海外でフルサイズEマウントレンズ FE 12-24mm F2.8 GM 「SEL1224GM」を発表。超広角GMasterズームレンズ、2020年8月発売予定。＜追記：国内でも発表！＞

2020.07.08

カメラ

海外でフルサイズEマウントレンズ FE 12-24mm F2.8 GM 「SEL1224GM」を発表。超広角GMasterズームレンズ、2020年8月発売予定。＜追記：国内でも発表！＞

海外で、Eマウント専用レンズとして56本目、フルサイズ対応レンズとして36本目となる、Sony FE 12-24mm F2.8 GM SEL1224GMを発表。

発売時期は2020年8月。販売予定価格は、$2,999.99 USD、€3,300。

・Sony boosts full-frame lens line-up with launch of 12-24mm G Master™, the world’s widest zoom with a constant F2.8 aperture
・Ultra-wide F2.8 12-24mm zoom

＜追記＞
国内でもFE 12-24mm F2.8 GM 「SEL1224GM」が発表になりました。
・SEL1224GM | デジタル一眼カメラα（アルファ） | ソニー
・星景、スポーツなど高解像で描写する小型軽量の大口径超広角ズームレンズGマスター（TM）『FE 12-24mm F2.8 GM』発売| プレスリリース | ソニー

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●FE 12-24mm F2.8 GM 「SEL1224GM」

FE 12-24mm F2.8 GM SEL1224GM
焦点距離イメージ（mm）：12-24 / 18-36 mm（APS-Cサイズ時）
開放絞り　　　　：　F2.8
最小絞り　　　　：　F22
レンズ構成　　　：　12群14枚
絞り羽根　　　　：　9枚
円形絞り　　　　：　○
最短撮影距離：0.92 ft (0.28 m)
最大撮影倍率：0.14
フィルター径　：　-
サイズ　　　：　97.6 x 137 mm
重量　　　　：　 847 g

風景、星空、建築物などの撮影シーンに最適な超広角レンズ。

コンパクト設計により超広角を活かしたアクティブなスポーツ撮影でもより機動性高く撮影に挑める。

ソニーの最先端のレンズ技術を駆使したG Masterレンズとしてズーム全域でF2.8という明るさと美しいボケ効果を組み合わせることで、超広角12mmの画角まで卓越した画質となる。

FE 12-24mm F2.8 GMが加わったことにより、G Masterレンズの大口径のF2.8のラインナップは、12mmから200mm にまで広がったことになる。

この幅広い用途で利用できる超広角12 mmの画角により、人間の目の見える範囲を超える遠近感のあるダイナミックな映像を残すことができる。

絞り開放F2.8のメリットとして、シャッタースピードを稼ぐことができるため、夜景や星空、その他の低照度の被写体を低感度でも手持ちで撮影することも可能。

非球面レンズを含む光学設計による優れた両端まで非常にシャープさをもち、収差を低減しズーム範囲と絞り範囲全体で究極の解像度を実現するソニー独自の超高度非球面XA（extreme aspherical）レンズは、革新的な光学設計となっている。

また、解像度を最大限に保ちながら色収差を最小限に抑えるスーパーEDガラスとED(特殊低分散)ガラスを前面に採用して、軸上色収差を補正し、色にじみを最小限に抑え、全体的な解像度を最大限に高め、優れた画質を確保。

XAレンズの非常に高い光学設計により玉ねぎボケを抑え、9枚絞り羽根の円形絞りによる、G Masterレンズならではのなめらかで美しいボケ味を可能にする。

非常に大きなレンズでかつ大きくカーブしたレンズにも均一に適用されるコーティング技術ナノARコーティングIIにより、フレアやゴーストを抑制して、鮮明な画像を実現。

レンズの各フォーカスグループに2つずつ、合計4つの推力効率を高めたXD（extreme dynamic）リニアモーターを搭載し、高速かつ高精度なオートフォーカスを実現。

またXDリニアモーターに最適化された新制御アルゴリズムにより、大口径フォーカスレンズにもかかわらず静粛かつ低振動なAF駆動も同時に可能にしている。

すべての焦点距離でF2.8の開放絞りが一定となり、ズームしても絞りが変化しないため、動画の撮影中に露出、シャッタースピード、ISO感度を一定に保つことができる。

APS-CボディもしくはSuper 35で使用した場合、広角18 mmの映画制作などで非常に役立つズーム範囲となる。

前面レンズには、水、油、その他の汚染物質をはじくフッ素コーティングが施されている。

万が一レンズ表面に汚れが付着したり指紋がついても拭き取りやすくなっている。

防塵・防湿設計となり、厳しい条件下での屋外での使用にも信頼性を確保する。

標準のシートタイプのND、色補正などのフィルターを、レンズ後部に備えるフィルターホルダーに挿入することで、さらなる表現力を広げることができる。

このレンズには、シートフィルター用のカッティングテンプレートが付属する。

カスタマイズ可能なフォーカスホールドボタンやAF/MFを瞬時に切り替えるフォーカスモードスイッチを備える。

一体型となるレンズフードは、フレアやゴーストの原因となる軸外光を効果的に遮断。

付属のレンズキャップはフードを覆うように取り付け、フードに簡単に取り付けてどの角度でもしっかりとロックできるようになっている。

[1] Extreme aspherical lens (XA lens) [2] Aspherical lens [3] Super ED glass [4] ED (extra-low dispersion) glass

MTF曲線

[1] At 12mm / Max. aperture [2] At 12mm / F8 aperture
[3] At 24mm / Max. aperture [4] At 24mm / F8 aperture
[5] Contrast (%) [6] Distance from optical center of lens (mm)
[7] Spatial frequency [8] 10 lines pairs / mm [9] 30 line pairs / mm
[10] Radial values [11] Tangential values

北米やヨーロッパで2020年8月頃の発売予定、販売予定価格は、$2,999.99 USD、€3,300。

今日の時点では国内での発表はまだないけれど、もはやお約束で海外先行になってるので国内での発表を改めてまとう。