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日本のPlayStation5 の販売価格は過去値上がりしても優遇されていた。それ故の海外転売という課題と、日本語専用モデルという突破口。

PS5が2020年に発売されて以来、円安や部材高騰の影響もあり販売価格は高騰し続けていた。

そこに、新たに日本語専用という特別なルールを設けて55,000円(税込)という販売価格で打ち出されたPlayStation(R)5 デジタル・エディション 日本語専用 CFI-2200B01は、ようやく2022年~2023年頃の価格にまで引き下げられた事になる。

では、今までは日本のPS5の販売価格は一方的に値上がりしたのか?

海外の販売価格の推移も含めて考えると、日本向けの販売価格は長い間、海外よりも安価に設定されていたことがわかった。

・PlayStation 5 | PlayStation(R) | ソニー

PlayStation5 発売から5年間の販売価格の推移を追ってみた。「PS5デジタルエディション日本語専用」に加えて、ディスクドライブを搭載した「PS5通常モデル 日本語専用」は発売されるのか?

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●日本で販売するPS5は長い期間安価だった。ただし海外への転売が横行。

PS5通常モデル販売価格推移
・CFI-1000シリーズ(2020年11月12日)
54,978円(税込)

・CFI-1200シリーズ(2022年9月15日)
60,478円(税込)(+5,500円)

・CFI-2000シリーズ(2023年11月10日)
66,980円(税込)(+6,502円)

・CFI-2000シリーズ(2024年9月2日)
79,980円(税込み)(+13,000円)

PS5デジタルエディション販売価格推移
・CFI-1000シリーズ(2020年11月12日)
43,978円(税込)

・CFI-1200シリーズ(2022年9月15日)
 49,478円(税込)(+5,500円)

・CFI-2000シリーズ(2023年11月10日)
 59,980円(税込)(+10,502円)

・CFI-2000シリーズ(2024年9月2日)
72,980円(税込み)(+13,000円)

 

PS5の過去の販売価格をまとめると、2022年、2023年、2024年に値上げしている。

特に2024年は、同じ製品CFI-2000のままなのにもかかわらず価格改定により13,000円もの値上げとなり、ユーザーに大きな衝撃を与えた。

日本の販売価格だけを見ると、一方的に値上げされているように見える。

しかしながら、ドル円の為替レートを考慮した北米での販売価格(円換算)を比べると、その印象も随分と変わっくる。

PlayStation 5 通常モデル 日本・北米の販売価格差


上のグラフは、青色がPS5通常モデル(ディスクドライブ搭載)の販売価格、緑色がその当時のドル円為替レートをもとに計算した北米でのPS5通常モデルの販売価格(円換算)。

下の段の水色が日本と北米での価格差。

発売当初、日本は北米よりもPS5の販売価格は安かったものの、その差は1万円を超えておらず大きな違いはなかった。

それよりも需要と供給がまったく釣り合っておらず、PS5出荷台数は世界的に全く足りず2年以上も購入がしづらい状況が続いた。

発売から2年弱は日本のPS5販売価格に変化がなかったが、その裏で為替は大きく変動し、2020年11月 1ドル約104円程度だったレートが2022年9月 には1ドル約140円まで上昇する円安となった。

円安が進むと日本と北米のPS5の価格差は大きくなり2万円を超えてしまいそうなほど。

この価格差は、日本でPS5を購入し海外で売るだけで儲かるため、ただでさえ一般ユーザーが買えない中で、”転売ヤー”が介入することでより入手を難しくする原因となっていた。

最初の値上げでCFI-1200が約5500円値上げしても、海外との価格差は1万円以上ある状況が続き、PS5の海外転売需要は収まらず依然として購入しやすいとは言えない状況だった。

このころも販売店舗などでは、一人1台まで、識別のために販売店のクレジットカードなどを持っている人にのみ販売するなど、出来る限りの転売対策をしていた。

状況が変化しはじめたのはFF16の発売前後で、PS5の出荷台数も増え日本の店頭で普通に購入出来るようになってきた。

ただし海外との価格差も1万円~1.5万円以上ある状況は変わらず、海外転売も続いている。

2度目の値上げは、2023年11月 PS5 Slim(CFI-2000)の発売タイミング。

約6500円の値上げとなり、従来のゲームハードの価格推移とは逆行していた。

ただ値上げしたといっても、為替レートは2024年11月 1ドル約149円と、より円安になって海外との価格差は1万円以上を推移している。

俯瞰して見ると価格は上がっているものの、実際にはCFI-1200~CFI-2000初期までは入手しやすく日本ユーザーに優遇した価格で提供していたという事になる。

3度目の値上げは、2024年9月。

約13,000円の値上げとなり、為替レートを考慮すると海外と日本とほぼ差がなくなる価格設定となった。

これにより海外向けの転売需要は減少し、PS5を大量に転売する行為がこの時期に終息。

しかしながら、日本ユーザーからすれば大幅に上がった価格では購入するのをためらってしまうのも致し方ない。

2025年8月には北米でもPS5通常モデルの価格を50ドル値上げしたことで、再び価格差が1万円を超えている。

PS5の日本価格・北米価格・為替レートを見れば、少なくとも発売から4年近く日本向のPS5はより安価に提供されていたと言える。

少なくともコロナ禍、物価高騰、円安という状況で、海外価格よりも1~2万円安くPS5を提供していた。

ただし国内・海外への転売を防ぐことができなかったという課題は残る。

PlayStation 5 デジタルエディション 日本・北米の販売価格差


同様にデジタルエディションについてもグラフにしてみた。

青色がPS5デジタルエディションの販売価格、緑色がその当時のドル円為替レートをもとに計算した北米でのPS5通常モデルの販売価格(円換算)、水色が日本と北米での価格差。

スリムモデル(CFI-2000)が登場するまでは通常モデルと同じ流れ。

デジタルエディションは、海外でもスリムモデル発売時に値上げしている。

北米では税抜きで、2023年11月に399.99ドルから449.99ドルに値上げ。

2025年8月にさらに499.99ドルに値上げしているため、初期からすると100ドルも値上げとなっている。

その状況で、日本向けにPS5デジタルエディションの日本語専用モデルを発売。

制限として日本語・日本アカウント専用、容量が825GBとなるものの、日本語専用モデルは55,000円(税込)、17,980円もの値下げとなったのである。

Nintendo Switch2」日本語・国内専用の前例があるとおり、海外への転売は抑えることができる。

PlayStation(R)5 デジタル・エディション 日本語専用 CFI-2200B01は高いのか?


PS5デジタルエディションの販売価格の推移は、上の図のようになる。

PS5発売時は、日本では39,980円(税抜)、北米では399.99ドル(税抜)。

為替レートも1ドル約104円で、日本・北米の価格差もほぼない。

一方で今回の日本語専用モデルは50,000円(税抜)、北米ではCFI-2100Bが499.99ドル(税抜)となっている。

5年前の初登場時よりも価格が上がっている要因は物価高騰によるもの。

それよりも注目すべきは、為替レートは当時1ドル約104円から今や1ドル約154円にまで円安となっている点。

1ドル150円で計算すると北米モデルの日本円換算の価格が約7.5万円と考えると、単純計算で日本語専用モデルは約2.5万円も安い。

日本語専用モデルの50,000円(税抜)という価格は、1ドル約100円という異次元レートになっているのである。

PS5デジタルエディション日本語専用
日本価格:50,000円(税抜)
北米価格:499.99ドル(税抜)
Nintendo Switch2
日本価格:45,437円(税抜)
北米価格:449.99ドル(税抜)

 

日本語専用とすることで価格を抑えるという「Nintendo Switch2」の手法は非常に有効的であり、PlayStation(R)5 デジタル・エディション 日本語専用 CFI-2200B01が登場するきっかけになったとも考えられる。

おそらくはハードでの利益はないどころか赤字の可能性もある。

それでも日本国内で家庭用ゲーム機として普及を考えたうえで特別な販売戦略を遂行してくれた事はとても喜ばしい事だと言える。

そしてそれは、多くのユーザーがゲームソフトを買うことやネットワークサービスを利用することで還元されるのであって、我々はゲームを遊び尽くすことが使命だと思えば良いのではないか。

PS5 デジタル・エディション 日本語専用(CFI-2200B01)を、ソニーストアで最大限安く購入する。ディスクドライブ(CFI-ZDD1J)も合わせるといくらになる?

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●PlayStation 5本体ラインナップ


PlayStation(R)5 デジタル・エディション 日本語専用 CFI-2200B01
ソニーストア販売価格:55,000円(税込)
●提携カード決済で3%OFF

PlayStation 5 デジタル・エディション 日本語専用(CFI-2200B01)特徴
・ストレージ容量825GB
・利用できる本体言語は日本語のみ
・「国/地域」が「日本」のPlayStationのアカウントのみ
・日本のPlayStation Storeで入手したダウンロード版のPS5・対応PS4ゲームのみ
※ディスクドライブを購入することで、ディスク版、映像作品を楽しむことが可能

直接購入ページ
・PlayStation(R)5 デジタル・エディション 日本語専用 CFI-2200B01


PlayStation 5 Pro CFI-7000B01
ソニーストア販売価格:119,980円(税込)


PlayStation(R)5 CFI-2000A01
ソニーストア販売価格:79,980円(税込)
●提携カード決済で3%OFF

PlayStation(R)5 デジタル・エディション CFI-2000B01
ソニーストア販売価格:72,980円(税込)
●提携カード決済で3%OFF

PlayStation(R)5 DualSense(R)ワイヤレスコントローラーダブルパック
CFIJ-10018
ソニーストア販売価格:89,980円(税込)
●提携カード決済で3%OFF

PlayStation(R)5 デジタル・エディション DualSense(R)ワイヤレスコントローラーダブルパック
CFIJ-10019
ソニーストア販売価格:82,980円(税込)
●提携カード決済で3%OFF

縦置きスタンド CFI-ZVS1P
ソニーストア販売価格:3,980円(税込)
●ソニーストア割引クーポン10%OFF

●提携カード決済で3%OFF

ディスクドライブ CFI-ZDD1J
ソニーストア販売価格:11,980円(税込)
●ソニーストア割引クーポン10%OFF

●提携カード決済で3%OFF

 

・PlayStation 5 | PlayStation(R) | ソニー

直接購入ページ
・PlayStation(R)5 CFI-2000A01
・PlayStation(R)5 デジタル・エディション CFI-2000B01
・PlayStation(R)5 DualSense(R)ワイヤレスコントローラーダブルパック CFIJ-10018
・PlayStation(R)5 デジタル・エディション DualSense(R)ワイヤレスコントローラーダブルパック CFIJ-10019
・縦置きスタンド CFI-ZVS1P
・ディスクドライブ CFI-ZDD1J


PlayStation Portal リモートプレーヤーCFIJ-18000
ソニーストア販売価格:34,980円(税込)
●提携カード決済で3%OFF

付属品
・PlayStation Portal リモートプレーヤー ×1
・USBケーブル ×1
・印刷物一式 ×1


プレイステーション 5 DualSense Edge™ ワイヤレスコントローラー
CFI-ZCP1J
ソニーストア販売価格:34,980円(税込)
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF

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