薄くて軽いA4サイズ(13.3インチ)のデジタルペーパー「DPT-S1」をソニーストアで販売開始。
ちょうど去年2013年5月、「紙のデジタル化」により学習効果や生産性を上げる支援として、A4サイズに相当する13.3型の「デジタルペーパー」端末を開発、その後2013年11月に企業や大学に向けて、紙のように読みやすく書きやすいデジタルペーパー「DPT-S1」を商品化。
・13.3型の大画面で、世界最薄・最軽量を実現した業務用デジタルペーパーを商品化、企業や大学向けソリューションを提供
~「紙のデジタル化」により生産性や学習効果の向上を支援~
と、こんな面白いガジェットなのに、当初販売する対象として、企業や学校という特定の法人向けとなっていた事もあって、個人でも法人でも入手が非常に難しく、手に入れられるとしたらamazonなどから探して、しかも割高な金額で販売されているものを買うしかなかった。
それがようやく、ソニーストアでも取り扱いを開始!
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●デジタルペーパー「DPT-S1」うんちく
ディスプレイサイズは、13.3型フレキシブル電子ペーパー(解像度1200×1600ドット) で、ほぼ紙のA4サイズに相当するサイズで同じような感覚で見る事ができるデジタルペーパー。
フレキシブル電子ペーパーとソニー製薄型リチウムイオン電池の採用しているため、大画面ながらも厚みは約6.8mmと薄く、重さも約358gと非常に軽いのが特徴。
フレキシブル電子ペーパーは、紙のような白と墨のような黒で高コントラストと16階調のグレースケールで文字も画像も自然に美しく表現できる。バックライトもないため、長時間見ても目が疲れにくく、反射型ディスプレイを搭載しているため、明るい屋外でも文字をしっかり読めるというのが、液晶ディスプレイとは全く違うところ。
付属のスタイラスペンを使って文字を描く際にも、ガラスやタッチパネルが途中に入らないので、より視差のズレもなく紙に書く感覚で描くことができる。
機能としては、文書や白紙に手書きを加えたファイルを保存したり、ハイライトや付箋メモ、ソフトウエアキーボード入力といった事もできる。
内蔵メモリーは、約4GB(使用領域は約2.8GB)で、外部メモリーとしてmicro SDメモリーカードスロットを利用できる。他、Wi-FiやマイクロUSB端子を搭載する。
バッテリーの持ちも非常に長く、低消費電力の電子ペーパーを採用したことで1回のフル充電で最長約3週間(Wi-Fiオフ時)利用できるので、電源をより気にしなくて良いというところも、より紙の感覚に近づいている。
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電子書籍リーダー”Reader”が より大型化したのかな?と思わせておいて、Readerを読む機能は一切入ってなくて、まさにPDFデータを読んだり、手書き注釈を入れたりしていくまさ に紙データ。しかも、13.3インチという大きさなのに薄くて、軽くて、バッテリーの持ちを気にしな良いよ、従来のガジェットとはまるで違った感覚、まさ にアナログ的紙感覚。
メモリーにデータ突っ込んでみればいいかと思っていたけど、Wi-Fiを内蔵してるので、直接もってこなくても、サーバーにアップしておいてそこにアクセスするようにしたらもっと楽じゃないか!と、一人で思わずはしゃいでしまって、思わず購入。
こ、これはScanSnapが、またもや活躍しそうな気分!
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●デジタルペーパー「DPT-S1」とアクセサリー
デジタルペーパー「DPT-1」
ソニーストア販売価格:98,000円(税別)
デジタルペーパー専用スタイラスペンセット「DPTA-P1」
ソニーストア販売価格:5,500円(税別)
デジタルペーパー専用スタイラスペンのフェルト替え芯「DPTA-PTF1」
ソニーストア販売価格:1,500円(税別)
反射低減タイプ 液晶保護シート 『Perfect Shield デジタルペーパー DPT-S1』(液晶保護フィルム)
光沢タイプ 液晶保護シート 『Crystal Shield デジタルペーパー DPT-S1』(液晶保護フィルム)
・週刊アスキーが電子書籍化されたから、いろんなガジェットで読んでみようw
・自分の手持ちの本をPDF化してSonyTabletを電子本として楽しむ。