[ ASCII.jp x デジタル 掲載 ] 「Xperia XZ1」は先読み撮影や3Dクリエーターなどカメラが強化されたモデル
・「Xperia XZ1」は先読み撮影や3Dクリエーターなどカメラが強化されたモデル
Xperia温故知新! 波瀾万丈な歴史を紐解く ― 第33回を掲載いただきました。
国内モデルのXperiaの歴史をたどるASCII.jpでの隔週連載の第33回目。
2016年に発売された「Xperia XZ」の実質的な後継モデルとなる「Xperia XZ1」を2017年冬にNTTドコモ、au、ソフトバンク3キャリアより発売。
「Xperia XZ1」のサイズは、148 mm x 73 mm x 7.4 mm。質量は156g。
従来のデザインを踏襲しているため大きな変化はみられないものの、前機種(Xperia XZ/XZs)と比べて厚みが8.1mmから7.4mmと圧倒的に薄くなり重さも5g軽量化。
丸みをおびたサイドから背面にかけてつなぎ目がなく一体化し、サイドから背面までをアルミの押出で一体化した形をループサーフェスデザインというバスタブ構造になり曲げやねじれに対数強度も向上。
カラーバリエーションは、ブラック・ウォームシルバー・ムーンリットブルー・ヴィーナスピンクの4色。
プロセッサーは、Qualcomm社製64ビット クアッドコアプロセッサー「Snapdragon™ 835(MSM8998)」、メモリー(RAM)は4GBになり、ストレージ(ROM)は64GBと大容量となり従来のeMMCからUFSとなったことで高速な読み書きできるように。
OSは、Android 8.0をいち早く導入。
底面にあるUSB Type-CはUSB3.0に対応、5Gbpsに対応するケーブルを使ってPCから転送すればデータの高速転送が可能。
バッテリー容量は2,900mAh。
Qunovo社と共同開発したバッテリー制御技術により負荷を減らし「いたわり充電」によりユーザーの習慣を学習して充電速度を調整するなどして、バッテリーの寿命をより延ばすことができる。
サイドフレームには、指紋認証と連動する電源ボタン。ボリュームキーは、電源ボタンの上部に変更に。
IPX5/IPX8相当の防水性能とIP6X相当の防塵性能を備える。
5.2型ディスプレイに16:9の解像度1920x1080、新たにHDR(ハイダイナミックレンジ)に対応。
横持ちの場合左右のベゼルのスペースを活かして「S-FORCE FRONT SURROUNDスピーカー」を強化した高出力のアンプを備え、最大音量は従来比の50%増加。
画質の設定に、「色域とコントラスト」の調整として「プロフェッショナルモード」にすることでsRGBの色域により原色に忠実に表現が可能。
カメラは、約1,900万画素と画素数を抑えたメモリー積層型CMOSイメージセンサー Exmor RS for mobileとなる「Motion Eyeカメラシステム」を装備。
新しい撮影スタイルとして、普段どおり「おまかせオート」で撮影すると、被写体が速い動きをした場合にシャッターをきったよりも前の写真を含め4枚分の画像を自動的にバッファする、「先読み撮影」に”笑顔”検出を追加。
ソニーのデジタル一眼カメラ”αシリーズ”に備わっているAF/AE追従しながら秒間10コマ/最大10秒で100枚連写できる「オートフォーカス連写」も利用できる。
また、全く新しい試みとして、人物や物などを360度の3D撮影が可能に。
人物やお気に入りの人形、食べ物などを、3Dデータ化して、3Dアバターを写真や動画に入れて撮影したり、3Dデータをマチキャラにしたり、3Dステッカーを作りSNSにアップしたり、3Dプリンターを用いれば立体造形物として出力することもできるように。
オーディオ機能については従来モデルどおり、ハイレゾ音源の再生と、周囲の騒音を最大約98.0%まで低減するデジタルノイズキャンセリング機能を組み合わせた再生が可能。
ワイヤレス機能面が強化され、Bluetooth 5.0となり、対応コーデックはLDACに加えてaptX HDにも対応。
薄く軽量化しながらも、HDRに対応した動画コンテンツを楽しめる映像体験や、ワイヤレスでも高音質な音楽体験、撮り逃しなく写真を収められるカメラ機能と3Dクリエーターといった新しい試みなど、ユーザーの求める楽しさに直結しているモデルだった。
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・ソフトバンクオンラインショップ
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