「IFA2012」で発表された「VAIO Duo 11」とVAIO Tap 20」。

8月29日に、エレクトロニクスショー「IFA2012」のソニープレスイベントで
お披露目された2機種のVAIO。

その名も、「VAIO Duo 11」とVAIO Tap 20」。

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●VAIO Duo 11

まず、「VAIO Duo 11」は、
ちょうど2011年4月のソニーITモバイルミーティングで、
発表された「FreeStyle Hybrid PC」が、１年半の月日を重ねて
ようやく具現化された形。

・Touch, write and go with slim new VAIO Duo 11

その姿は、「Surf Slider」と呼ばれ、
閉じている時はタブレットタイプに、
そしてスライドしてキーボードが現れるノートPCタイプに変形する
まさにフリースタイルハイブリットPC。

11.6型ワイド液晶ディスプレイの解像度はフルHD（1920×1080ドット）となり、
静電式のタッチパネルで指でも付属のペンでも直感的に動作、
高輝度・高コントラストの「オプティコントラストパネル」をも搭載する。

表記されているスペックとしては、

OS　　　　　：　Windows 8、Windows 8 Pro
CPU　　　　：　Intel Core i7-3517U、Intel Core i5-3317U、Intel Core i3-3217U
メモリー　　：　4GB、8GB　（DDR3L 1600MHz SDRAM）
ストレージ　：　128GB、256GB SSD
GPU　　　　：　Intel HD Graphics 4000

他、
ワイヤレスLAN 802.11a/b/g/n、Bluetooth Ver. 4.0 + HS、
LAN端子、USB 3.0×2（うち1つはUSB charge）、D-sub15ピン、HDMI出力、
メモリースティックデュオ/SDカードスロット、ステレオスピーカー（xLOUD）、
207万画素 “Exmor for PC”CMOSセンサー フルHD Webカメラｘ２（フロント、リア）、
NFC、GPS、加速度センサー、 ジャイロ、電子コンパス、
Windowsボタン、回転ロックボタン。

「Rapid Wake＋Eco」で、データを保持したままスリープ状態を保っていて
使いたいと思って液晶画面を開くと最速2秒以下ですぐに再開できる高速起動性。

本体サイズは、幅320mm×奥行き199mm×高さ17.85mm、
と本体をいわゆる閉じた状態で17.85mmという薄さを実現。

質量は標準バッテリーで約1.3キロ、
バッテリー駆動時間は、約5時間。

底面に拡張バッテリーを装着する事で
最大で10時間もの駆動が可能になる。

当たり前のWindowsとしても
フルHDという高解像度やハードウェアのキーボードのタイピング
といったPCならではの極限までの効率の良さを備えながら、
10点式のタッチパネルで、スタイラスもしくは指で
まさにタブレットとして手持ちで操作できるというハイブリッドな操作が出来る。

それが動画でも見てもわかるとおり
シャキン！シャキン！とキーボードとディスプレイがせり上がるギミックに
さらにソソられる。

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●VAIO Tap 20

そしてもうひとつ、
通常時は、スタンダードなデスクトップPCのように使えて、
かつディスプレイを寝かせてタッチ操作メインの使い方ができる「テーブルトップPC」

・VAIO Tap 20, the new Family Touch PC

その最大たる特徴は、
ディスプレイがアジャスタブルスタンドにより、
普通のデスクトップ用スタイルだけでなく、
水平になるほどまでに寝かせて、上からディスプレイを見下ろして
画面をそのままタッチして使うという斬新なスタイルでの利用ができること。

液晶ディスプレイは、20型ワイド液晶（1600×900ドット）で、
10点マルチタッチに対応、
画質にもこだわって、映像エンジン「Mobile BRAVIA Engine 2」も内蔵する。

GPUは、CPU内蔵のIntel HD Graphics 4000で
特に外部GPUは内蔵させていない。

表記されているスペックとしては、

OS　　　　　：　Windows 8、Windows 8 Pro
CPU　　　　：　Intel Core i7-3517U、Intel Core i5-3317U、Intel Core i3-3217U
メモリー　　：　4GB、8GB　（DDR3L 1600MHz SDRAM）
ストレージ　：　750GB、1TB HDD（5400rpm）
GPU　　　　：　Intel HD Graphics 4000

他、
ワイヤレスLAN 802.11a/b/g/n、Bluetooth Ver. 4.0 + HS、
LAN端子、USB 3.0×2（うち1つはUSB charge）、
メモリースティックデュオ/SDカードスロット共用スロット、
2.1chステレオスピーカー（S-Force Front Surround 3D）、
131万画素 “Exmor for PC”CMOSセンサー HD Webカメラ、
Web and Assist ボタン。

本体サイズは、
最小傾斜角度で幅504mm×奥行き304mm×高さ187mm、
最大傾斜角度で幅504mm×奥行き45mm×高さ312mm。

重量は、約5.2kg。

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正直、Windows 8にタッチギミックが加わってきて
既存PCにプリインストールしてみた限りでは
イマイチその恩恵もわかるはずもなく、
これ大丈夫なんだろうか？という少なからず不安はあったけれど、
こうして
そのタッチパネルを最大限に活かしたVAIOを見てみると
これは俄然アリだと思えるし、利用シーンも目に浮かんでくる。

「IFA2012」会場には、
既存、「VAIO Tシリーズ」や、VAIO Eシリーズにも
タッチパネルが搭載されたモデルが参考出品されていた模様。

Windows 8の正式発売は、2012年10月下旬。
そこにあわせて国内でもこれらのVAIOが投入される事にものすごく期待。

・ソニー、8月29日の「IFA2012」プレスカンファレンスで新型Xperiaを発表するのか！？

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