6インチサイズの「Xperia T2 Ultra(D5303)」をいじってみた雑感。
2014年1月に発表された、「Xperia T2 Ultra」。
Ultraというネーミングが付いているからわかるとおり、
Xperia Z Ultraと同じく大画面シリーズの廉価版モデル。
さすがに連日Xperiaを買いすぎて自重気味なので、
今回は、EXPANSYSさんよりお借りしてのレビュー。
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●Xperia T2 Ultraの外観をみてみる!
「Xperia T2 Ultra」の正式型番は、(D5303)。
パッケージは、薄型で、
本体の他に入っている付属品は、microUSBケーブルと、ACアダプターに
あとは、取説といった紙類。
なんてことはない超シンプルな構成。
カラーバリエーションは、
Black(ブラック)、White(ホワイト)、パープル(Purple)の3色展開で、
今回のモデルは、ホワイト。
ディスプレイサイズは、6インチ。
Xperia Z Ultraは、6.4インチだから0.4インチほど小さくて
片手でグリップしても随分と持ちやすく感じる。
せっかく6インチもある大画面のに
解像度が1280 x 720にととどまっているのが何ともももったいない気がする。
本体サイズは、
高さ 約 165.2mm × 幅 約 83.8 mm × 厚さ 約 7.65mmm
質量は、約172g。
プロセッサーは、Snapdragon 400 MSM8x28 1.4GHzクアッドコアで、
メモリーは、1GB、内部ストレージは8GBと
スペックもミドルレンジというだけあってスペックも抑えめ。
Xperia T2 Ultra本体を手にするとわかるのだけど、
の背面は、光沢感のあるプラスチック素材に
側面も同じくプラスチック素材の組み合わせでわりとチープ。
Xperia Z Ultraは、背面がガラスで
側面がアルミの削りだしで出来ている事もあって質感が非常に高いのもあって、
例えば、同じホワイトカラーでも印象が随分と違う。
そのぶん軽くて、神経質にならずに使えるというメリットもある。
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背面の左上にあるのが
約1,300万画素のイメージセンサーExmor RS for mobileを採用するカメラで、
LEDのフラッシュを搭載する。
ここは、Xperia Z Ultraの約800万画素のカメラ性能を上回る。
NFCは、真ん中上部あたりに配置して、
中央部分にSONYロゴ、下部分にXPERIAのロゴとスピーカーを配置。
これが以外なことにしっかりと大きい音声で鳴らせて便利だったりする。
正面の上部中央にSONYロゴ、
そのすぐ右横に、110万画素のカメラを備える。
下部分には一切のロゴもなく、
従来のXperiaのホワイトモデルの多くが、ベゼルはブラックなのに対して、
Xperia T2 Ultraは、ベゼルもホワイトというのも珍しい。
カバーに覆われているのは、
microSDカードスロットと、SIMスロット。
イヤホンジャックと、microUSB端子にはカバーはなく
すぐに直刺しできるのは便利。
ただし、Xperia Z Ultraのような防水防塵性能は持たず、
最近のXperiaシリーズのトレンドになっているマグネット端子がない。
電源ボタン、ボリュームボタン、カメラボタンがあるのだけどこれも樹脂製、
押しやすいといえは押しやすいけど、
やたらとカメラボタンに指があたって、不意にカメラが起動すること数回。
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●Xperia T2 Ultraの中身もチェックしてみる。
「Xperia T2 Ultra」の中身もチェックしてみる。
このタイミング(2014年4月)に出てきても
Android OSのバージョンは、4.3(Jelly Bean)。
ストレージ容量も8GBと少なくて
機器としてみえている容量は4.68GBで
初期値で利用できる容量は4.28GB。
幅広い色再現領域を持つ「トリルミナスディスプレイ for mobile」を採用するものの、
写真や動画を鮮やかに表示するためのエンジンは、
「X-Reality for Mobile」ではなく、「モバイルブラビアエンジン2」。
「ホワイトバランス」の調整機能もないけれど、
Xperia Z1fにしか備わっていなかった「手ぶくろモード」が備わっていたりする。
オーディオ機能には、
内蔵スピーカーに適した再生ができる「Clear Phase」や
しっかりとした音声を鳴らせる「xLOUD」といったスピーカー向けの機能のみを搭載。
イコライザーからClearAudio+といったサウンドエフェクト機能はない。
「Xperia接続設定」には、
Xperia Z Ultraにある「mirrorLinkの開始」がない代わりに、
Windows8.1以降のPCとXperiaをBluetoothでペアリングして
以降Xperia側の設定はしなくてもPCからモバイルネットワークに接続できる
「Windowsテザリング接続」は搭載している。
バッテリー容量は3,000mAh、
「省エネモード」を設定することで、バッテリーの消費を極力抑えて
より長く使えるカスタマイズもできる。
Xperia Z2では、グローバルモデルながらも「全アプリ終了」が追加されていたけれど、
Xperia T2 Ultraには備わっていない。
ホーム画面の上からプルダウンして出す「クイック設定」は、
最大10コまで表示可能で、
5コ以内で1行、6コ以上で2行の配列で並ぶ。
ここで、Xperia T2 Ultraならではのおもしろい機能が、
「片手で通知アクセス」という機能。
大画面ともなると、片手持ちしてディスプレイの上から
通知パネルをプルダウンするのは至難の業。
そんな場合でも、ホームボタンをダブルタップしてやると
通知パネルが画面の下側にショートカットして表示されて
片手で本体をホールドしたまま
親指でそのまま使えるといった使い方ができる。
それから、キー入力のIMEとして新たに「PO Box Plus」が入っていて、
このなかに、キーを右側、もしくは左側によせて小さく表示する
「片手キーボード」というモードがある。
これもまた片手で持ったままタップしたい場合に便利で
使いたいときだけ切り替えて使える。
使ってみると何気に楽ちんだったので、
これはぜひXperia Z Ultraにも載せて欲しい機能。
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<左から、Xperia Z2(5.2インチ)、Xperia T2 Ultra(6インチ)、Xperia Z Ultra(6.4インチ)>
Xperia T2 Ultraは、Xperia Z Ultraよりもちょっと画面がサイズダウンしたことで
かなり持ちやすて扱いやすくなった印象。
全体の見た目のチープさはまぁこれはこれで割り切るとしても
6インチあるのに、解像度が1,280×768なのはちょっともったいないなと思ったものの、
ホーム画面のアイコン配列は、5×5とわりと使いやすくなっていて、
(5.2インチ以下のXperiaは、4X4グリッド)
実際つかってみたら、これはこれで使えるもんだなと。
ただ、全体の外観がチープさもあったりスペック不足も否めないので
もう大画面だと割りきって使うなら、実質価格差もほとんどない事もあって
個人的には、Xperia Z Ultra一択のような気がしないでもない。
<Xperia Z2グローバルモデルのレビュー>
・グローバルモデル「Xperia Z2(D6503)」の外観ファーストインプレ!
・「Xperia Z2(D6503)」をいじりながら進化したところをチェック。
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・Xperia Z2の強化されたノイズキャンセル機能を使ってみる。
・Xperia Z2+DACアンプを使ってハイレゾ音源を聴いてみる!
<Xperia Z Ultra(Wi-Fiモデル)のレビュー>
・「Xperia Z Ultra(Wi-Fiモデル)」限定パープルを手にしたファーストインプレ!
・持ち運べる大画面が心地良い「Xperia Z Ultra(Wi-Fiモデル)」
・Xperia Z Ultraを快適にするアクセサリーを使ってみる(その1)
・Xperia Z Ultraを快適にするアクセサリーを使ってみる(その2)
・Xperia Z Ultraでリモートデスクトップを使って「艦これ」をしてみよう!
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・手持ち子機にしたり、2台同時接続が楽しいワイヤレスヘッドセット「SBH52」!
<Xperia Z Ultraグローバルモデルのレビュー>
・6.4インチサイズの「Xperia Z Ultra」の外観ファーストインプレ!
・「Xperia Z Ultra」をぼちぼちいじってみた雑感。
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3件のコメント
外でネットしたり読書するためにデカイのを探しました。
で、z ULTRA 触ったんですけど、デカ過ぎ・・
なのに海外では、こんないいサイズを出してる。何考えてんの?
軽さ!
薄さ!
価格の安さ!
共に魅力的 で欲しい!
けどメモリー16G RAM2G とスピーカーの 性能は上げ欲しい。
手袋モードですが、Z1fのみではなくXperia sola、SPにも搭載されていますよ。