ソニー、イヤカフ型の完全ワイヤレスイヤホン「LinkBuds Clip」(WF-LC900)実機レビュー。耳を塞がない開放感と、音楽や情報がいつもそばにある生活。
ソニーストアの販売価格は で、発売日は 2026年2月6日(金)。
「」は、周囲の音を聞きながら音楽や動画を楽しめる耳を塞がない開放型完全ワイヤレスイヤホンで、特に装着感とバッテリー持続時間に特化した使い勝手の良さが際立つ。
・LinkBuds Clip | ヘッドホン | ソニー
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目次
●身につけている事が当たり前になる完全ワイヤレス「LinkBuds Clip」
カラバリは、グレージュ、ラベンダー、グリーン、ブラックの4色。
定番となるホワイトはラインナップしておらず、そのかわりにグレージュがその立ち位置にある。

パッケージは、プラスチックを使用しない紙製の環境に配慮したもの。
中に入っているものは、「」本体と、フィッティングクッション、充電ケース、保証書など。
充電に必要となるUSBケーブルは付属せず、自身で用意する必要がある。
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●片手で着脱できる使いやすいデザインとスタミナバッテリー。

「」を収める充電ケースを見ると、「」や「」と同様のスタイル。
(画像左から、LinkBuds Open、LinkBuds Fit、LinkBudsClip)
基本スクウェアなデザインでありながらカドは丸みを帯びたジュエリーケースのよう。
手に持ってみるとコンパクトなうえにとても軽い。
こうして比較するとイヤホンの形状もあってか「」の充電ケースが大きく感じてしまうけれど、実際にはほぼ変わらないサイズ感。
「」のケースの開閉にはボタンなどはなく、使いたいときにさっと開け閉めできる。
LinkBuds Open、LinkBuds Fit、LinkBudsClipそれぞれにイヤホンの形状が異なるため収納スタイルは様々。
あえて言えば、イヤカフ型となったことで「」は取り出しやすい事とうっかり落としにくいという利点がある。

「」の質量は、イヤホン本体は 約6.4 g が2つ、充電ケースが約42 g。
合計すると約55g。
LinkBudsシリーズの中で比較すれば質量は増しているものの、実際に装着するなどした際に重さが気になることはほぼないに等しい。
ケースのくぼみにイヤホンを近づけるとピタっとマグネットで吸い付いて定位置に収まる。
ちなみに、左右反対に入れようとしても磁力が反発して間違えて入らないようになっている。
充電ケースの開け閉めのしやすさやイヤホンの収納がシンプルなので、苦痛に感じることなく日常使いできる。

充電するさいには、ケースの背面にあるUSB type-C端子にケーブルを接続。
本体にUSBケーブルは付属していないため、スマートフォン用の充電器などで充電する経路を用意する必要はある。
ケースを満充電にすると、イヤホンを28時間分、およそ3回分フル充電できるバッテリー容量があるので、長時間利用するさいにほぼ心配はいらない。

イヤホンをケースに収めるだけで充電がスタートする。充電端子は2点。
ケースから取り出すと自動的にイヤホンに電源が入り、それと同時に左右チャンネルのペアリングも自動で行われてすぐに使える。

イヤホン単独での持続時間は、連続音声再生時間が9時間で、連続通話時間は4時間。
音楽再生時間は、これまでのLinkBudsシリーズの中でも最も長い。
さらに、3分間の充電で60分の使用が可能になるクイックチャージに対応しているので、充電をうっかり忘れてたというときでも短い時間すぐに使い始められる。

たとえばイヤカフを片耳に身につけるように、「」を片耳だけに着けてファッション的な使い方もできる。
片耳しか聴こえない前提があるとして、当然バッテリーは片側しか消費しないので、左右を交互に使うことでより長く利用できるといったメリットもある。
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●今までにない着けごこち。フィッティングクッションで装着時の安定性も向上。

「」は、耳たぶをはさんで装着するイヤカフ型のため、ドライバー部とバッテリーやプロセッサー等を2つに分けた独特の形状をしている。
より小さく丸い形をしたドライバー部を耳の内側に装着。
充電ケースから外して、そのまま耳に挟み込めば正しい向きで装着できる。
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装着したさいのイメージはおよそこのようになる。
「」は、耳の穴に入れるわけではなく、耳に挟んでドライバー部分は耳の窪みに入れ込むだけ。
インイヤーのタイプよりも耳の負担が少ないことと、耳元をおしゃれに飾れるというファッション的な要素もある。
耳の形の3Dデータを使った設計をしている事に加えて装着試験を繰り返して作られた形状のため、つけ心地は快適。
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ただし耳の形は人によって異なるため、付属のフィッティングクッションを取り付けることで装着感を調整することもできる。
フィッティングクッションは、イヤホンのカラーバリーエーションに合わせたものが付属している。
イヤカフを着けたときに、たとえば耳たぶが小さくてつけ心地がゆるいときには、フィッティングクッションを付けることで装着性が増す。
位置も好みで調節できる。
もちろん使わなければいけないものでもない。

当然ながらフィッティングクッションを装着したまま、充電ケース収納することもできる。
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●スマートフォンやPCともカンタン接続。

スマートフォン(AndroidやiPhone)と連携する場合のBluetoothペアリング。
まず両方のヘッドセットを充電ケースにセットしてフタを閉めた状態から、フタを開けて充電ケースの背面にあるペアリングボタンを5秒程度長押しする。
すると、ペアリングモード(ランプ青色)に移行する。

Androidでは便利な「Google Fast Pair」にも対応する。
Bluetooth ペアリングモード時に、スマホに近づけると画面にでてくるポップアップをタップするだけで簡単にペアリングできる。
Windows 10 以降では、ペアリング中のイヤホンをPCに近づけると、ポップアップで接続ガイダンスが出てくる。(クイックペアリング)
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●耳を塞がない開放感と、音楽や情報がいつもそばにある生活。

「」の最大の特徴は、 (音を聴く環境として)全く耳を塞がないということ。
外界の音を遮断するノイズキャンセリングとは真逆の考え方。
外から聞こえる音も、スマホで再生する音楽もどっちも聞こえるというのが最大の特長になる。
圧縮音源の高音域をクリアに再現する「DSEE」を搭載。
対応コーデックについては、SBC、AACのみ。
周囲の音が常に聞こえているコンセプトという事もあって、LDACには対応していない。
それは理解できるとして、スマートフォンでレスポンスを重視するゲームをプレイするさいに遅延を回避できるLC3(LE Audio)にはできれば対応してほしかった。

「」を装着して実際に聴いてみると、見た目のイメージからは想像がつかないほどに、しっかりとした音が耳に届く。
かなりボリュームを上げても音割れする事もないし、しっかりと低域も感じられる。
まさに耳元では音楽や動画の音声を聴きながらも、外の環境音もそのまま聞こえるというハイブリッドな感覚を体験できる。

ただ、一番気になるのは音量を上げすぎると開放型の形状では音漏れしてしまうのではないか?という事。
「」には、音漏れ対策やコンテンツの聞き取りやすさのためのリスニングモードを備えている。
モードとしては、「スタンダード」、「ボイスブースト」、「音漏れ低減」の3つ。
普段使いには「スタンダード」がベターではあるけれど、試しにボリュームをかなり大きくしてみた。
するとある程度離れていれば漏れた音は聞こえないものの、隣に立つ位置ではかすかに音楽が鳴っている音が聞こえた。
そこで「音漏れ低減」に変えてみると、すぐ真隣にいてもさっきまで聞こえていた音漏れが聞こえなくなった。
しかも周囲騒がしくても聴いている本人にはちゃんとコンテンツの音が聴こえている。
特に通学や通勤電車や図書館といったシーンでは積極的に使いたくなる。
「ボイスブースト」は、あまりにも周囲が騒がしくて動画のセリフが聞き取れないときに、音声の主な周波数域を強調してくれるのでストレスなく聞き取れる。

通話についても、イヤホンに搭載された2つのマイクと骨伝導センサーを活用。
AI技術を活用した高精度ボイスピックアップテクノロジーAIノイズリダクションシステムが搭載されていて、周りのノイズをかなり抑えてくれるので、しゃべった声も鮮明に聞こえやすい。
開放型になっているので自分の声の大きさも調整しやすくて、会話もかなりスムーズにできる。
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●「Sound Connect」アプリ連携でもっと快適な音体験。

「」は、スマホアプリ「Sound Connect」と連携して使うことで、多くの機能を使えるようになる。
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イヤホンの設定を管理するのは、「Sound Connect」アプリ。
トップページは、ビジュラライズされヘッドホンのバッテリー残量と、主要な機能をすぐに把握できる。
ホーム画面にある「リスニングモード」、「イコライザー」、「2台の機器と同時に接続」、「Bluetooth接続品質」は、好みで表示・非表示を選べる。
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さらに詳細な設定については、「デバイス設定」をタップすることでさまざまな機能を設定できる。
とても便利な機能が、イヤホン本体もしくは耳周りをコンコンとタップすると、再生・一時停止や楽曲のスキップといった操作ができる操作。
好みの機能を指定しておくと、スマホを触らなくてもコントロールできてとても楽。
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イヤホンの左右それぞれに機能を割りあてられる。
[再生コントロール]、[曲選択]、[音声アシスト機能]、[デジタルアシスタント]、[Quick Access]、[リスニングモード/Quick Access]、[割当なし]の7パターンから設定。
[音量コントロール]は独立した操作となっていて、左耳側をタップし続ければ音量を下げて、右耳側をタップし続ければ音量が上がる。
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他にも、自分の生活シーンやタイミングにあわせて音楽やコンテンツ、情報などをオートで再生してくれるというスグレモノの機能もある。
例えば、イヤホンを取り出すとスマホを触らなくても音楽を流してくれる。
ウォーキングやランニング、ジムといったシーンを感知したり、通勤や通学路を学習することで、それぞれの状況に合わせてコンテンツを再生してくれて、一度使うと離れられなくなる。
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●耳をふさがないイヤカフ型の完全ワイヤレスイヤホンはライフスタイルを変える。
イヤカフ型の「」はインイヤーにありがちな耳の穴にイヤーピースを入れることなく、耳に挟み込むだけで使える手軽さがなんと言っても心地良い。
単体でも最大9時間という長い時間使えるうえに、長時間使っていても開放型ゆえに耳の中が蒸れてしまうあの不快感がない。
密閉型でありがちな会話や食事している時のモゴモゴとした違和感もない。
防滴仕様(IPX4相当)なので、雨や汗を気にせずに使える。
なんとも自然体で使えるという事が他のイヤホンにはない圧倒的なアドバンテージ。
音質について、密閉型の没入するタイプとは異なるという点はあるとしても、見た目の可愛らしいデザインからは想像がつかないほどに満足できる。
かなりしっかりした音を鳴らせる事と開放型ゆえに、周囲に音が漏れてしまうんじゃないか?という心配もモードを切り替えれば自分の居場所によって節度を持って利用できる。
この安心感は思いの外大きい。
スマホからの通話や音楽・動画といったコンテンツは聴きたいけれど、今いるその場所で聞こえるリアルな情報も聞いていたい。
ある意味どんな時でも使い続けたいという欲求を満たしてくれる。
見た目におしゃれなイヤカフ型になって、超のつくオールマイティなワイヤレスヘッドセットが登場したと言える。
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●開放型ソニーイヤホン・ヘッドホン製品ラインナップ
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●LinkBudsシリーズ
※本体と同時購入可能
※本体と同時購入可能
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