ソニーのホームシアター製品が、総務省の技適(工事設計認証)を取得。Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3対応のハイエンドサウンドバー2製品？

2024.03.10

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ソニーのホームシアター製品が、総務省の技適(工事設計認証)を取得。Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3対応のハイエンドサウンドバー2製品？

技術基準適合証明等を受けた機器のデータの中に、ソニーのホームシアター製品と思われるものが掲載。

ホームシアター製品は、ホームシアターシステム、サウンドバー、ポータブルシアターシステムなど様々なものがある。

今回発見できたのは、「YY2082C」、「YY2083C」という形式の製品。

以前、「YY2080C1」という形式の製品が掲載されたが、今回のものはおそらくサウンドバータイプと思われる。

形状は不明なものの、調べてわかった事を整理してみる。

・ソニーのホームシアター製品が、総務省の技適(工事設計認証)を取得。5つのユニットを持つ、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3対応のハイエンドモデル？

上の記事が前回のもの。

ホームシアターと思われる製品の解説を行なっている。

・サウンドバー／ホームシアターシステム | ソニー
 ・アクティブスピーカー／ネックスピーカー | ソニー

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●技術基準適合証明等を受けた機器にホームシアター製品の設計認証
- YY2082C、YY2083C：型式番号
- 201-230289：別の技適認証、構成される部品の1つとして搭載
●情報をまとめると今回の2製品は、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3対応ホームシアター製品？
●ホームシアターサウンドバー AVレシーバーラインナップ
＜ホームシアターシステムレビュー＞
- 音に包まれる没入感に感動！ホームシアターシステム「HT-A9」
- サラウンドとクオリティ異常に高い満足感サウンドバー「HT-A7000」

●技術基準適合証明等を受けた機器にホームシアター製品の設計認証

技術基準適合証明等を受けた機器の中に、ホームシアター関連と思われる製品を発見。

「YY2082C【201-230289】」と、「YY2083C【201-230289】」という名称。

まずは文字列ごとに、それぞれを分解すると、以下のようになる。

YY2082C、YY2083C：型式番号
201-230289：別の技適認証、構成される部品の1つとして搭載

今回は、末尾に数字がないため複数のユニットで構成される製品ではないことがわかる。

YY2082C、YY2083C：型式番号

まず「YY2082C」、「YY2083C」というのは、あまり表に出てこない型式名称で、ほとんど目にする機会もなく、稀に説明書に記載されている時がある程度のもの。

例えば、「LinkBuds S」をの場合では以下のように別名が存在する。

ペットネーム：LinkBuds S
型番：WF-LS900N
型式：YY2950

ペットネームは、商品につけられる愛称のような名称。

ソニー製品の場合は「型番」で認識されることが多いけれど、他社ではは「AirPods」、「Google Pixel Buds」のように愛称を前面に出していることが多い。

型番は、製品のモデルごとついている番号。

LinkBuds Sの場合は、「WF-LS900N」。

ソニーの製品型番は様々な情報が読みとれる。

WFは”完全ワイヤレス”を表す記号で、LSは”LinkBudsシリーズ”で使用される番号、900という数字はそのカテゴリーにおいてハイエンドモデル（グレード序列：9>7>5）、Nは”ノイズキャンセリング”といった感じ。

ソニーの製品名称は、記号の意味を理解するとおよその製品の傾向がわかる。

型式については、製品の識別番号になるもので、ここから読み取れる情報は非常に少ない。

ただ番号で、ある程度商品カテゴリーを推測することはできる。

YY2082C、YY2083C：型式番号については、その番号からホームシアター製品関連の商品であることがわかる。

YY2078C：HT-AX7
YY2079C：HT-S2000
YY2080C：前回登録のホームシアター製品
YY2081C：未確認
YY2082C：今回登録のホームシアター製品
YY2083C：今回登録のホームシアター製品

近い番号の製品では、「HT-」つまりHome Theater（ホームシアター）が続いており、今回のYY2082C、YY2083Cもホームシアター製品であることがわかる。

前回と今回の型式番号の間に「YY2081C」という製品もありそうだけれど、存在は確認できていない。

201-230289：別の技適認証、構成される部品の1つとして搭載

最後に、「201-230289」という番号。

これは別の技適認証の番号で、この認証番号の機器が製品に搭載されていることを表している。

登録されている型式は、台湾企業のAzureWave Technologies「AW-XM455」。

「AW-XM455」は、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3に対応したLGAモジュール。

Wi-Fi 6に対応しているあたり性能の高い製品に採用されるようなモジュールで、YY2080C1、YY2082C、YY2083Cには搭載されているということになる。

ちなみに、ホームシアターシステム「HT-A9」は、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0対応。

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●情報をまとめると今回の2製品は、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3対応ホームシアター製品？

わかった情報をまとめると、以下のようになる。

・YY2082C、YY2083Cはホームシアター製品
・Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3に対応

ホームシアターで、通信規格はサウンドバー「HT-A7000」のWi-Fi 5、Bluetooth 5.0対応より刷新されている。

さらにWi-Fiに対応していることから、Bluetooth接続のみのポータブルシアターシステム「HT-AX7」ともコンセプトは異なる。

複数のユニットがないことから、サウンドバーのような1ユニットで構成されるものに近いホームシアターシステムと考えられるものの、まったく別の製品の可能性もあるし、現状予想するのは難しい。

未確認の「YY2081C」という型番も存在しそうなことから、サウンドバー「HT-A7000」、「HT-A5000」、「HT-A3000」の3製品の後継モデルを準備している可能性が高い。

以前技適登録された製品にも使われている性能の高い通信モジュールを搭載していることから、サウンドバーでも上位モデルとなるサウンドバー「HT-A7000」、「HT-A5000」あたりの後継機と考えるのが自然。

ホームシアター製品の新製品、今年2024年モデルとして「YY2080C」、「YY2082C」、「YY2083C」の登場が待ち遠しい。

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●ホームシアターサウンドバー AVレシーバーラインナップ

ホームシアターシステム「HT-A9」ソニーストア販売価格：297,000円 (税込) ●長期保証＜3年ベーシック＞付 ●ソニーストア割引クーポン10%OFF ●提携カード決済で3%OFF	サウンドバー「HT-A7000」ソニーストア販売価格：198,000円（税込） ●長期保証＜3年ベーシック＞付 ●ソニーストア割引クーポン10%OFF ●提携カード決済で3%OFF
サウンドバー「HT-A5000」ソニーストア販売価格：132,000円（税込） ●長期保証＜3年ベーシック＞付 ●ソニーストア割引クーポン10%OFF ●提携カード決済で3%OFF	サウンドバー「HT-A3000」ソニーストア販売価格：88,000円（税込） ●長期保証＜3年ベーシック＞付 ●ソニーストア割引クーポン10%OFF ●提携カード決済で3%OFF