「Creators' App」アプリが進化！カメラとスマホ間を有線接続して、カンタンにUSBテザー撮影（リモート撮影）や画像の高速転送。Xperia、iPhone、Android タブレット、ウォークマンに対応。α1、α7SIII も近日対応予定。

2024.02.28

「Creators’ App」アプリが進化！カメラとスマホ間を有線接続して、カンタンにUSBテザー撮影（リモート撮影）や画像の高速転送。Xperia、iPhone、Android タブレット、ウォークマンに対応。α1、α7SIII も近日対応予定。

ソニーのカメラとクラウドをつなげて、撮影・共有の体験を広げるスマートフォン「Creatos’ App」アプリが、大規模アップデート。

＜「Creatos’ App」アップデート内容＞
– クラウドアップロード (カメラダイレクト) に対応 (FX3, FX30)
– カメラからスマートフォンへの有線転送に対応
‐ スマートフォンを介してカメラへのLUTファイルインポートに対応(FX3, FX30, α9 III, α7CR, α7C II, ILX-LR1)

今回待望の、”USBケーブルを使用したカメラとスマートフォンの有線転送”に対応。

今まではワイヤレス通信でカメラとスマートフォンを連携のみだったけれど、有線接続に対応したことで安定した高速大容量の通信が可能になった。

・Xperia(TM) スマートフォン | ソニー
 ・PDT-FP1 | デジタル一眼カメラα（アルファ） | ソニー
・デジタル一眼カメラα（アルファ） | ソニー

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●「Creators’ App有線接続による高速転送に対応
●高速大容量ストレージ、大容量microSDカード、大画面、最適な端末は様々
●今後α1、α7SIIIも「Creators’ App」に対応予定。最近のソニーカメラなら有線接続が利用できる。
●Creators’ App対応（予定）カメララインナップ
- Creators’ App対応済み
- Creators’ App近日対応予定

●「Creators’ App有線接続による高速転送に対応

「Creatos’ App」は、カメラで撮影した動画・静止画を簡単にクラウドサービスへアップロードするスマートフォン向けアプリとして、2023年2月下旬に配信を開始。

ただし、カメラとスマートフォンの連携は、以前のアプリ「Imaging Edge Mobile」とほぼ変わらず、全くと言っていいほど進化を感じられなかった。

カメラのリモート撮影（テザー撮影）や画像転送はできても無線（Bluetooth・Wi-Fi）の接続だと、映像の安定性が低かったり、写真の転送の速度などが遅いというデメリットがある。

USB type-Cでカメラとスマホを有線接続した場合の快適さはこの動画を見ただけでわかるはず。

ペアリングも必要ないしケーブルを接続さえすれば、テザー撮影や画像の取り込みがすぐに利用できる。

ワイヤレスで接続する場合でも、ちょっとした写真を数枚程度転送するくらいであれば使えなくはなかった。

けれど、大量の写真を選んだり転送しようとするとかなり大変。

サムネイル表示にも時間がかかるし、選ぶのも時間がかかって、接続が切れたら最初からやり直し。

画像転送している最中は、カメラの撮影もできないため、余計にストレスが貯まる。

今回のアップデートで、USBの有線接続ができるようになったことで、高速データ伝送ができるようになったことで、すべてにおいて快適さが増している。

有線接続する端末は、基本的に制限はなく、Android スマートフォン（Xperia）やタブレットでも、iPhone、ウォークマン（Android OS）でも利用出来る。

そんなに転送スピード変わらないんじゃ？と思うかもしれないので、実際に無線転送と有線転送の比較の様子を動画にしてみた。

無線転送では、ペアリング済みであればすぐにカメラを認識するものの、カメラとスマートフォンの接続までに少し時間がかかる。

有線接続は、USBを物理的に接続する必要があって面倒に思えるけれど、電波干渉とは無縁で周りの環境に左右されず、恐ろしくレスポンスが早い。

数MBの静止画を9枚転送するときの時間を比較したところ、無線転送で1枚画像転送しているあいだに、有線接続は9枚の画像の転送が終わっている。

いかにUSB転送時のデータ転送が高速かがわかる。

この動画比較は、オリジナルのJPEG画像を転送したものだけれど、さらに容量の大きいRAWデータや動画データを転送した場合にはその差はもっと大きくなる。

正直な話、大容量データの無線転送は、途方もない時間がかかるのでやりたくないと思えるくらいに有線接続が快適。

また、「Creatos’ App」には、バックグラウンド中でも接続を維持する設定もある。

カメラとスマートフォン接続をしてさえいれば、スマートフォンで別アプリを開いても画面を消灯しても接続を維持できるので、写真を取り込み中でもスマートフォンで別の作業を行なうことができる。

リモート撮影（テザー撮影）中でも、ケーブルを挿したままにしてスマートフォンはカバンやポケットに入れておけば、勝手に写真が転送されていく。

ここでも単純に考えると無線接続のほうがスッキリ煩わしくなくて良いじゃないと思ってしまうけれど、有線接続のスピードを体感すると選択肢はコレしかないと思える。

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●高速大容量ストレージ、大容量microSDカード、大画面、最適な端末は様々

強烈に使い勝手が良くなった「Creators’ App」アプリを使ってデータを転送する端末の選択の幅は広い。

もちろん自分の使いたい目的によって、ベストの端末は変わってくるはず。

そこで、特長のある端末ごとにどういった用途に適しているか考えてみた。

＜参考例＞
・高速大容量ストレージ：SIMフリーモデルXperia
・大画面テザー撮影（リモート撮影）：タブレット
・コンパクト+microSDカード：AndroidウォークマンA300シリーズ

高速大容量ストレージ：SIMフリーモデルXperia

スマートフォンの内蔵ストレージへ画像を転送するメリットは、カメラからデータを高速に転送できる事。

だとすると、内蔵ストレージが大容量がいいに決まっているけれど、そのぶん端末価格は高くなる。

例えば、Galaxy S23 Ultraの512GBモデルは18万円以上、256GBモデルは16万円。iPhoneであれば、iPhone 15の512GBは169,800円、256GBは139,800円。

最新モデルは、傾向としてストレージ容量の上昇にともなって価格の負担も大きいけれど、SIMフリーモデルのXperiaは意外とリーズナブル。

参考までに、今現在（2024年2月27日）での最安モデルは、512GBで99,000円のXperia PRO-I、256GBで49,500円のXperia 5 III 。

テザー撮影に使うならサブ端末としてチョイスしてもいいし、もちろんメイン端末として最新モデルのXperia 1 VやXperia 5 Vを使っても良い。

大画面テザー撮影（リモート撮影）：タブレット

大画面テザー撮影（リモート撮影）をしたい場合には、タブレットが活躍する。

接続端子がUSB type-C であれば、AndroidタブレットでもiPadでもOK

カメラの背面モニターのサイズや、スマートフォンのディスプレイサイズと比べて、圧倒的に大きいことがメリットになる。

ポートレート撮影などでも被写体さんに、撮影画面を大きく見せることができて、画像のチェックもしやすくなる。

あえていえば、USB type-C の接続が抜けかけてしまうと当然映像が途切れてしまうので、取り回しのさいにはしっかり固定をする策を考えておいたほうが良い。

microSDカードを利用してデータ容量を確保：AndroidウォークマンA300シリーズ or Xperia

「Creatos’ App」は、内部ストレージ以外にも、SDカードへデータを保存する設定がある。

そのため、microSD カードを利用できる端末であれば大容量データを保存できる。

GalaxyやiPhone、最近のタブレットなどでは、ほとんどmicroSDカードが利用できなくなっているので、microSD カードを利用できるXperiaやウォークマンは貴重。

もしも、Androidウォークマン（NW-A300シリーズ）を持っていれば、microSD カードを活用して、最小のAndroid端末としての使い道もある。

Androidウォークマンはその小ささを活かして、ウォークマンをポケットに入れたまま撮影をすれば、どんどん画像が転送されていくminiストレージ的な使い方もできるのが利点。

microSD カードを利用する場合の注意点としては、内部ストレージと比べて書き込み速度も読み込み速度も遅いので、データの転送が少し遅くなってしまう事。

だとしても何度も言うように無線接続よりはよっぽど早いので、使わない手はない。

microSD カードは、内部ストレージの容量の大きいスマートフォンを買うよりも安価に容量追加できるので、カメラのバックアップのために利用しない手はない。

＜動画レビュー＞

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●今後α1、α7SIIIも「Creators’ App」に対応予定。最近のソニーカメラなら有線接続が利用できる。

なかなか新機能のアップデートのなかった α1、α7S III。

しかし、「Creatos’ App」の大規模アップデートとともに今後対応予定のカメラとして、α1、α7S IIIが追加された。

スマートフォンやタブレットでワイヤレスにモニタリングが可能な「Monitor ＆ Control」も2024年3月以降に対応を予定している。

α1、α7S IIIは、ようやく大規模な本体アップデートによりスマホとの連携が良くなるので非常に楽しみ。

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●Creators’ App対応（予定）カメララインナップ

Creators’ App対応済み

デジタル一眼カメラα7C II「ILCE-7CM2」
ボディのみ
カラーバリエーション：ブラック、シルバー
ソニーストア販売価格：295,900円（税込）
●長期保証＜3年ベーシック＞付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF

デジタル一眼カメラα7CR「ILCE-7CR」
ボディのみ
カラーバリエーション：ブラック、シルバー
ソニーストア販売価格：449,900円（税込）
●長期保証＜3年ベーシック＞付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF

デジタル一眼カメラ α7 IV 「ILCE-7M4」
ソニーストア販売価格：372,900円（税込）
●長期保証＜3年ベーシック＞付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF

APS-Cセンサー搭載デジタル一眼カメラα6700「ILCE-6700」
ボディのみ
ソニーストア販売価格：218,900円（税込）
●長期保証＜3年ベーシック＞付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF

デジタル一眼カメラα9 III「ILCE-9M3」
ソニーストア販売価格：880,000円（税込）
●長期保証＜3年ベーシック＞付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF

デジタル一眼カメラα7R V ボディ「 ILCE-7RM5」
ソニーストア販売価格：555,500円（税込）
●長期保証＜3年ベーシック＞付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF

デジタル一眼カメラ「ZV-E1」ボディ
カラーバリエーション：ブラック、ホワイト
ソニーストア販売価格：328,900円（税込）
●長期保証＜3年ベーシック＞付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF

デジタルカメラ「VLOGCAM™ ZV-1 II」
カラーバリエーション：ブラック、ホワイト
オープン価格
ソニーストア販売価格：119,900円（税込）
●長期保証＜3年ベーシック＞付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF