デジタルスチルカメラ「DSC-RX1RM2」、2015年12月中旬発売予定から来年へ発売日延期。
2015年11月6日に発表されたサイバーショット”RX1シリーズ”の新モデル「DSC-RX1RM2」が、当初12月中旬発売予定だったものから、現時点で未定へ。
その理由としては、生産上の都合により発売を延期という事で、以降、発売時期については2016年1月中旬頃に改めてソニーHPで案内がされる模様。
今回発売延期となるのは、デジタルスチルカメラ「DSC-RX1RM2」と、ソフトキャリングケース「LCJ-RXH」。
「RX1RⅡ」は確かに一体型のコンパクトボディに、中身がまるっきりα7RⅡと同じセンサーからAF機能からあらゆる性能をそのまんま収めてさらにローパスフィルターを自前でオンオフできるようになった上に、ポップアップ式のファインダーや背面液晶モニターが可変になったり、Wi-FiとNFCも搭載されたりと、バケモノ級のコンパクトデジタルカメラ。
ここまでのスペックにテンションが上がって先行予約販売で購入して楽しみにしてたのに、まさかこの発売日ギリギリのタイミングで延期というのもかなり納得がいく話ではないけれど、かなり高価なカメラだし発売されて何かあっても困るから、もちろんキッチリした製品としてなるべく早くにリカバリーして発売して欲しい。
・35mmフルサイズセンサーを搭載したRXシリーズ最上位機種 『RX1R II』を発売 | プレスリリース | ソニー
・デジタルスチルカメラ「DSC-RX1RM2」発売日延期のお知らせ
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●サイバーショット「RX1RⅡ」のスペック。
「RX1RⅡ」は、一体型のコンパクトボディにα7RⅡと同じ35mmフルサイズの有効約4240万画素「Exmor R」裏面照射型CMOSセンサーを搭載。
ギャップレスオンチップレンズや反射を低減するARコーティング付きシールガラスと組み合わせて集光率を大幅に向上。有効約4240万画素という超高解像度ながら、高感度で低ノイズに大きく貢献して、常用でISO100-25600、拡張でISO50-102400までカバー。
また、読み出し回路を大幅に強化して、に伝送速度の速いCu(銅)配線を採用して、従来機比で約3.5倍の高速読み出しができる。
画像面積のなんと45%をカバーする399点位相差検出AFと25点のコントラストAFのハイブリッドAFをそなえて、AFのスピードもRX1Rの30%も高速化している。
そして、なんと世界初、ソニーのカメラ初の「光学式可変ローパスフィルター」を搭載。
どういう事かというと、ローパスフィルター効果のオン/オフの切り替ができるようになって、解像感とモアレ、偽色の除去効果を優先するか、解像感を重視した撮影を優先するかという事が意図的に選べるようになる。
しかも、ローパスフィルターのブラケット撮影も一発でできるとか。
まさかの、従来の「RX1シリーズはローパスのありなしのバリエーションだったり、α7シリーズですらどちらか一方というお決まりの概念がまたなくなってしまった。
レンズは、ZEISS「ゾナーT*」35mm F2 単焦点レンズ。
球 面収差、像面湾曲を軽減して画面のすみずみまでシャープな解像感と高コントラストをもつカールツァイスレンズに、ゴーストやフレアなどの不要な反射光を減 らす「T*(ティースター)コーティング」を施して、かつ、F2からF11までの常用域で綺麗な円形のぼけを表現できる9枚羽絞り。
インナーフォーカス方式を採用して、鏡筒を小型化しつつ、撮像面からの最短撮影距離は20cmで最大撮影倍率0.26倍というマクロ撮影もできる。
進化点は多岐に及んでいて、従来の「RX1シリーズにはなかったポップアップ式の電子ビューファインダー「XGA OLED Tru-Finde(トゥルーファインダー)」を搭載。しかも本体サイズはかわらず。
小型ながらもXGA( 1024×768 )の高精細な有機ELパネルの色再現性とファインダー倍率0.74倍という見やすさ。
ZEISS T*コーティングも採用し、外光の映り込みも大幅に抑える事ができる。
背面の液晶モニターは、約122.9万ドットの高精細3.0型エクストラファイン液晶を採用。画素に白画素を追加して画面をより明るくする「WhiteMagic技術」によって高コントラストに。
そして背面の液晶モニターも可動式になって、上方向に約109度、下方向に約41度まで角度調節できる可動式になったので、液晶をみながらハイポジションやローポジションでの自由な撮り方もできる。
カメラ本体の上面や側面は完全なフラットにして「水平」と「垂直」を強調しながら、レンズはボディのセンターに見えるように、グリップやダイヤルを配置。
カスタムボタン、AEロックボタン、左/右/下ボタン、Cボタンに、よく使う機能を登録して、撮影時にさっと呼び出せるカスタマイズ機能や、好みの設定を登録できる「MR(メモリーコール)モード」も備えている。
デジタル一眼カメラαに採用されている「マルチインターフェースシュー」も搭載しているので、従来から装着できた光学ビューファインダー、サムグリップはもちろん、光量の大きい外部フラッシュや、クリップオンLCDモニターを装着して拡張させる事もできる。
それから、もうないと困るといってもいいほど便利なWi-FiとNFCをやっと搭載。
NFCを搭載したスマートフォンに近づけるだけで写真を転送できて、すぐにInstagramやFlickr、Facebook、Twitterなどにアップロードできて、すぐに伝えたいという想いがかなってとても便利。
「PlayMemories Camera Apps」にも対応したので、スマホをリモコンがわりにできる「スマートリモコン」を使えばバルブ撮影や連写もできる。
それから、細かいポイントだけど、従来の[3:2]、[16:9]に加えて、[1:1]や[4:3」といったアスペクト比が加わっていて、撮影するときのバリエーションが広がる。
最近、Instagramは多様なアスペクト比に対応したけれど、独特な[1:1]の画角でアップしたいという時に、後からカットするのではなくて撮る時に自分のイメージを決めて撮るといった事もできる。
・デジタルスチルカメラ「RX1RⅡ」を、ソニーストア大阪で触ってきたレビュー。
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デジタルスチルカメラ「DSC-RX1RM2」
ソニーストア販売価格:428,880円(税別)
●長期保証サービス(3年ワイド)無償
・α7Ⅱを、ソニービル銀座で触ってきた雑感。
・光学式5軸手ブレ補正機能を備える”α7Ⅱ”を速攻撮影してきた画像をUP。
・α7から随所にブラッシュアップをさせたデジタル一眼カメラ「α7Ⅱ」、まずは外観レビューから。
・かなり使い勝手の良いα7Ⅱと縦位置グリップの組み合わせ。
・α77Ⅱにver2.00のアップデートで、「XAVC S」形式の対応とAFのさらなる高速化。