ストリーミング対応ウォークマンハイエンドモデル「NW-ZX707」実機レビュー(その2)。 WM1シリーズ譲りの高音質技術と、大幅に改良されたハードウェア性能。推しコンテンツのために本気で欲しいと思えるウォークマン。
・ストリーミング対応ウォークマンハイエンドモデル「NW-ZX707」実機レビュー(その1)の続き
ハイレゾ音源に対応したAndroid OSを搭載したハイエンドストリーミングモデルの新型ウォークマン「NW-ZX700シリーズ」。
Android OSを搭載したウォークマンとしての挙動がわかったところで、「NW-ZX707」を実際に使ってみた。
・フラッグシップの高音質技術を継承したストリーミング対応ウォークマン(R)2シリーズ発売 | ニュースリリース | ソニー
・NW-ZX707 | ポータブルオーディオプレーヤー WALKMAN ウォークマン | ソニー
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目次
●ハイエンドストリーミングウォークマン「NW707」のユーザーインターフェース
「NW-ZX707」と「NW-A300シリーズ」は、Android OS(Android 12)を採用。
Android OSは、そのままでは内部のパスが48kHzしか通さないため、48kHzに加えて44.1kHzの2つのクロックを積んで、どの音源も整数倍クロックにして再生できるように手が加えられているという見えない背景がある。
そのうえで、音楽を再生するためのアプリが、「W.ミュージックアプリ」。
ソニー独自の操作体系で、音楽再生画面を中心に上下左右にスライドすると、「ライブラリートップ(上)」、「各種音質設定(下)」、「再生リスト(左)」、「お気に入り(右)」へとページが切り替わるUI。
「お気に入り」については、「楽曲」「アルバム」「プレイリスト」の3つのパターンでお気に入りを登録して、好きな音楽を呼び出せるようになっている。
見た目、スタンダードな再生画面だけれど、再生・曲送りアイコン付近(黄色い部分)を左右にフリックすると、曲の送り戻し操作ができてこれが意外と便利に使える。
音楽再生中の背景はジャケット写真と近いカラーに変化。
一時停止中にはその色がきえる(黒くなる)ギミックもあって、音楽を再生中か止まっているかも一目でわかりやすい。
再生している楽曲に応じて、CD音質以下の音源はノーマルやハイポジションテープ、ハイレゾ音源はメタルテープといった具合に全部で11種類のテープのパターンがある。
じつは、これはCGで描かれたものではなくて、実写を撮影したものらしい。
画面がオフの状態でも、ディスプレイを呼び起こしてタップという動作をしなくても、即時にワンボタンで操作できる。
こういったところは音楽体験を損なわない、ウォークマンならではのハードキー。
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●音質を追求するためだけに注力されたハイエンドウォークマンの性能(うんちく)
Android OSを採用しているとスマホちっくに思えるけれど、基本中身の構造はまるっきり違う。
まずそもそもの本体自体は、切削アルミシャーシでできている。
一つの塊であるアルミブロックから削り出したアルミ切削筐体で、単純に剛性が高いだけではなくて大幅な低インピーダンス化を実現している。
ここも一体型になったことで剛性を稼ぐのとあわせて、低抵抗化している。
前モデルからデザインが根本的に変わっていて、銅切削ブロックではなく、「WM1M2シリーズ」でも採用されている無酸素銅切削ブロックを採用。
よりデジタルグラウンドを強化して、クリアな音質に寄与。
電源に使われるコンデンサー部分は、「WM1M2シリーズ」で採用されている「FT CAP3」をそのまま4基搭載。
いきなり贅沢なパーツを採用しているというか、これによって耐振動性が向上して音の透明感や表現力、音場の広がりに大きく寄与。
「WM1M2シリーズ」譲りの横に倒した状態で実装されている大容量固体高分子コンデンサーも搭載。
電源インピーダンスを、「NW-ZX500シリーズ」比で約1/10まで低減。
瞬間的に大電力を供給できるため、正確な信号出力を行なうことができる。
バッテリーについても、低抵抗保護回路を搭載した専用バッテリーを採用して、ボーカルや楽器の透明感を向上させている。
左が「NW-ZX707」、右が「WM1M2シリーズ」の基板。
ヘッドホンバランス出力のLCフィルターに8mm角の「大型コイル」を搭載。
これも「WM1M2シリーズ」と同じコイルを使用している。
低歪みと低抵抗化を実現し、全周波数帯域に渡って音の解像度を向上させる。
基板についても、ヘッドホン出力はんだ付け部を含む、すべての接続部分に高音質はんだを採用。
さらに使用されているリフローはんだは、「WM1M2シリーズ」に使われている金を添加した高音質はんだを利用して、音の広がりや、定位感が大きく向上する。
「NW-ZX500シリーズ」では、ヘッドホン出力のはんだ付け部などの接続部分に金の入った高音質無鉛はんだを使用していたにすぎなかったものから、「NW-ZX707」は基板全体で使われることになる。
「NW-ZX707」は上部(1/3)に音質に大きく影響するアナログブロック、下部(2/3)にデジタルブロックを配置。
影響を及ぼさないように分離した部品レイアウトにすることで、ノイズが最低限になるように設計されているのがわかる。
基板を銅メッキで穴埋めするフィルドビアメッキを施すことで、表層がフラットになって、電源が安定して配線のインピーダンス低減。
高周波特性に優れた低誘電率基板も「WM1M2シリーズ」に採用されていたもので、音の再現性に貢献している。
水晶片の電極を金蒸着で形成した「小型低位相ノイズ水晶発振器」を2個(48kHz系/44.1kHz系)搭載して、クロックを最適化。
楽器の分離感や低音の量感が向上し、ベールを一枚剥がしたかのようなクリアな高音質を実現。
「NW-ZX707」本体上部には、本体上部に、φ3.5mmステレオミニプラグに加えて、φ4.4mmのヘッドホンジャック(5極)を搭載。
クロストークが発生せず、左右の独立したよりクリアな音の定位のあるバランス接続は、スマートフォンでは絶対にできない芸当。
ヘッドホンプラグ1本で接続できる手軽さとガッチリと固定される安定感も抜群に良い。
バランス標準ジャックには、日本ディックス製の高性能ヘッドホンジャック「Pentaconn」を採用。
1端子あたり2接点を持つ構造により、通常のφ3.5mmよりも各チャンネルの抵抗値が近く、接触抵抗も低いので、音の解像度・広がり・奥行きを余すところなく表現する。
ヘッドホンジャック金属パーツも、アルミブロックからの削り出し。
薄さと強度を兼ね備えたもったジャックフレームで、「WM1M2シリーズ」とも「NW-ZX500シリーズ」とも違うデザインアイコン。
ヘッドホン出力はアンバランス出力(ステレオミニプラグ)は50mW+50mW(16Ω)、バランス出力(バランス標準ジャック)からは、230mW+230mW(Ω)というハイパワー出力。
フルデジタルアンプ「S-Master HX」を搭載して、DSD(11.2MHz)のネイティブ再生が可能(バランス出力再生時のみ)で、WAV再生(最大384kHz/32bit(float/integer))にも対応。
さらに、MQA ( .mqa.flac)の最新のハイレゾ対応のファイル形式や、圧縮率に優れたAPE ( .ape)にも対応する。
対応フォーマットは、 MP3 ・WMA・FLAC・WAV・AAC・ HE-AAC・Apple Lossless・AIFF・DSD・APE・MQA。
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●DSEE Ultimateのワイヤレス対応や全てのアプリに対応
圧縮音源をハイレゾ相当に補完する「DSEE Ultimate」は、「NW-A100 /ZX500」に搭載されていたものよりもさらに進化。
「W.ミュージック」アプリのみならず、「NW-WM1M2シリーズ」と同様に、全てのアプリに対応。
さらに有線だけでなく無線時でも適用されるようになっている。
Androidのため、利用できるアプリは非常に多くて、その全てで「DSEE Ultimate」が利用できるのはうれしい。
その他、低域の位相をコントロールすることで、アナログアンプの位相特性を再現する「DCフェーズリニアライザー」。
イコライザー調整も行うことができる。
※「NW-ZX700シリーズ」の設定画面 | ※「NW-A300シリーズ」の設定画面 |
「NW-A300シリーズ」との違いとして、DCフェーズリニアライザーでのプリセットがあること。
逆にイコライザー調整にはプリセットがなく自分で調整することになる。
曲同士の音量レベルを揃える「ダイナミックノーマライザー」。
アナログレコードの豊かな音源を再現するという「バイナルプロセッサー」。
すべてのPCM信号を11.2MHzのDSD信号に変換する「DSDリマスタリング」。
画面下部にボタンがある、すべての音質設定を無効にしてダイレクトな音を再生する「ソースダイレクト機能」も備える。
※「NW-ZX700シリーズ」の設定画面 | ※「NW-A300シリーズ」の設定画面 |
こちらの設定も「NW-A300シリーズ」との違いとして、バイナルプロセッサーのプリセットの有無、「ClearAudio+」のかわりに「DSDリマスタリング」を搭載している。
USB DAC機能も搭載。
PCやスマホなどに保存されている音源を、「NW-ZX707」を経由させることで高音質に聴くことができる。
USB-DAC機能に切り替えるには、「ミュージックプレーヤー」のライブラリ画面で、[USBDAC]をタップするだけ。
Macと接続した場合、PCM 384kHz/32bitまで確認できた。
ドライバーなどを設定すれば、DSD信号を入力することもできる。
ただし、USB DAC 機能を利用した場合、遅延は少なからずある様子で、シビアに気になるものには向かないかもしれない。
とはいえ動画で違和感あって聞けたものじゃないというほどではなく許容範囲。
スマホやタブレットにUSB DACとして接続して、ゲームアプリを高音質でプレイするといったトリッキーな使い方もできるし、USB DAC機能は用途を広げられる非常に有効な機能だと言える。
音質を重視するモデルだけあって、「W.ミュージック」アプリの設定をひらくと、「ステレオミニ」と、「バランス標準」それぞれに再生時間がカウントされる。
およそ200時間という目安でエージングすることで、コンデンサーを安定してウォークマンで本来の音質を楽しめるとされていて。
カウントが200時間を超えると、カウンターが金色に変わるというギミックもあるので、ぜひ実機で試して欲しい。
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●Android OS の自由度を最大限に活かして、高音質を堪能する。
ウォークマンはAndroid OSになったことで、ただのオフラインで音楽を楽しむものからの視聴スタイルが大きく広がった。
楽曲を手に入れるにしても、いったんPCにダウンロードしてウォークマンへ転送するという手順をふまずに、ウォークマンに直接楽曲を購入してダウンロードできる。
もちろんPC内の音楽コンテンツをまとめて管理するWindows向けPCアプリ「Music Center for PC」を利用もできるので、バックアップ先の母艦としても利用可能。(Macの場合は「Android File Transfer」)
Android OSなので、「Spotify」、「Apple Music」、「Amazon Music」 といったストリーミングサービスをインストールできる。
ネットワーク環境を利用して聴けないシチュエーションに備えて、前もってストレージにダウンロードしておけばオフラインでも大量の楽曲を楽しめる。
スマホではごく当たり前の事だけれど、コンテンツに全集中して酔いしれることができるのがウォークマンを持つ醍醐味。
高音質技術がたっぷり投入されて、しかもバランス接続したヘッドホンで見る動画は本気で心をゆさぶられる楽しさがある。
「You Tube」や「Netflix」、「amazon Prime」で動画を見る事も、いつもと違った満足感で満たされる。
「DSEE Ultimate」が、「W.ミュージック」アプリに限定されることなく、全てのアプリに対応してる恩恵も大きいし、もしも有線のヘッドホンが煩わしければワイヤレスヘッドセットに変えてもいい。音楽は自由なので。
せっかくハマって見てるときに、通知がピロンとか出てくる萎えイベントもおきない。
なんなら、ウォークマンで視聴しながら、その感動をもういっこのスマホでツイートする事だってできる。
あらゆるコンテンツを高音質にしたいなら[高解像度ストリーミングを使用]をオンにすべし。
ちなみに、「W.ミュージック」アプリ以外のアプリ、音楽配信サービスのストリーミング再生を高音質で楽しみたい場合に重要な設定がコレ。
Androidの[設定]から[音]と開いて[ハイレゾストリーミング]をタップしてオンにしておく。
オフの場合は、 48 kHz / 16ビットでダウンコンバート再生だったものから、オンにすることで、 192 kHz / 32ビットでアップコンバー再生になる。
ただし、バッテリーの消費が増えて再生時間が短くなる点には注意が必要。
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●シグネーチャーシリーズを超えてほしくなるウォークマン「NW-ZX707」。
「NW-ZX707」の音質に対する中身パーツは、フラッグシップモデルのシグネーチャーシリーズに迫るほどにふんだんに使われている。
だったら高いお金を払って「WM1M2シリーズ」を買わなくても良いんじゃ?と思うかもしれないけれどそれは否。
非力だと言われるSoCを採用したわけは高周波の音質への影響を排除するなどの対策のみならず、電源ノイズの発生を究極に抑え込んだがゆえの高音質化を極めたのが「WM1M2シリーズ」。
じゃないと大真面目に、金メッキを施した金属の中でも抵抗値が低い無酸素銅(純度 99.99%)切削筐体を使ったりしない。
超大容量バッテリーからくる安定した電源供給も音質に寄与しているのは明らかで、それはもう「WM1M2シリーズ」でしか味わえない音のクオリティが存在する。
1番手、2番手ではない、現状3番手に位置する「NW-ZX700シリーズ」にどうしてここまで魅力を感じてしまうのか?
極論を言えば、「音質こそ全てだ!」とするユーザーに向けて、音質に全振りしたストイックな変態端末が「WM1M2シリーズ」。
理解できる人にはこれ以外の選択肢はありえない。
その一方で、今やもうアプリから楽曲を直接ダウンロードしたり、サブスクやストリーミングサービスを利用するのが当たり前の世の中。
目の前にある便利なコンテンツを聴かないという選択肢もありえない。
価格に投資してそれを判別できるほどの超絶高いレベルの耳を持ち得ているかどうか?というジレンマがウォークマンというかオーディオには延々とつきまとう。
そこに、「WM1M2シリーズ」に使われている技術や部品をたっぷり投入していい音で聴けるお膳立てが整ったうえで、オペレーションの要となるSoCが刷新して今までよりも快適に動作させられる、かつバッテリーの持ちがよくなったという実際の使い勝手が良くなったとすれば、俄然そこにベクトルが向く。
こうして書くと劇的に高速になったんじゃ?と過度な期待をしてしまうけれど、実際には音質とバッテリーの持ちを考慮した省電力なSoCの挙動であって以前よりも良くなったなくらいで思うのがちょうどよい。
間違っても最新スマホなみにヌルヌルサクサク動くわけではない。
重いゲームははっきりいって無理だし、音楽や動画アプリを楽しめる最低限楽しめる母体を持ったというのが正しい。
僕たちのもっぱらの闘いは、SNSにカメラに音楽にゲームにと過酷に使っているスマホが、そもそも朝から晩までまる1日バッテリーが持つかどうか?ということ。
超マルチタスクであれやってこれやって楽しいけど、バッテリーは無論のこと自分までも疲弊もする。
その1つの心の救世主になるのが、ウォークマンと考えてみよう。
通勤のあの憂鬱な時間、出張するときのなんとも中途半端なもったいない合間時間、自宅でいろいろ所要をすませてふとできた自分だけの時間。
いつもどおりスマホをいじるのもストレス解消だけど、原点回帰、シンプルに自分の超のつくお気に入りのコンテンツ、音楽や動画だけに没頭してどっぷり浸るってのはどうだろう?
「あぁ…オレは今至福の時を過ごしているんだ…。」と思える貴重な”時の質”をアゲる事こそがウォークマンを持つ意味なのだと思える。
前置きが長すぎたけれど、「NW-ZX707」を実際に使ってみて。
初見で見たときのデザインはものすごく好みというか鋭角的なスパルタンなデザイン、かつ大きいディスプレイで埋め尽くされた前面の無駄のないボディ。
握ったときの背面のラバーの心地よさと、黄金に輝く背面のウォークマンロゴとイヤホンジャック端子が渋い。
じつに渋くてこの時点ですでに満足度が高い。
デザインなんて音を関係ないじゃないか?と思うなかれ、お気に入りのデザインだからこそ持ち出したくもなるし大切にしたくもなる。
久々にハイレゾ音源を詰め込んで、ここぞとばかりにバランスケーブルでつないであえてニョロニョロとのびたヘッドホンで聴く。
高尚な耳を持ちえてない自分ですら感じられる、ボーカルとその背景に流れる楽器のそれぞれの音の広がりと余韻。
藤井風の「帰ろう」を聴きながらその歌声に歌詞に感情移入してしまう。
サビのあたりには体でリズムとりながら口ずさみそうになる。いや、声が出てしまっている。
ひとつひとつの楽器を忠実に再現する言葉を持ち合わせていなくても、そこに没頭できる音楽がリアルな音像が自分の周囲に存在する。
推しのコンテンツならハイレゾ音源にお金を払って惜しくないと思える瞬間。
オフラインコンテンツ is Best! である。
その一方で、ハイレゾ音源を買うまでには至らないけど、聴きたい楽曲なんて山ほどある。
そんな時に超絶便利なのがストリーミングサービス。
もはやコレを使わないでオフラインだけに個室する意味すらわからない。
自分はもっぱら「amazon music」で、スマホでも車でもほぼどこでも毎日聴いていて、流行りの音楽には食らいついていっている。
というより楽曲が頭にインプットされていて、ふとテレビでそのアーティストが歌ってるのを見て、あぁコレ知ってる!こんなタイトルだったのねみたいな逆の出会いもしばしある。
2022年末といえば、フジテレビのドラマ「silent(サイレント)」にドはまりしてしまって、Official髭男dismの「Subtitle」を聴きまくっていた。
それこそドラマのサントラなんてわざわざ買わないけど聴きたい!という欲求もサブスクがあるとカンタンに叶ってしまう。
便利な世の中だこと。
もうずっぽりドラマの世界観に浸れる。
重度のガノタ(ガンダムオタク)の自分が、俄然ハマっているといえば「機動戦士ガンダム 水星の魔女」。
日曜午後5時のオンエア中は仕事で見れないので一切のSNSをシャットオフして、夜まで待って最速で見られる「ディズニープラス」で視聴するのが楽しみ。
一度目は大画面のブラビアで物語を楽しんで、その後は、スマホと車の中でのがした情報を手繰り寄せるようにまぁ何回も暇さえあれば見る。
場所を選ばないという意味ではやっぱりスマホ(とウォークマン)はとっても便利で、じゃあここで試しに「NW-ZX707」に有線ヘッドホンをつけて視聴してみる。
いっややっべ!BGMで流れる「The Witch From Mercury 」とか「Asticassia」の壮大なオーケストラ聴いただけで鳥肌もの!
スレッタとミオリネのセリフの微妙なやりとりも、グエル先輩のツンツンした正確も、エラン(4番目のエラン)の物憂げな口調のニュアンスまで一つ一つを漏れなく拾える。
自宅でテレビをみる環境がまぁあまり集中できないというのもあって、なんだこの作品と向き合って観れている感がじつに楽しい。
誰がどうこうじゃなくてオレが楽しい。
そういえば、最近自分の子どもが「鬼滅の刃」をトリガーにして「スパイファミリー」にはじまり「チェーンソーマン」「ブルーロック」と次々へとアニメにハマっていって、あぁ血は争えないなと思う。
小学生なのに、いまではすっかり立派な声優推しに成長。
その影響もあって自分も観ているのだけど、確かにめちゃくちゃ面白い。
理想をいえばそりゃ誰だって大画面のテレビで見たい、とはいえ家族がワラワラいるとそもそも観ているときに声をかけられたり、他の会話が聞こえることすら許せない。
子どもそれは一緒らしく、邪魔されずに物語に浸りたいようで、自分の部屋でタブレット+安いイヤホンで観ていることも多い。
そこでふと、ウォークマンで見せたらどうか?と思いついて、「NW-ZX707」にちゃんとバランス接続のヘッドホンで視聴させてみた。ブルーロックを。
子ども「蜂楽くん…海渡さん、千切くん…斎藤さんの声が!そばにいるみたい…良すぎるぅぅ!」と並々ならぬテンションで手で目頭を拭っていた…。
いや、それ泣くところか?これだからオタクってやつは(→特大ブーメラン)
もはや彼女は、物語基準というよりも声優基準というか、テレビでながれるナレーションの声すら判別できるようで、その声のクオリティが上がる事に本気で感動していたそうだ。
これは、推しを崇高なデバイスで楽しむという沼を教えてしまった気がする。
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●原点に帰って推しコンテンツを聴いて喜ぶ自身のために。
繰り返しになるけれど、スマートフォンがオールマイティにできてしまって、音楽プレーヤーとしての価値もスマホが席巻している。
”良い音で聴きたい”という欲望はあるものの、どうせ使うなら快適に動作して欲しいし見た目もカッコいいほうがいい。
極論を言えば、所有することのスタートラインに立てないのであれば持たなくてもいい。
その結果として、やっぱりスマホで十分だよねとなってしまうのも理解できる。
それでも専用プレーヤーでしか味わえない至高の音の世界もあって、それもまた深くてこだわりは人それぞれ。
ウォークマン「NW-ZX707」は、もはやZX500シリーズの後継機種ではない別物で。
「WM1M2シリーズ」とも違っていて、もうウォークマンなんていらないかなーという気持ちを呼び戻すパワーをもった新しい存在ともとれる。
もう耳の肥えたユーザーのみんなは、最高を求めて「WM1M2シリーズ」を手にしている人も多い。
そのどうしても超えられなかった価格的なハードルが下がるだけでなくて、フラッグシップモデルに使われている部材やや機能を取りこみつつ基本性能やバッテリーの持続時間も良くなった「NW-ZX707」は、欲しい気持ちを揺り動かす。
スマホを所有しているうえで、”ウォークマン”を持ちたい持ってもいい!と思わせてくれる。
推しコンテンツのために、喜ぶ自分のご褒美のために、ぜひ!
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