「VAIO Fit 11A」、「VAIO Duo 13」、2014年春モデルの展示実機入荷。
VAIO 2014年春モデルとして
11.6型の「VAIO Fit 11A」と、
スライダーハイブリッドPC「VAIO Duo 13」の展示実機が入荷。
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●モバイルできる可変コンパクトモデルでも
ノートPCとしてしっかり使える「VAIO Fit 11A」
「VAIO Fit 11A」 SVF11N1A1J
ソニーストア販売価格:102,800円(税込)~
「VAIO Fit 11A」のディスプレイサイズは、
11.6インチで、解像度は1920×1080。
スタンダードなノートPCとしての使い勝手はまるごと残しながら、
反対向きにしてビューワーモードにも出来てしまったり、
タブレットモードで使えてしまったりできるVAIO Fit Aシリーズの最小サイズ。
11.6インチモデルの「VAIO Fit 11A」は、
最薄部16.5mm(最厚部19mm) 、質量約1.28kg。
極端に薄いとか軽いといったベクトルは、VAIO Pro 11が向いているけれど、
フットプリント(タテヨコサイズ)がコンパクトになった事もあって
持ち運びは随分としやすくなっている。
VAIO Fit Aシリーズは、
ただタップできる「タブレットモード」になるというだけではなくて
デジタイザーペンを使って、ペンで文字や絵が描ける。
本気にイラストを描くとか、思いついたらペンで書き込むといった、
紙のノート感覚で使える。
それでいて、クラムシェル型ならではの
キーピッチは16.95mm、キーストロークは1.35mmのしっかりとした打鍵感もあるタイピングと
いつもながらのタッチパッドも備わっていて、
いつも通りに使える安心感と、文章入力のストレスがないというのも
タッチパネルが当たり前になってくると逆にとても重要に思えてくる。
今回の【VAIO・OWNER・MADE】モデルのスペックは、
低消費電力のプロセッサーPentium N3520(2.16GHz) に、
メモリーは、4GB(4GBオンボード DDR3-1333)、
SSDは、約256GB(SAMSUNG MZNTE256HMHP-00000)。
Windows8.1になって、コンピューターのパフォーマンスと評価が省かれてしまったので、
「WIN SCORE SHARE」で簡易ベンチマークをチェック。
プロセッサー ・・・6.6
メモリー(RAM) ・・・5.9
グラフィックス ・・・4.6
ゲーム用グラフィックス ・・・4.4
プライマリハードディスク ・・・7.8
参考までに、店頭モデルのスペック
Celeron N2920 (1.86 GHz)
メモリーは、4GB(4GBオンボード DDR3-1333)、
SSDは、約128GB(TOSHIBA THNSNJ128GVNU)
では以下の評価。
プロセッサー ・・・5.8
メモリー(RAM) ・・・5.9
グラフィックス ・・・4.4
ゲーム用グラフィックス ・・・4.3
プライマリハードディスク ・・・7.7
今回の新CPU、Celeron/Pentiumを比べてみると、
さすがに、「Pentium N3520」の性能が高く、
非常に低い電圧(最大TDP:7.5W SDP:4.5W)ながらしっかりとした評価になっている。
SSDは、「256GB」と「128GB」でメーカーが違うものの
SATA接続でどちらも非常に高速で、評価もほぼ変わらず高い。
それを踏まえると、
実質、ソニーストアでカスタマイズする際には、
最重要選択肢として、プロセッサーは「Celeron N2920」よりは「Pentium N3520」を搭載させい。
メモリーは、付随する選択肢として、「4GB」か「8GB」、
SSDも、容量を重視して、「256GB」か「128GB」、
を予算の調整をするというのがいいかもしれない。
・ノートPCとペンタブレットの便利さを小さく持ち出せる「VAIO Fit 11A」
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●突出した性能と、タブレットとキー入力の快適さを両立させた
サーフスライダーPC 「VAIO Duo 13」
本体部分と本体が重なりあってタブレットのようなスタイルと
ディスプレイ部分をスライドさせて、キーボードを出して作業できるPCスタイル、
2つの形状に変形できるSurf Slider(サーフスライダー)デザインを採用した「VAIO Duo 13」。
「VAIO Duo 13」のディスプレイは、画面の角度は固定になるため
キーボード入力をしながらでも、画面をタッチしたりペン操作しても
画面が後ろに倒れ込んだりグラグラしないのがメリット。
本体側の底面はカーボンファイバーにパームレストをアルミニウムという
軽量かつ剛性の高い素材を採用、
ディスプレイは、高い剛性をもつ樹脂を採用しつつ
画面の開閉を支えるヒンジはアルミニウム製のヒンジ。
「VAIO Duo 11」ユーザーには受け入れ難い事実として、
11.6型から13.3型と液晶ディスプレイが大きくなっているにもかかわらず、
横幅で10mm、奥行きで11mm、厚みにしても最厚部ですら1.65mmしか変わらず、
スッキリしたデザインもあって圧迫感を感じないデザインにとなっている事と
質量もたったの20gしか変わらないという事。
それでいて、本体内蔵バッテリーだけで約18.5時間のスタミナ、
「VAIO Duo 11」に拡張バッテリーを付けて最大約16時間よりも上回るスタミナ性能も持っている。
「VAIO Duo 13」のディスプレイは、
広視野角なIPSパネル、高コントラストはオプティコントラストパネルを採用、
さらに、「トリルミナスディスプレイ for mobile」を新たに採用したことで
色の再現領域が大幅に広がって映像が明らかに鮮やか。
「集光バックライト」を採用して
光の向きを制御する事で無駄をなくして少ない電力でも明るく見える事で、
きちんと低消費電力化を実現していて、バッテリーライフにも貢献している。
デジタイザーペンを使うと、
筆圧感知してその力の入れ具合で強弱を表現したり
ペンを持ったままで、消しゴムで消したり、右クリック操作ができたりとこの使い心地が最高。
ペン以外の手のひらが画面に触れていても反応しないからまさにペン書きの便利さを味わえる。
さらに、ペンを本体横のフックにつけていてスリープ状態になっていても、
ペンをそこから外すと、約0.3秒の超高速でスリープから自動復帰して
ロックを解除した後に、メモアプリなどをすぐに起動して使える、
これは「VAIO Duo 13」にしかない快適さ。
今回の【VAIO・OWNER・MADE】モデルのスペックは、
Core i7-4650U(1.70GHz)
8GB(8GBオンボード)
SSD 約256GB(SAMSUNG MZNTD256HAGL-00000)。
「WIN SCORE SHARE」で簡易ベンチマークをチェックすると以下のとおり。
プロセッサー ・・・7.4
メモリー(RAM) ・・・7.6
グラフィックス ・・・5.8
ゲーム用グラフィックス ・・・5.9
プライマリハードディスク ・・・8.0
「Core i7-4650U」の内蔵GPUは、「インテル HD グラフィックス5000」となる。
(それ以外は、インテル HD グラフィックス4400)
本体内に大きめのFANを取り付けて、
そこからCPUのある場所まで長リ250mmにもわたるヒートパイプを取り付けて
冷却、そして放熱効率を上げた事で、
cTDP利用して、ディスプレイを引き上げたPCスタイル時には
通常時17Wから、最大25Wまでの動作が可能になるので
ターボブースト時の最大3.30 GHzというフルパワーで利用することができる。
目の前で起きている事象を、
映像としても音声としても取り込みながら、
頭に思い浮かんだ情報(文字や絵)をペンで書き込んで
デジタルデータを残していけるをストレスなくしていけるのが「VAIO Duo 13」。
・広いキャンバスにペンで描ける「VAIO Duo 13」(前編)
・広いキャンバスにペンで描ける「VAIO Duo 13」(後編)
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この2014年春モデル2機種には、
標準で「Adobe Photoshop Elements 12」がプリインストールされていて、
3月のアップデータより、筆圧感知にも対応するので
写真編集が劇的にやりやすくなる。
さらなるベンチマークや使い勝手を含めて
これからガシガシ使ってみよう。
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