デジタル一眼カメラα APS-Cレンズ E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS「SELP1650」販売終了。（キットレンズとしては販売継続）。気になる新たな APS-C キットレンズの行方。

2024.06.28

ソニーデジタル一眼カメラα APS-Cキットレンズとして登場した E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS「SELP1650」について、単品での販売を終了。

発売されたのは2013年2月22日（金）、10年以上前で、APS-C カメラの最初のレンズとして使っている人も多い。

古くは、「NEX-6」、「NEX-5R」（2012年11月16日(金)発売）にキットレンズとして付属していた。

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

●定番APS-C電動ズームレンズの単品販売終了。今後どうなるAPS-Cキットレンズ

E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS「SELP1650」
ソニーストア販売価格：35,409円（税込）※販売終了

E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS「SELP1650」は、ソニーのデジタル一眼カメラα APS-Cエントリーモデルに付属するキットレンズ。

「SELP1650」は、広角24mmから中望遠75mm相当までカバーする電動ズームレンズ。

リトラクタブル機構の採用により全長29.9mmの軽量・薄型化を実現し、光学式手ブレ補正機能も搭載している。

単品販売は終了しているものの、キットレンズとして付属しているカメラ「α6400」、「VLOGCAM ZV-E10」では、継続して付属・販売している。

カメラボディがシルバー・ホワイトの場合、シルバーの「SELP1650」が付属する。

単品でも販売しているとはいえ、およそカメラに最初から付属しているレンズという印象が大きい。

そして気になる、今後のキットレンズの動向。

「SELP1650」をキットレンズとして搭載するモデル（α6400、α6100、VLOGCAM ZV-E10）は、約3年～5年ものあいだ後継モデルが登場していない。

新たにエントリー向けのAPSCボディ後継モデルが発売されたさいにキットレンズがどうなるか非常に気になる。

「SELP1650」はコンパクトでありながら、電動ズームや手振れ補正を備えて便利なレンズであった一方で、ズーム時の駆動音や、撮影した画像のクオリティがイマイチということは否めない。

VLOGCAM ZV-E10ではせっかくの動画を撮影しても、電動ズームを使うと動作音が記録されてしまうという問題をかかえていた。

今後登場するカメラボディの性能が良くなっても、キットレンズとして付属するレンズが足を引っ張ったのでは意味がない。

キットレンズの単品販売が終了した事もあって、次世代につながる新たなレンズとボディに期待したい。

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

デジタル一眼カメラα6400
ILCE-6400Y（ダブルズームレンズキット）
同梱レンズ：E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS「SELP1650」
　　　　　：E 55-210mm F4.5-6.3 OSS「SEL55210」
ソニーストア販売価格：163,900円（税込）
●長期保証＜3年ベーシック＞付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF