[ ASCII.jp x デジタル 掲載 ] 前モデルのネガを潰してさらに進化した「Xperia XZs」
・前モデルのネガを潰してさらに進化した「Xperia XZs」
Xperia温故知新! 波瀾万丈な歴史を紐解く ― 第32回を掲載いただきました。
国内モデルのXperiaの歴史をたどるASCII.jpでの隔週連載の第32回目。
2016年に発売された「Xperia XZ」のマイナーチェンジとなる「Xperia XZs SO-03J」をNTTドコモより発売。
その名の通り「Xperia XZ」の後ろに小さい”s”がついたマイナーチェンジモデル。
外観はまったくと言っていいほど変わらず、カラーリングがブラック、ウォームシルバー、シトラス、アイスブルーへと刷新。
サイドに指紋認証つきの電源ボタンを備えて、PX5/IPX8相当の防水性能とIP6X相当の防塵性能を備える。
ディスプレイは5.2インチ(解像度1920 x 1080)で、広色域・高コントラスト・高精細はそのままに広色域の「トリルミナス®ディスプレイ for mobile」は、赤と青の再現性の高さに加えて緑の色域が向上したのは「Xperia XZ」と共通です。
OSは、最新のAndroid 7.1.1。
プロセッサーは、Qualcomm社製「Snapdragon 820(MSM8996)」と変わらないものの、メモリーは3GBから4GBと増加。
ストレージは64GB。
マイナーチェンジとはいえ、またもや進化してきたのがカメラ性能。
カメラの画素数は「Xperia XZ」の約2,300万画素から「Xperia XZs」では約1,900万画素へと抑えたメモリー積層型CMOSイメージセンサー Exmor RS®(エクスモア アールエス) for mobileにかわる「Motion Eye™ (モーションアイ)カメラシステム」を備える。
カメラ部分は大きくなったこともあり背面から飛び出す仕様に。
「Xperia XZs」に新しく追加されたのは、「Predictive Capture(先読み撮影)」機能と、最大960fpsのスーパースローモーション撮影。
「Predictive Capture(先読み撮影)」は、普通にいつもどおりシャッターを切るだけで、被写体が速く動いた時に自動的にメモリー内に最大4フレーム分の画像をバッファして、シャッターが押される直前の画像も記録してくれているというもの。
4枚の画像の中から1枚の画像を選ぶことも、4枚すべてを保存することもできる。
スーパースローモーション撮影は、普通のスピードの動画の中にスローモーションを加える「スーパースローモーション」、スローモーションだけを記録する「スーパースローモーション(ワンショット)」、撮影したあとからスローモーションを作れる「スローモーション」の3パターンで記録可能。
コントラストAFと像面位相差AFを組み合わせた「ハイブリッドAF」や、被写体の動きを予測して写体を捉えてブレのない撮影が可能な「先読みオートフォーカス機能」から、5軸の電子手ブレ補正のきく「インテリジェントアクティブモード」まで、「Xperia XZ」ですでに備わっていた撮影機能もすべて健在。
先読み撮影やスーパースローモーションという機能が追加され、地味にメモリーも4GBに増えたりと、マイナーチェンジとはいえ魅力的なポイントを持っていた「Xperia XZs」だった。
・ドコモオンラインショップ
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・ソフトバンクオンラインショップ
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ソニーショールーム / ソニーストア 銀座
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東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座駅」A4出口直結
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