ワイヤレスポータブルスピーカー「ULT FIELD 7」レビュー。屋内では持て余すほどの迫力の重低音サウンド、バッテリー駆動でどこでも使える巨大スピーカー。
ソニーのX-Balanced Speaker Unitを搭載して、重低音に特化した新ブランド「ULT POWER SOUNDシリーズ」。
ワイヤレスポータブルスピーカー「ULT FIELD 7」、「ULT FIELD 1」とヘッドホンの「ULT WEAR」の3モデルが国内で展開される。
中でも屋内はもちろんアクティブに迫力の重低音サウンドを楽しめる大型のワイヤレススピーカー「ULT FIELD 7」についてレビューしてみる。
主な特徴は、以下の通り。
大型ポータブルワイヤレススピーカー「ULT FIELD 7」
ソニーストア販売価格:66,000円(税込)
10%OFFクーポン適用:59,400円 (税込)
発売日:2024年5月24日(金)
特徴:重低音を付加するULTボタン搭載、IP67・防錆、LDAC対応、約30時間、約6.3kg
・アリーナの最前列にいるような重低音を体感できる新商品群「ULT POWER SOUND™」シリーズ スピーカー2機種とヘッドホン1機種を発売
・ULT FIELD 1 | アクティブスピーカー/ネックスピーカー | ソニー
・ULT FIELD 7 | アクティブスピーカー/ネックスピーカー | ソニー
・ULT WEAR | ヘッドホン | ソニー
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目次
●新たなシリーズ「ULT POWER SOUNDシリーズ」の大型ワイヤレススピーカー「ULT FIELD 7」。
ワイヤレスポータブルスピーカー「ULT FIELD 7」と「ULT FIELD 1」の2モデルとサイズを比較。
「ULT FIELD 7」がバッテリー駆動できるワイヤレススピーカーと言いながら、ちょっとやそっとの大きさではない事がわかる。
「ULT FIELD 7」
最大外形寸法:約512×224×222mm
質量:約6.3kg
「SRS-XG500」
最大外形寸法:約460×256×215mm
質量:約5.6kg
「ULT FIELD 1」
最大外形寸法:約206×77×76mm
質量:約650g
「ULT FIELD 7」は、ドラム缶というか、鼓(つづみ)のような縦置きすると太鼓のようなデザイン。
ちょっと小さめのビール樽のようなサイズ感で、すでに出荷完了となっているほぼ同じ大きさ。 と
縦置きにしても安定して設置できる。
持ち手部分がちょうど音の通り道になっていて、縦置きしても塞いでこもってしまうこともない。
横置にしても縦置きにしても両サイドに2箇所持ち手があって、どちら向きでもしっかり掴めて持ち運びがしやすい。
「ULT FIELD 7」は鼓のような形状のため、スピーカー本体サイズはコンパクトなまま、スピーカーユニットの形を変えることでユニットサイズを最大化。
矩形ウーファーを採用したことで、圧倒的な音圧と厚みのあるボーカル、豊かな低音を実現。
スピーカーの内部構造は上記画像のイメージ。
スピーカーの形状は一般的には丸いものが多いのに対して、「ULT FIELD 7」では矩形にユニットサイズを大型化。
「ULT FIELD 7」は、約114×114mmの矩形の「X-Balanced Speaker Unit」を2基搭載。
ツィーターには、振動板口径を2基搭載。
比で約1.8倍大きくしたΦ46mmのユニットを「ULT FIELD 7」の最大の特長は、「ULTボタン」で、かんたんに重低音マシマシの音源に変えてしまうこと。
ULT POWER SOUNDの効果は3段階に分かれていて、「OFF」・「ULT1」・「ULT2」から切り替えることができる。
「ULT1」は、量感のある重低音とクリアなボーカルをバランスよく楽しめるモード。
「ULT2」は、さらに重低音を強調して、強烈なグルーヴ感を体感できる。
「ULT2」の威力は言葉では言い表せないほどで、爆音とともにライブハウスのような超重低音が襲ってくるので使いどころは考えないととんでもないことになる。
IP67の防水・防塵性能と防錆にも対応。
もしも突然の雨が降ったり、水しぶきがかかったとしてもスピーカーは守られてると思うと、屋外でも快適に使うことができる。
防塵対応かつサビにも強いので、浜辺でもアウトドアでも遠慮なく使える。
日常で使う際にも、衝撃、衝突、擦り傷などに耐える表面処理されていて、気遣いなく使える自由さも魅力のひとつ。
ULT FIELD 7本体上部に、防水防塵に対応しているためか、浸水を防ぐ継ぎ目のない物理的に押しごたえのある操作系のボタンが並ぶ。
左から、電源、bluetooth(ペアリングボタン)、再生・一時停止、音量調整、ULTボタン。
接続した機器の音量もスピーカー側から操作できる。
再生・一時停止(通話)ボタンを、2回押しで次の曲に移動、3回押しで曲の頭出しや曲戻しといったこともできるので、スマホが手元になくてもスピーカーから操作できる。
防水処理された本体背面のカバーを開くと、接続用の端子のほか、コントロールや設定用のボタンがある
ライトボタン、バッテリーボタン、キーコントロール、エコー、ギター切り替えボタン、レベルノブ、充電用AC端子、USB接続端子、3.5mm有線オーディオケーブル、6.3mm端子を搭載。
48kHz/16bitのADコンバーターで処理して入力信号をロスなくデジタル信号化して、アナログオーディオも楽しめる。
ULT FIELD 7は、大容量リチウムイオン充電池を内蔵して、最大約30時間。(音量レベル16、サウンドULT1/2オン、ライトオフ時)
急速充電に対応していて、10分充電で3時間再生が可能。
最大出力で再生すると1/10の約3時間まで短くなる。(音量レベル50、サウンドULT1/2オン、ライトオン時)
極端に短くなるじゃないかと思うけれど、実査い音量のレベル50というのはとんでもない爆音で屋内ではありえない大きさと理解すればなんとなく納得できる。
バッテリー残量やペアリングモード、Bluetooth接続した時には音声のボイスガイダンスでお知らせしてくれる。
「ULT FIELD 7」の特徴である、スピーカーに光るライティング機能を搭載。
側面のパッシブラジエーターが曲に合わせて光り、シーンに合わせてその場の雰囲気をさらに盛り上げる。
ライティングも従来のモデルよりも構造を見直して明るくみえるようになっている。
これはスマホアプリ「Music Center」から、レイブ、チル、ホットなど全12種類からライティングパターンを選択できる。
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●スマホとの接続も簡単。アプリから細かな設定もできる。
スマートフォン(AndroidやiPhone)と連携して使うには、まず最初にbluetothのペアリング。
NFCは内蔵しておらず、そのかわりAndroidでは便利な「Google Fast Pair」に対応。
スピーカーをペアリングモードにして、接続機器に近づけると出るポップアップをタップするだけで簡単にペアリングが可能。
ちなみに、最大2台まで同時接続できるマルチポイント接続に対応している。
Bluetoothの対応コーデックは、汎用性の高いSBC、AACと、SBCの約3倍の情報量となるコーデック「LDAC」も備えてワイヤレスでも良い音質で聴くことができる。
「Music Center」アプリをスマホにインストールしておくことで、ワイヤレススピーカーをより細かく設定できる。
「Music Center」アプリでは、ワイヤレススピーカーの接続状態、bluetoothのコーデックを視認するほか、スピーカーの調整や入力ソースの切り替え、サウンド機能の調整といった操作ができる。
入力端子を備える、Audio in(3.5mm有線オーディオケーブル接続)や、USBなどへの入力切替も項目として選べる。
また、2台一緒につなげてBluetooth接続することで、2台を左右に縦置きして配置してステレオ音楽も楽しめる。
この巨大なスピーカーを二つ揃えることが難しいけれど、学校の体育館でもまかなえるくらいの爆音を鳴らせるはず。
最大100台の互換性のあるスピーカーと連携して音楽と照明を同期して再生することもできる。
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●「ULT FIELD 7」には、光と音を操れる「Fiestable」アプリを使用可能。
「ULT FIELD 7」は、「Fiestable」アプリにも対応している。
「Fiestable」アプリは音楽を聞きながら自分がまるでDJのようにリアルタイムにプレイできたり、様々な機能を利用することが出来る。
スクラッチやドラムの音、歓声などの効果音を再生中の音楽に入れられる「DJ Control」や、ライティングの色やパターンを音楽にあわせて変幻自在に変えられる「Illumination」、手軽にカラオケを楽しめる「Karaoke」、アクションすることで効果をいれられる「Motion Control」などがある。
ライティング機能も備えて様々なカラーで発光させることができたり消灯もできる。
ただ光るだけではなくアプリと連動して、カラーチャートをタップして瞬時に色を変えたり、好みのカラーで音楽にあわせて光の明滅の合いの手を入れたりなど、光と音楽を同時に楽しむことができる。
SRS-XV500にも備わっている手軽にカラオケを楽しめる「Karaoke」機能も利用できる。
「Karaoke」機能は、楽曲に合わせて別途用意したマイクからの音を出力できるだけではなく、歌入りの曲の音声を消してくれる「ボーカルキャンセル」機能や、キーコントロール、マイクエコー機能も搭載している。
マイクを接続すれば、ボーカル入りの音源でもカラオケが楽しめる。
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●巨大なボディに相応しいから出る音は圧巻!ライブの臨場感や映画も本気で楽しめる。
「ULT POWER SOUNDシリーズ」の「ULT FIELD 7」は、「X-Balanced Speaker Unit」を搭載しているということもあって、底から響きわたる重低音はもちろんのこと、臨場感の再現性はかなり強烈。
ボリュームを少し上げても相当な音量で、屋内では相当広い場所でも鳴り響かせることができる。
これでバッテリー駆動できるので、地域のイベントや、ちょっとした集会でもいかんなくその性能を発揮してくれるはず。
そして、新たに加わった「ULTボタン」を押すと、超迫力のライブで味わったあの重低音を味わえる。
「ULT1」ではなかなかの重低音だねと思えるくらいだけれど、「ULT2」では強烈な重低音が押し寄せる。
ワンボタンでかんたんに切り替えて重低音を楽しめるので、ちょっと刺激がほしいと思えばガンガン使えば良い。
もちろん音楽のみならず、スマホやタブレットの動画でも、ポータブルゲーム機でも、つなぐと画面のサイズと無関係に音の迫力に包まれて楽しさが激増する。
冗談抜きで「ULTボタン」がすごい威力なので、実際にソニーストアで体感してみてほしい。
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●「ULT POWER SOUND」シリーズラインナップ
ワイヤレスポータブルスピーカーULT FIELD 7(SRS-ULT70)
ソニーストア販売価格:66,000円(税込)
●長期保証サービス(3年ベーシック)付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
ワイヤレスポータブルスピーカーULT FIELD 1(SRS-ULT10)
ソニーストア販売価格:19,800円(税込)
●長期保証サービス(3年ベーシック)付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
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●ワイヤレススピーカー・ヘッドホン
ワイヤレスポータブルスピーカー「SRS-XV800」 ソニーストア販売価格:88,000円(税込) ●長期保証サービス(3年ベーシック)付 ●ソニーストア割引クーポン10%OFF ●提携カード決済で3%OFF |
ワイヤレスポータブルスピーカー「SRS-XG500」 ソニーストア販売価格:55,000円(税込) ●長期保証サービス(3年ベーシック)付 ●ソニーストア割引クーポン10%OFF ●提携カード決済で3%OFF |
ワイヤレスポータブルスピーカー「SRS-XV500」 ソニーストア販売価格:59,400円(税込) ●長期保証サービス(3年ベーシック)付 ●ソニーストア割引クーポン10%OFF ●提携カード決済で3%OFF |
ワイヤレスポータブルスピーカー「SRS-XG300」 ソニーストア販売価格:39,600円(税込) ●長期保証サービス(3年ベーシック)付 ●ソニーストア割引クーポン10%OFF ●提携カード決済で3%OFF |
ワイヤレスポータブルスピーカー「SRS-XE300」 ソニーストア販売価格:29,700円(税込) ●長期保証サービス(3年ベーシック)付 ●ソニーストア割引クーポン10%OFF ●提携カード決済で3%OFF |
ワイヤレスポータブルスピーカー「SRS-XB100」 ソニーストア販売価格:11,000円(税込) ●長期保証サービス(3年ベーシック)付 ●ソニーストア割引クーポン10%OFF ●提携カード決済で3%OFF |
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