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2009.12.17

顔文字が得意な日本語入力システム「Baidu Type Beta版」

Googleが「Google日本語入力（beta）」を出したかと思ったら
今度は百度（Baidu）から、「Baidu Type Beta版」が現れた。

「Google日本語入力（beta）」があれば事足りるかなと思ったのだけど
「Baidu Type Beta版」は顔文字変換が得意らしいので
ちょっと興味が湧いて使ってみよう。

ちなみに、
Baiduというのは元はGoogleと同じ検索サービスを主とする会社
という事を今回初めて知った。

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今のところ
対応するOSはWindows XPのみとされているけれど
敢えてサポート外は承知で
Windows7を搭載したXシリーズにインストールしてみた。

するとインストールを完了できて
どうにかまともに動作してくれてるみたいで
Windowsの壁紙の右下あたりにある
言語バーの一番左のアイコンをクリックすると
「Baidu Type」がリストに加わっていた。

「Baidu Type」を選択すると
言語バーとは別に、「Baidu Type」専用バーが出現。

3色のキートップが重なったアイコンは
ただ単に「Baidu Type」専用バーをつかんで移動するだけのもので
特に何かがあるわけではない。

左から2番目が入力モードの切り替えで
3番目のブラシのアイコンは、
「Baidu Type」専用バーの見た目のカラーを変更できる。

右端の歯車のアイコンをクリックすると
「Baidu Type」の設定画面が開く。

以下「Baidu Type」のプロパティの内容。

[入力スタイル]タブでは、
デフォルトで選ばれている一般ユーザー向けの
Enterキーを押した候補を確定するというモードと、
Supaceキーや1～5までのキーで候補を確定するモードの
アドバンスの選択が可能になっている。

[ログ情報]タブには
利用したログ情報や障害レポートをBaiduに送信するか否か
をチェックする。

[Baidu Typeについて]タブには
現在のバージョンと最終アップデート日が掲載。

今のバージョンは「1.0.1.19」だった。

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実際に「Baidu Type」を選択して
テキスト入力をしてみると
候補画面がその下に横に向かってズラっと並ぶ。

この候補画面が、「Baidu Type」専用バーで選んだスキンによって
色が変わるようになっている。（上記はオレンジを選んだ状態。）

妙にファンキー専用バーとか候補画面に
最初は戸惑いつつも、これはこれで使ってると慣れてくる。

変換具合としては、
「Google日本語入力」と同じく
webのリソースを辞書に反映させてるので
意図した言葉もだいたいストレスを感じる事なく出てくる。

で、
一番得意とするところは顔文字変換で、
「かお」とか「にこ」とか「ぺこり」と入力すると
大量な顔文字の候補が出て来る。

顔文字への変換は、
[MS-IME]とか、現バージョンの「Google日本語入力」では
弱い部分ではあるから
親しい友人にケータイ感覚でメールしたい時とか
ブログのコメント欄でフレンドリーな文章にしたい時には
「Baidu Type」に切り替えて使うのもアリかもしれない。

[ATOK]ユーザーから見ればたぶん
[ATOK]で全部事足りるじゃん！とツッコまれそうではあるけれど
一応無料でできるIMEでの活用法という事で。

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