ワイヤレスポータブルスピーカー「ULT FIELD 1」レビュー。小さくても強烈な重低音サウンド、防水・防塵・防錆に対応して衝撃にも強くて、どこでもオトモに連れていきたくなる。
ソニーのX-Balanced Speaker Unitを搭載して、重低音に特化した新ブランド「ULT POWER SOUNDシリーズ」。
ワイヤレスポータブルスピーカー「ULT FIELD 7」、「ULT FIELD 1」とヘッドホンの「ULT WEAR」の3モデルが国内で展開される。
今回は、小型のワイヤレススピーカー「ULT FIELD 1」についてレビューしてみる。
主な特徴は、以下の通り。
小型ポータブルワイヤレススピーカー「ULT FIELD 1」
ソニーストア販売価格：19,800円（税込）
10%OFFクーポン適用：17,820円 （税込）
発売日：2024年4月26日（金）
特徴：重低音を付加するULTボタン搭載、IP67・防錆、約12時間、約650g
・アリーナの最前列にいるような重低音を体感できる新商品群「ULT POWER SOUND™」シリーズ スピーカー2機種とヘッドホン1機種を発売
・ULT FIELD 1 | アクティブスピーカー/ネックスピーカー | ソニー
・ULT FIELD 7 | アクティブスピーカー/ネックスピーカー | ソニー
・ULT WEAR | ヘッドホン | ソニー
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目次
●新たな重低音シリーズ「ULT POWER SOUNDシリーズ」のコンパクトワイヤレススピーカー「ULT FIELD 1」
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ワイヤレスポータブルスピーカー「ULT FIELD 1」と、前モデルの「SRS-XE200」との比較。
「ULT FIELD 1」のサイズ自体は、「SRS-XE200」とほぼ同じ大きさに見えるけれどほんの少し小さく軽くなっている。
だいだい500ml～650mlのペットボトルと若干大きく重い程度のサイズ感。
「ULT FIELD 1」
最大外形寸法：約206×77×76mm
質量：約650g
「SRS-XE200」
最大外形寸法：約208×90×94mm
質量：約800g
本体デザインの変遷として、SRS-XB23は円筒形、SRS-XE200は五角柱、そして「ULT FIELD 1」は中央部に行くにしたがって細くなる鼓のような形状。
スピーカーのあるメイン部分はメッシュタイプで、両サイドはラバーになっていて縦置きしても横置きしてもこの部分が接地することになる。
この形の恩恵として、落とした場合の衝撃にもある程度は耐えられるようになっている。
本体にマルチウェイストラップが通されていて、ここに手をかけて持つこともできるし、いらないと思えば取り外すこともできる。
スピーカーを縦向きや横向きにもかけられるほか、ストラップは引き出して、アウトドア時はもちろん、置き場所がないお風呂などでもラックに吊るすこともできる。
今までのモデルは、ストラップが垂れ下がっているだけで見た目にイマイチだったけれど、「ULT FIELD 1」はストラップとの一体感は悪くない。
ワイヤレスポータブルスピーカー「ULT FIELD 7」と「ULT FIELD 1」の2モデルとサイズはかなり違う。
「ULT FIELD 7」
最大外形寸法：約512×224×222mm
質量：約6.3kg
「ULT FIELD 1」
最大外形寸法：約206×77×76mm
質量：約650g
共通のデザインで、縦置きも安定して置ける。
ちょうど音の通り道もあるので、縦置きしても塞いでこもってしまうこともない。
ストラップの形状を見ると、SONYロゴのSが上になるように置くのが正しい。
本体サイズはコンパクトなままに、スピーカーユニットの形を変えることでユニットサイズを最大化。
SRS-XE200は、1つのユニットで全音域をカバーしていたのに倒して、「ULT FIELD 1」はウーファーとトゥイーターを独立した2 Way Speaker Unit構成。
約83×42mmの楕円形の「X-Balanced Speaker Unit」を1基と、約Φ16mmのツィーターユニットを1基備えたことで、コンパクトなボディはそのままに、低域や音圧を今まで以上に強化して、かつ低域に負けないボーカルを再現できる。
本体上部に、防水防塵に対応しているため、浸水を防ぐ継ぎ目のない物理的に押しごたえのある操作系のボタンが並ぶ。
左から、電源、bluetooth（ペアリングボタン）、再生・一時停止（通話）、音量調整、ULTボタン。
接続した機器の音量もスピーカー側から操作できる。
再生・一時停止（通話）ボタンを、2回押しで次の曲に移動、3回押しで曲の頭出しや曲戻しといったこともできるので、スマホが手元になくてもスピーカーから操作できる。
電話がかかってきたときは、再生・一時停止（通話）ボタンを押すことで受話することができる。
もう一度押すことで通話を終了。
最大の特長は、「ULTボタン」で、かんたんに重低音マシマシの音源に変えてしまうこと。
ULT POWER SOUNDの効果は2段階に分かれていて、「OFF」・「ULT1」から切り替えることができる。
「OFF」時はいつもどおりの安定感のある音で、「ULT1」にすると、量感のある重低音とクリアなボーカルをバランスよく楽しめる。
防水処理された本体背面のカバーを開くと、充電用のUSB端子が搭載されている。
充電用にUSBケーブルが付属しているけれどAC充電器などは付属しない。
充電スピードを早くしたい場合は出力の高いAC充電器などを別途用意しよう。
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大容量リチウムイオン充電池を内蔵して、最大約12時間。（音量レベル25、サウンドULT POWER SOUNDオン）
充電には約5時間。
最大出力で再生すると1/4の約3時間まで短くなる。（音量レベル50、ULT POWER SOUNDオン）
極端に短くなるじゃないかと思うけれど、実査い音量のレベル50というのはとんでもない爆音で屋内ではありえない大きさと理解すればなんとなく納得できる。
バッテリー残量やペアリングモード、Bluetooth接続した時には音声のボイスガイダンスでお知らせしてくれる。
IP67の防水・防塵性能と防錆にも対応。
防水（IP67）に対応して、水や砂を被ったても気にせず使える安心感。
もしも突然の雨が降ったり、水しぶきがかかったとしてもスピーカーは守られてると思うと、屋外でも快適に使うことができる。
もちろんキッチンだけでなく、お風呂に持ち込んでも使える。
防塵対応かつサビにも強いので、浜辺でもアウトドアでも遠慮なく使える。
日常で使う際にも、衝撃、衝突、擦り傷などに耐える表面処理されていて、気遣いなく使える自由さも魅力のひとつ。
基本的に落下などで接地する部分が左右の傷に強い素材のため、スピーカー本体が傷つきにくい構造となっているのも気軽に使える安心感につながる。
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●スマホとの接続も簡単。アプリから細かな設定もできる。
スマートフォン（AndroidやiPhone）と連携して使うには、まず最初にbluetothのペアリング。
NFCは内蔵しておらず、そのかわりAndroidでは便利な「Google Fast Pair」に対応。
スピーカーをペアリングモードにして、接続機器に近づけると出るポップアップをタップするだけで簡単にペアリングが可能。
Bluetoothの対応コーデックは、汎用性の高いSBC、AAC。
「Music Center」アプリをスマホにインストールしておくことで、ワイヤレススピーカーをより細かく設定できる。
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「Music Center」アプリでは、ワイヤレススピーカーの接続状態、bluetoothのコーデックを視認するほか、スピーカーの調整やアプリの切り替え、サウンド機能の調整といった操作ができる。
「ULT FIELD 1」は、特に入力端子がないため、設定項目は最小限にとどまっている。
また、「ULT FIELD 1」を2台一緒につなげてBluetooth接続することで、2台を左右に縦置きして配置してステレオ音楽も楽しめる。
接続方法は同じモデルが必要。
「Music Center」アプリを利用して、2つのスピーカーを同じグループに登録するとステレオ再生モードになる。
アプリ画面に本体カラーもそのまま反映されるので、どちらが右で左かもわかりやすい。
実際に、ステレオ音楽モードにしてみると、さすがにパワフルなスピーカーが2つになっただけあって見た目の小ささからは想像がつかないほどに強烈な音圧。
これはやりがいがあるというか予算は2倍かかるけれど、普段は別々に使いながら、大音量で楽しみたいというときに使うと楽しい。
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●見た目のコンパクトさから想像もできないほどの震える臨場感がキモ！
「ULT POWER SOUNDシリーズ」は、コンパクトでありながら重低音はもちろん、臨場感ある再現性はかなりのもので見た目とのギャップに驚く。
スマートフォンとつなぐことが多いと思うけれど、たとえ画面が小さくても、ライブ動画やミュージックビデオを観ると結構会場にいるような感覚を味わえたり、映画をみても迫力は十分。
「ULTボタン」を押すだけで好みで低音のオンオフを切り替えられる。
ずっと重低音モリモリだと疲れると思えばオフにすればいいし、低域の量感がほしいと思えばオンにすればいい。
安価なワイヤレススピーカーでも音はそこそこ出るとはいえ、ある程度の音量を鳴らそうとしてボリュームをあげるとそのほとんどが音割れしてしまう。
けれど、「ULT FIELD 1」の音圧たるや、大きくしても大きくしてもその厚みを失わない。
ちょっと広いリビングはもちろん、何の遮蔽物のない屋外でも余裕でリスニングできる安定感がある。
もちろん「ULT FIELD 7」であれば、その音圧は強烈になるとはいえ、サイズ感が違いすぎるので、カジュアルに持ち運ぶなら「ULT FIELD 1」が最適。
防水・防塵・防錆もあって、衝撃にもそこそこ耐える仕様になっていて、気にせずお風呂でもキャンプでも「ULT FIELD 1」をオトモにしてもいいかもしれない。
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●「ULT POWER SOUND」シリーズラインナップ
ワイヤレスポータブルスピーカーULT FIELD 1（SRS-ULT10）
ソニーストア販売価格：19,800円（税込）
●長期保証サービス（3年ベーシック）付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
ワイヤレスポータブルスピーカーULT FIELD 7（SRS-ULT70）
ソニーストア販売価格：66,000円（税込）
●長期保証サービス（3年ベーシック）付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
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●ワイヤレススピーカー・ヘッドホン
 ワイヤレスポータブルスピーカー「SRS-XV800」 ソニーストア販売価格：88,000円（税込） ●長期保証サービス（3年ベーシック）付 ●ソニーストア割引クーポン10%OFF ●提携カード決済で3%OFF |
 ワイヤレスポータブルスピーカー「SRS-XG500」 ソニーストア販売価格：55,000円（税込） ●長期保証サービス（3年ベーシック）付 ●ソニーストア割引クーポン10%OFF ●提携カード決済で3%OFF |
 ワイヤレスポータブルスピーカー「SRS-XV500」 ソニーストア販売価格：59,400円（税込） ●長期保証サービス（3年ベーシック）付 ●ソニーストア割引クーポン10%OFF ●提携カード決済で3%OFF |
 ワイヤレスポータブルスピーカー「SRS-XG300」 ソニーストア販売価格：39,600円（税込） ●長期保証サービス（3年ベーシック）付 ●ソニーストア割引クーポン10%OFF ●提携カード決済で3%OFF |
 ワイヤレスポータブルスピーカー「SRS-XE300」 ソニーストア販売価格：29,700円（税込） ●長期保証サービス（3年ベーシック）付 ●ソニーストア割引クーポン10%OFF ●提携カード決済で3%OFF |
 ワイヤレスポータブルスピーカー「SRS-XB100」 ソニーストア販売価格：11,000円（税込） ●長期保証サービス（3年ベーシック）付 ●ソニーストア割引クーポン10%OFF ●提携カード決済で3%OFF |
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