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「α SPECIAL EVENT 2024」で α1 II を体験してきたレビュー(その1)欲しい一瞬に遡れる「プリ撮影」、被写体を逃さない「AIプロセッシングユニット」がフラッグシップモデルについに搭載。

ソニーは、フルサイズミラーレス一眼カメラα発売から10年となる今年、日本で最新のミラーレスαやレンズを手に取って体感できる特別なイベント「α SPECIAL EVENT 2024」を開催。

昨年は、α9 III「SEL300F28GM」を体験できるビックイベントだったけれど、今回は、フラッグシップモデルα1 II、と焦点距離28 – 70mm F値2.0の大口径標準ズームレンズGマスター FE  28-70mm F2 GMSEL2870GMを国内最速で体験できることとなった。

・α1 II | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
・FE 28-70mm F2 GM SEL2870GM | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
・FDA-EP21 | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー

・α1 II Event Streaming starts at 2024.11.19th (Tue) 23:00 JST | α Universe | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
・α SPECIAL EVENT 2024 | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
・デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー

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●「α SPECIAL EVENT 2024」で実際に体験してきてわかるα1II の凄さ。

今年の開催地は、東京ビッグサイト。

α1 IIの性能を発揮できるであろう「バスケットボール撮影体験」、「プリ撮影体験」、「ポートレート撮影体験」のコーナーの3つ。

そして、参加するとノベルティグッズがもらえる「α CHRONICLEコーナー」、「Creators’ Appコーナー」、「αファン投票コーナー」。

今回のイベントはデータの持ち帰りもOK。

高画素かつ連続撮影するときボトルネックとなるのは、バッファに貯まったデータをメモリーカードへの書き込みする時なので、使うならSDカードじゃなくてCFexpress Type Aカード一択。

ちょうど発表タイミングを同じくして、NextorageからCFexpress 4.0に対応したCFexpress Type Aメモリーカードが発売になった。

てっきりネットにそれらしき噂もあってα1 IIが対応してるかもしれない!?と思って買ってみたものの、α1 IIのメモリカードスロットは、CFexpress 4.0には対応しているわけではなかった。

まだ時期尚早だったようだけれど、公称値が高くても実際に高速なデータ転送できるかは別の話で、現時点では全メーカーのカメラの中でαシリーズは最速の部類に入る。

だとすれば高速なCFexpress Type Aカードを今から用意していても悪くないと思うことにする。

<参考>
・Nextorage、CFexpress 4.0 Type Aメモリーカード「NX-A2SEシリーズ」とUSB 40Gbps対応カードリーダー「NX-SA1PRO」を発売。

一瞬を撮り逃さない「プリ撮影」の威力が凄まじい。

 

まずは空手の撮影シチュエーションとして、α1 IIで撮影する「プリ撮影:撮影体験」。

正拳突きや、板割りの瞬間をα1 II連続撮影するというもので、新たな武器となる「プリ撮影」を試してみる。

すでに、α9 IIIに備わった機能ではあるけれど、ついにα1 IIにも搭載。

シャッターボタンを半押していて全押しして撮影したとき、シャッターを押す前の瞬間を最大1秒前まで遡って記録してくれるので、万が一にも一瞬シャッターを押すのが遅れた!という場合でも遡って記録されているというタイムマシンのような機能。

構えに入ったあたりからシャッターを半押しして待機。

正拳突きを繰り出して板を割った瞬間くらい、あえて早くなりすぎないようにジャストだと思うタイミングでシャッターを全押ししてみた。

ただ、後から見返した時に本当に「プリ撮影」の効果がどこからなのか?がイマイチよくわからない。

けれど、α1 IIは、シャッター押し込んだ時の画像と、さかのぼって記録すした先頭の画像それぞれにレーティングつけられるようになっいて。

再生する時に、どこで自分がシャッター押した(★★)とか、どこからさかのぼった写真(★)とかが簡単に把握できるのでめちゃくちゃわかりやすい。

撮った後から再生した時に、過去?に遡って板に拳がミートして割れた瞬間の写真をチョイスするとか一番自分が欲しかった一枚を選べる。

スポーツやレースのようなヒリヒリした高速撮影に限らない。

子供撮りとかポートレート、ペットを撮る時に、「あっこの表情が欲しい!」と思った瞬間にシャッターをきっても遅くて、「プリ撮影」が常用できるなら、最高の一枚を確実に手元に残せるという事になる。

もはやこの機能だけでもα1 IIが欲しくなる。

 

バスケットボール撮影でわかる実撮影の難しさ。「AIプロセッシングユニット」の重要性。

「バスケットボール撮影体験」は、実際にコートでバスケットをプレイしている選手の様子を撮影できる。

空手の撮影はタイミングが見計らいやすかったので撮りやすかったけれど、実際のスポーツ撮影となるとそんなに甘くない。

実際に眼の前でプレイしている被写体の素早い動きは、それこそ撮影者(自分自身)のカメラを向ける反射スピードが追いつかないくらいに大変。

シャッターを押して連写しても被写体が見え続けるブラックアウトフリーと、有効約5010万画素という高画素を最大30コマ/秒高速連写できるとはいえ、延々と撮り続けられるわけじゃない。

順序として、画像データはカメラ本体内にあるバッファメモリーに貯め込みつつ、メモリーカードに書き込まれる。

バッファがいっぱいになった後は、メモリーカードへの書き込みスピードに順ずることになるから、当然写真の書き込みが間に合わないと連写スピードは落ちる。

息切れせずに撮影可能な連続撮影可能枚数というのは公称として明らかになっているのでわかりやすい。

JPEG Lサイズ エクストラファイン: 190枚
JPEG Lサイズ ファイン: 400枚
JPEG Lサイズ スタンダード: 400枚
RAW: 240枚
RAW+JPEG: 200枚

RAW (ロスレス圧縮): 100枚
RAW (ロスレス圧縮)+JPEG: 86枚
RAW (非圧縮): 84枚
RAW (非圧縮)+JPEG: 80枚

高速連写しても4秒(非圧縮RAW+JPEG)〜6.5秒(圧縮RAW+JPEG)の連続撮影ができる。

それを知ったうえで活かせるのが、カメラ前面のグリップの奥、マウント部の横あたりに新設されたカスタムボタン(C5)

このボタンを押した時に、一時的に連続撮影速度を変えて撮影できる連写速度ブーストが使える。

通常撮影するときは、連写スピードを15コマ秒や20コマ/秒に抑えて、ここだ!というスポーツのシュートする瞬間にC5ボタンを押すことで高速連写(30コマ/秒)で撮影するという使い方ができる。

バスケットボールのように団体スポーツで大変なのが、物凄い速さで人が重なりあい続けてること。

観戦するならそんな事は一切気にならないのに、撮りたい選手にフォーカスを合わせて撮るのがこれほど大変なのかと。

手前の選手にフォーカスが移ったり、ピン抜けして背景にフォーカスがあってしまったりなんてのは日常茶飯事。

こういう時こそ、α1 IIに備わった人物の骨格や姿勢を認識する「AIプロセッシングユニット」を搭載したおかげで、「リアルタイム認識AF」の精度がさらに高くなっている威力を発揮。

顔が見えていない後ろ姿だろうが、手前に人が横切ろうが、撮りたい選手をガッチリ捉えてくれて、欲しい写真の成功率も格段に上がる。

しかも、ちゃんと最大120 回/秒という頻度で AF(オートフォーカス)とAE(露出)追従しているという事実。

イメージセンサーの撮像画面のほぼ全域(約92%)にわたって759点の位相差測距があるおかげで、隅っこのほうまでずっと追随し続けてくれる。

5010万画素という高画素で撮影できるという事は、撮った後からトリミングしたとしても余裕で鑑賞に耐えられる解像度を残せるということ。

屋内スポーツでスピードを稼がざるを得ない場合にはISO感度が上がりがちだけれど、α1よりも中~高感度域で低ノイズ化したことで、画像のディティールもきっちりと表現されている。

決定的なシーンを撮影すること自体が難しいスポーツや、野鳥撮影、航空機撮影で捉えた画像から、さらに追い込んで自分の意図した構図のお気に入り写真を作り出せる。

これは、α9 IIIにはないα1 IIの魅力の一つでもある。

 

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●高画素で確実に撮れるAFの最新機能を持ったα1 IIの真価を知る。

α9 III のインパクトが激しかっただけに、イノベーター層からするとα1 IIってどこが新しいの?と思ってしまうかもしれない。

でもそれは逆に捉えると、α1以降に備わっていった新技術を全て備えてしまった集大成のフラッグシップモデルとなったとも言える。

「AIプロセッシングユニット」や「プリ撮影」、「カスタムボタン(C5)」の「連写ブースト」や、より持ちやすくなったグリップや「4軸マルチアングルモニター」に加えて、α1 IIだけが持つ中央8.5段 周辺7.0段 光学式5軸ボディ内手ブレ補正や、被写体認識[オート]モード、深いアイピースカップを含めると、もはや使ってみたさしかない。

α9 III は最高約120コマ/秒 連続撮影や、ゼロディストーション、最速シャッタースピード1/80000秒といった武器がありつつも、ある一方向に向かった超特化タイプだった。

それだけに、フラッグシップでかつオールマイティーに撮れる全てを兼ね備えたα1 IIはカメラとしての魅力が滲み出ている。

(その2)に続く。

・α1 II | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー

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●α1 II 発売記念キャンペーン


デジタル一眼カメラα1 II「ILCE-1M2」の発売を記念して、対象カメラと対象レンズを同時購入して応募すると、もれなく定められた金額をキャッシュバックする「α1 II 発売記念キャンペーン」が開催。

開催期間は、α1 II「ILCE-1M2」の予約開始日2024年11月26日(火)~2025年1月14日(火)

最大3万円のキャッシュバックを受け取ることができる。

普段はキャッシュバック対象とならないボディレンズを少しでもお得にゲットできるチャンス。

対象カメラボディとレンズは、以下の通り。

対象カメラ本体
・α1 II「ILCE-1m2」
・α1「ILCE-1」
・α9 III「ILCE-9M3」

対象レンズ
Gマスターレンズ
・FE 300mm F2.8 GM OSS「SEL300F28GM」
・FE 16-35mm F2.8 GM II「SEL1635GM2」
・FE 24-70mm F2.8 GM II「SEL2470GM2」
・FE 70-200mm F2.8 GM OSS II「SEL70200GM2」

・α1 II 発売記念キャンペーン | ソニー

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●今回発表されたデジタル一眼カメラα新製品関連製品


デジタル一眼カメラα1 II「ILCE-1M2」
ソニーストア販売価格:未定
市場推定価格:990,000円(税込)前後
発売日:2024年12月13日(金)
予約開始:2024年11月26日(火)10時〜

●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF

●提携カード決済で3%OFF


アイピースカップ「FDA-EP21」
ソニーストア販売価格:未定
メーカー希望小売価格:2,750円(税込)
発売日:2024年12月20日(金)
予約開始日:2024年11月26日(火)10時〜

●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF


FE  28-70mm F2 GMSEL2870GM
ソニーストア販売価格:未定
市場推定価格:500,000円(税込)前後
発売日:2024年12月13日(金)
予約開始:2024年11月26日(火)10時〜

●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF

●提携カード決済で3%OFF

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