PlayStation 4のシステムソフトウェアver4.50配信開始 。外付けHDD対応、PS VRのシネマティックモードの画質向上やBlu-ray 3D対応など進化機能山盛り。
PlayStation 4のシステムソフトウェア バージョン4.50(コードネーム”SASUKE(サスケ)” アップデートを3月9日(木)から配信を開始。
今回のアップデートはβ募集されていた内容とほぼ同じ内容で、外付けHDDへの対応や、PlayStation®VRでBlu-ray 3D™コンテンツに対応といった機能が強化されている。
・PS4®「システムソフトウェア バージョン4.50」本日配信! PS4®がより楽しくなる追加機能を使いこなそう! | PlayStation®.Blog
・PS4®「システムソフトウェア バージョン4.50」で外付けHDDの拡張ストレージ化などさまざまな新機能を追加 | PlayStation®.Blog
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●PlayStation 4のバージョン4.50 の主なアップデート内容。
PlayStation 4のシステムソフトウェア バージョン4.50の主な追加機能は以下のとおり。
外付けハードディスクドライブをPlayStation 4の拡張ストレージとしてフォーマットすると、アプリケーションのインストールや、PlayStation 4の本体ストレージから外付けハードディスクドライブへのアプリケーションの移動ができるようになる。
拡張ストレージとして使用できる外付けHDDは、USB 3.0以上で、ストレージサイズは250GB~8TBまで。
拡張ストレージ内のアプリは、本体ストレージと同じくホーム画面に表示されてそのまま起動することができる。
「フォルダ機能」を使って、拡張ストレージと本体ストレージのアプリを同一フォルダで管理することもできる。
注意点としては、PlayStation 4へ接続できる外付けHDDは1つまでで、2台同時に接続しても2つ目の機器は認識されないことと、USBハブを経由した場合にも対応しないのでPlayStation 4に直接接続する必要がある。
拡張ストレージとしての台数に制限はなく、付け替えながらであれば何台でも増設できる。
PS Plusで毎月フリープレイを買っていてもHDDのアキ残量がなくて入れられない(;´Д`) なんてことがなくなるしこれは嬉しい!
さすがにSSD化しているPlayStation 4の本体内のほうがアクセスは速いだろうし、常時やるアプリを本体内にいれておいて、たまにプレイするかなーというのを外付けHDDに入れておくといいかも。
さすがに本体を買い替えて引っ越したら、外付けHDDは使えなくなるかな?
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PlayStation®VRでBlu-ray 3D™コンテンツを楽しめるようになるというもの。
今さらBlu-ray 3D™コンテンツなんてーと思うなかれ、コレはイイ!
3D対応テレビでわざわざメガネをかけて観てみても、奥行き感はあってもいまいち迫力に欠けていたり、フリッカー現象に悩まされたり、寝っ転がって横になると3Dで見れないとか、イマイチ活かしきれてなくて結局使わなくなって…。
ところがぎっちょん、PlayStation®VRはそもそも頭に付けるのがメンドクサイものとわかっていて装着して、あえてBlu-ray 3D™コンテンツ見たらなかなかの臨場感で、ただの2DのBlu-rayコンテンツを観るより断然楽しい!
むしろお気に入りのタイトルでBlu-ray 3D™コンテンツが出てるなら改めて欲しいくらい。これはツボ!
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・PlayStation®4 Pro用に「ブーストモード」を追加。
PlayStation 4 Proの向上した処理能力のうち特に高速なCPUとより高速かつ容量を倍になったGPUパワーを生かして、過去のゲームソフトのパフォーマンスを引き出すために開発されたモード。
[設定]から、[システム]→[ブーストモード]を選択するだけ。
可変フレームレートを採用している一部のゲームソフトでフレームレートが向上したり、30Hzもしくは60Hzで動作するゲームソフトは、よりフレームレートの安定化に貢献。
一部のゲームソフトではロード時間が短縮するという恩恵もある。
もともとPlayStation 4 Pro向けに作られてないので、どのゲームソフトにも効果があるとは限らないものの、せっかくPlayStation 4 Proを買った価値が上がるというもの。
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・スクリーンショットをホーム画面や機能画面の背景に設定可能に
撮影したスクリーンショットをホーム画面や機能画面の背景に設定できるように。
・クイックメニューの操作性を改善
ゲームに集中できるように、クイックメニューの表示方法を変更。
クイックメニューからパーティーの作成や参加などの機能に、よりアクセスしやすくなる。
・お知らせのリニューアル
お知らせをリニューアルし、すべてのお知らせが一覧で確認できるように。
・アクティビティーに直接テキストまたはスクリーンショットを投稿可能に
[What’s New]などに表示するアクティビティーに、直接テキストまたはスクリーンショットを投稿できるようになる。
また、一緒に遊んだプレイヤーやゲームをタグ付けもできる。
・アクティビティーにアニメ―ションGIFを投稿可能に
アクティビティーにアニメーションGIFを投稿できるようになる。
・パーティー作成後にパーティーの公開/非公開を変更可能に
パーティーを作成したあとでも、パーティーの公開/非公開を変更できるようになる。
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今回のアップデートはかなりイイ!
外付けのストレージに逃げられるなら、ローカル側に大量にストックできてソフトたっぷり贅沢仕様のホーム画面をみて気持ちを満たすこともできる。
い、いや、プレイ前提としても、ダウンロードするところから悩むよりも、アクセスしたら始められるというのはえらい違い。
あと、PlayStation®VRのシネマティックモードの画質も改善されていて、スクリーンサイズ(大中小)のうち中か小であれば今までの90fpsから120fpsが選べるようになっているのも進化点。
PlayStation®VRの「シネマティックモード」はそこまで使う意義が見いだせなかったとしても、Blu-ray 3D™コンテンツを3Dで観られる楽しさは大きくて、活用幅が増えたのは素直に嬉しい。
PlayStation4 Proだと、オマケに「ブースト機能」もあったりとハイスペックは正義だというかPlayStation4 Proを買っといてよかった。
・PlayStation4 Proを買ったら、ストレージをSSDに換装、そして旧PS4からのデータ移行をしてしまおう。
・「PlayStation®4」システムソフトウェアベータテストの2017年参加者募集中。