求めていた理由としては、
持ち運びできる限界の大きさの中に
メインマシンとして使えるだけの
PCの性能とグラフィックを搭載していた事に他ならなくて、
それは
当然のようにVAIO typeZにも引き継がれる事になる。
メインPCとして使える高性能と切り替え可能なグラフィックス
といったものをSZシリーズから継承しつつ
さらに細かくパフォーマンスを進化させて
必要なものはすべて盛り込んだ上で
それでいてモビリティーまでも徹底的に追求する。
“高性能ハイパフォーマンスを常に持ち運べる”
今までのモバイルVAIOで培って来た技術をすべて投入する事で
高性能とモビリティという相反する要素を
高い次元で融合させて作り上げる事を目指した。
開発人いわく
「絶対に勝てるPC」
「性能もモビリティもデザインもあきらめない」
「妥協のないモバイル」
それが“VAIO typeZ”。
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以下は、
VAIOホームページにも掲載されていた開発者の人の
VAIO typeZの説明ムービー。
一度見てみると、VAIO typeZの要点がつかみやすい。
自分も【VAIO Experience Meeting】に参加したり、
開発の人たちと話す機会があっていろいろと話を聞いてみたけど
今回のVAIO typeZには、
これでもか!これでもか!という感じで
いろんな要素が取り込まれまくりで、
VAIOフリーク、モバイラーにとってはまさに目に毒、触って毒。。
ひとまず
書きたい事が山盛りで
さて、一体何から伝えて行こうかと迷うほどで
何回かにわけて、VAIO typeZについて
相変わらずの独断と偏見を交えて書いていこうかなと。
前置きが長くなってしまったけど、
まずは、全体の大きさを決める根幹となった
液晶の事から触れてみる。
究極のモバイルVAIOノート「VAIO tyepZ」レポート(ディスプレイ編)
に続く。
<Infomation>
VAIO typeZの先行予約販売は8月上旬を予定。
発売初日が8月9日(土)を予定しつつも
非常に注目度も高く、オーダーが集中する気配が見え始めた事もあり、
オーダーするタイミングによっては
納期が随分と変わりそうな雰囲気が出てきたので
販売にかかわる最新情報を、以下のメール登録をしておく事をお勧め。
【typeZメール登録】
・インテルCentrino2の秘密
・Reason of Z
・typeZ & typeS徹底比較
6件のコメント
kunkokuさんの中ではTZ以来のブームみたいですね笑
しかしTZより熱が入っているのは気のせいでしょうか。。。
(まぁTZの時は前触れもなく突然でしたからね)
レポ楽しみにしてまーす!
>ヨースケさん
えーーーーーーと
うーんとですねー、
ちょっとこれは自分の持ってるジレンマを
たぶんVAIOは解決できないだろうと思ってた事を
やってきちゃってヤラれた感がものすごく大きいです(笑)
TZ505、ものすごく大事に使ってるのに
SZのXPモデルいじくり倒してるのに
かなり予想外のツボを刺激されて困ってます。
で、いっぱいいっぱいいろんな話を聞いてきたし
せっかくなら記憶してる事はみんな書いてしまおうと思ってますw
出来れば1,366×768と1,600×900を筐体の外から(スクリーンショットではなく)撮影して比較して欲しいんですが
>nyaaさん
ごめんなさいぃ~。
そのアングルの写真をとってきてないんですm(__)m
というか、
他にも取り忘れた画像のオンパレードで
今、記事を書きながら半泣き状態です(汗
早く、実機を好きに触りたいです。。
大丈夫なんか?
Sony程度の技術で、全部込みをやって。
ThinkPadなら信頼あるけど、タイマーついてるSonyじゃあなあ。
これまでもSZシリーズで問題がおおかったろうに・・・
最終世代になるまでまちか・・・
>VAIOで苦労したものさん
たぶんコンセプトは、広報の売り文句みたいなのもありますからね(汗
でも、おそらくパフォーマンスや省電力でがんばってるのはインテルのチップセットやCPU、メモリーだったり、NVIDIAのグラボだったりしますから、後はそれをまとめ上げるマザーボードがどれだけしっかり出来てるか?のような気がします。。
まだ実用レベルで触れてませんが、SZの反省点を踏まえて、そこからはステップアップは果たしてるような気がします。