「Signature Series （シグネチャーシリーズ）」として登場したフラッグシップウォークマン「NW-WM1Z」、ソニーストアで【入荷終了】となり実質販売終了に。

2021.11.28

「Signature Series （シグネチャーシリーズ）」として登場したフラッグシップウォークマン「NW-WM1Z」、ソニーストアで【入荷終了】となり実質販売終了に。

「Signature Series （シグネチャーシリーズ）」として登場したソニーのポータブルオーディオフラッグシップとなる「NW-WM1Z」がソニーストアで【入荷終了】となり、実質販売終了となった。

・NW-WM1Z | ポータブルオーディオプレーヤー WALKMAN ウォークマン | ソニー

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

●プレミアムコンパクトの金字塔をうちたてた「DSC-RX100」販売終了。
●Signature Series （シグネチャーシリーズ）ラインナップ

●プレミアムコンパクトの金字塔をうちたてた「DSC-RX100」販売終了。

「NW-WM1Z」は、2016年9月に発売されたウォークマンフラッグシップモデル。

低インピーダンス化をはかるため金属の中でも抵抗値が低い無酸素銅（純度99.96％以上）を筐体素材に採用し、1.8kgにもおよぶ銅板ブロックから総削り出加工を行いボディを作り出して、接触抵抗低減と酸化防止の為に、金メッキを施すという超贅沢仕様。

加えてアナログアンプのようなアコースティックなサウンドを再現するためにさらなる極めたパーツを採用し、ヘッドホン出力のフィルターに、大型高音質抵抗を採用。非磁性体の銅メッキを施すことで磁気ひずみを排除。

アンプ部からヘッドホンジャックまで、KIMBER KABLEの4芯Braid（編み）構造のケーブルで接続して、出口ギリギリまで音質を追求。

電力供給には「電気二重層キャパシタ」、「新開発高分子コンデンサー」を多数搭載するほか、新開発の100MHz対応「低位相ノイズ水晶発振器」を2個搭載（48kHz系/44.1kHz系）を搭載する。

オーディオブロックとデジタルブロックを上下に分離して、S/N比を向上し、筐体と基板の間に金メッキを施した無酸素銅プレート（純度約99.96％以上）を、リアパネルにはコルソン系銅合金を採用するなどして、低インピーダンスと高剛性を追求してできあがっている。

フルデジタルアンプ「S-Master HX」は、新規開発したフルデジタルアンプ「CXD3778GF」を搭載して、ついにDSD(11.2MHz）のネイティブ再生が可能（バランス出力再生時のみ）になり、PCM最大384kHz/32bitにも対応。

アンバランス出力（ステレオミニプラグ）から60mW＋60mW（16Ω）、バランス出力（バランス標準ジャック）からは、240mW＋240mW（Ω）というハイパワー出力。

圧縮音源をハイレゾ相当に補完する「DSEE HX」、アナログアンプと同じ位相特性をDSPによる演算で再現する「DCフェーズリニアライザー」や、31Hzから16000Hzまでの微調整が可能な、10バンドイコライザー、音の傾向（低音/中音/高音）を調節できる「トーンコントロール」機能を搭載。

Bluetoohは、ワイヤレスリスニングを高音質化する「LDAC(エルダック)」に対応、NFCも搭載。

究極を目指した「NW-WM1Z」の価格は、329,868 円(税込) というおよそウォークマンという言葉からは想像つかないレベルの存在になっていた。

オーディオフリークから非常に愛されたモデルだったけれど、5年の歳月を経て販売終了となってしまった。