VAIO SX14 / VAIO SX12 レビュー。何故このタイミングで第10世代Coreプロセッサー「Ice Lake」を搭載したのか?「Comet Lake」とベンチマークテスト比較。
2020年10月、VAIO SX14とVAIO SX12が筐体はそのままに、内部の性能をアップしたマイナーチェンジした。
先に言うと、主な変更点は、CPUを第10世代Intel Core プロセッサー「Ice Lake」に刷新、メモリー最大32GB、Wi-Fi 6対応、新型バッテリーを採用して駆動時間延長、 HDMI出力やType-C (DisplayPort)経由での外部ディスプレイ出力がアップというもの。
個人的に勝手に期待していた、VAIO SX12のディスプレイの高解像度化や、両モデルのHDR&Adobe RGBカバー率100%対応、USB-CのThunderbolt 3対応は見送られていた。
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目次
●第10世代Intel Core プロセッサー「Ice Lake」を採用。
そして今回モデルチェンジしたことによって、VAIO SX14とVAIO SX12ともに第10世代Coreプロセッサー「Ice Lake」へと変更。
ここでいきなり疑問が出てくる。
もともと2020年1月に発売されたモデルで第10世代Intel Core プロセッサー「Comet Lake」が搭載されていて「Ice Lake」へ変更したのか?
非常にややこしくしているのが、第10世代Intel Core プロセッサーが「Comet Lake」と「Ice Lake」という2種類に分かれていること。
簡単に言えば、CPUのパフォーマンスに注力したのが「Comet Lake」で、内蔵グラフィックスが強化されているのが「Ice Lake」。
前モデルに「Comet Lake」を採用したのは、より生産性が求められるビジネスニーズに応えられるためという理由だった。
確かに最上位CPUとなるCore i7-10710Uでは、6コア12スレッドとなっており、よりマルチコアでのパフォーマンスを発揮できる優位性を重視していた。
その一方で、新モデルでは内蔵GPUが「UHD Graphics」ではなく、「Iris Plus」となることでグラフィックス性能がアップした「Ice Lake」。
最上位CPUとなるCore i7-1065G7では、クアッドコア(4コア)8スレッド、内蔵グラフィックはインテル Iris Plus グラフィックスとなっている。
また、プロセッサーのパフォーマンスを決めるのはもちろん動作周波数やコア数に依存するだけれど、小さい本体内でその性能を発揮するには発熱という問題が大きく立ちふさがる。
そこでVAIOが行っているのが、「VAIO TruePerformance™」という独自のチューニング。
やっていることは至極地味でかつシンプル。
・インテル®ターボ・ブースト・テクノロジーに対応する為の電源を強化。
・CPUパッケージパワーのリミットの値を調整。
・放熱用ヒートパイプの熱輸送力を向上。
・放熱用フィンの熱交換率を向上。
・FAN回転数テーブルのチューニングによる、放熱能力の向上。
ようするにCPUが最大のパフォーマンスを発揮してアッチッチな状態になったとき(インテル®ターボ・ブースト・テクノロジー)、より強烈に放熱できるシステムにしたことで、インテルが想定する性能よりも高くパフォーマンスを維持できるよというもの。
<選択できるCPU>
・Core i7-1065G7(4コア/8スレッド)(1.3GHz / 最大3.9GHz)
・Core i5-1035G1(4コア/8スレッド)(1GHz / 最大3.6GHz)
・Core i3-1005G1(2コア/4スレッド)(1.2GHz / 最大3.4GHz)
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●ベンチマークテストで、「Comet Lake」と「Ice Lake」の性能差を比較する。
ベンチマークアプリ「CINEBENCH R20」で計測してそのスコアを比較してみる。
●VAIO SX14/SX12 (VJS1431/VJS1231)
第10世代Coreプロセッサー「Ice Lake」
・Core i7-1065G7(4コア/8スレッド)(1.3GHz / 最大3.9GHz)・・・スコア:1542pts
・Core i5-1035G1(4コア/8スレッド)(1GHz / 最大3.6GHz)・・・スコア:1489pts
●VAIO SX14/SX12(VJS1421/VJS1221)
第10世代Intel Core プロセッサー「Comet Lake」
・Core i7-10710U(6コア/12スレッド)(1.3GHz / 最大3.9GHz)・・・スコア:2063pts
●VAIO SX14/SX12(VJS1411/VJS1211)
第8世代Intel Core プロセッサー
・Core i7-8565U(4コア/8スレッド)(1.8GHz / 最大4.6GHz)・・・スコア:1156pts
当然の結果ではあるけれど、マルチコアのパフォーマンスがそのままスコアに反映。
2年前に登場した第8世代Intel Coreプロセッサーよりは良好なものの、「Comet Lake」には及ばない。
無論このプロセッサーパワーだけで語られるものではないとしても、今回あえて「Ice Lake」を搭載してきた理由何なのか?
グラフィック性能だけではなくて他にも利点があるはずの「Ice Lake」を、なぜ前モデルの時点で採用しなかったのか?
そもそも第11世代プロセッサー(Tiger Lake)をこのタイミングで導入できなかったのか?など、わりと腑に落ちない点は多々ある。
プロセッサーやグラフィックス能力だけでなく、メモリーやストレージ全体にかかるPCの総合的なパフォーマンスを計測するベンチマークソフト「PCMark10」。
●VAIO SX14/SX12 (VJS1431/VJS1231)
第10世代Coreプロセッサー「Ice Lake」
・Core i7-1065G7(4コア/8スレッド)(1.3GHz / 最大3.9GHz)・・・スコア:3779
・Core i5-1035G1(4コア/8スレッド)(1GHz / 最大3.6GHz)・・・スコア:3759
●VAIO SX14/SX12(VJS1421/VJS1221)
第10世代Intel Core プロセッサー「Comet Lake」
・Core i7-10710U(6コア/12スレッド)(1.3GHz / 最大3.9GHz)・・・スコア:4114
実用操作を想定してトータル性能をはかる「PCMark10」でも結果は変わらず「Comet Lake」を搭載したほうがスコアが良かった。
こんなにモニョる結果をみるのは初めてである。
せめてグラフィック性能のアドバンテージを示して欲しくて定番の3Dベンチマークソフト「3DMark」Basic Editionを走らせてみた。
DirectX 11を使用したゲーミングノート・ミドルPC向けの「Sky Diver」、DirectX 12を使用した比較的軽量化された「Night Raid」、DirectX 12世代のGPU負荷の非常に高いゲーミングPC向け「Time Spy」の3つ。
●VAIO SX14/SX12 (VJS1431/VJS1231)
第10世代Coreプロセッサー「Ice Lake」
・Core i7-1065G7(4コア/8スレッド)(1.3GHz / 最大3.9GHz)
「Time Spy」・・・890
「Night Raid」・・・9250
「Sky Diver」・・・8142
・Core i5-1035G1(4コア/8スレッド)(1GHz / 最大3.6GHz)
「Time Spy」・・・547
「Night Raid」・・・7113
「Sky Diver」・・・6075
●VAIO SX14/SX12(VJS1421/VJS1221)
第10世代Intel Core プロセッサー「Comet Lake」
・Core i7-10710U(6コア/12スレッド)(1.3GHz / 最大3.9GHz)
「Time Spy」・・・492
「Night Raid」・・・6182
「Sky Diver」・・・5038
ここではさすがに、内蔵グラフィックがインテル Iris Plus グラフィックスとなる「Ice Lake」が圧倒的な性能を示した。
Core i7-10710UよりもCore i5-1035G1のほうが高いスコアを出したのも興味深い。
勢いついでに、「 漆黒のヴィランズ ベンチマーク – ファイナルファンタジーXIV」のベンチマークテスト。
●VAIO SX14/SX12 (VJS1431/VJS1231)
第10世代Coreプロセッサー「Ice Lake」
・Core i7-1065G7(4コア/8スレッド)(1.3GHz / 最大3.9GHz)
最高品質 ・・・2242(普通)
高品質(デスクトップPC)・・・2414(普通)
高品質(ノートPC) ・・・3058(やや快適)
標準品質(デスクトップPC)・・・4038(快適)
標準品質(ノートPC) ・・・4025(快適)
・Core i5-1035G1(4コア/8スレッド)(1GHz / 最大3.6GHz)
最高品質 ・・・1626(設定変更を推奨)
高品質(デスクトップPC)・・・1876(設定変更を推奨)
高品質(ノートPC) ・・・2380(普通)
標準品質(デスクトップPC)・・・3627(快適)
標準品質(ノートPC) ・・・3625(快適)
●VAIO SX14/SX12(VJS1421/VJS1221)
第10世代Intel Core プロセッサー「Comet Lake」
・Core i7-10710U(6コア/12スレッド)(1.3GHz / 最大3.9GHz)
最高品質 ・・・1189(設定変更が必要)
高品質(デスクトップPC)・・・1410(設定変更を推奨)
高品質(ノートPC) ・・・1796(設定変更を推奨)
標準品質(デスクトップPC)・・・2655(やや快適)
標準品質(ノートPC) ・・・2663(やや快適)
ゲームベンチでも予想通りのハイスコアを「Ice Lake」のほうが叩き出した。
今回の新モデルで、コア数で優位な「Comet Lake」ではなく、グラフィック性能のアドバンテージがある「Ice Lake」を採用したという判断をどう捉えるか。
本来法人向けを推しだしているVAIO㈱のPCだけに、ゲームに有利だよというよりは、ZOOMやTeamsなど近年テレビ会議などが頻繁んい利用されるようになり、それらが快適に動作するという理由が大きいのだろう。
ストレージは第3世代ハイスピードSSD(PCIe接続のNVMe SSD)とスタンダードSSDの2種類から選択。
スタンダードSSDではSATA接続からPCIe接続に変更されたことで、読み書き速度が向上。暗号化機能付きとなった。
<選択できるSSD>
第三世代ハイスピードSSD(PCIe)
・第三世代ハイスピードSSD 2TB
・第三世代ハイスピードSSD 1TB
・第三世代ハイスピードSSD 512GB
・第三世代ハイスピードSSD 256GB
スタンダードSSD (PCIe 暗号化機能付き)
・スタンダードSSD 256GB
・スタンダードSSD 128GB
ストレージ性能を「CrystalDiskMark 7.0.0」で計測。
左画像は、第三世代 ハイスピードプロSSD(NVMe)であり非常に高速。
右画像は、新たなスタンダードSSD (PCIe 暗号化機能付き) で、従来のSATA接続のSSDとはくらべものにならないほどに高速化。
書き込みのスピードでは及ばないものの、読み込みスピードは非常に高速で、これであれば予算的にスタンダードを選ばざるを得ない場合でも実用性は担保される安心感はある。
また、オンボードメモリーは最低8GBから最大32GBまで搭載可能になり、LPDDR3からLPDDR4xへと変更となっている。
<選択できるメモリー>
・8GB
・16GB
・32GB
※ただし、Core i5-1035G1とCore i3-1005G1は、メモリー8GBのみ選択。
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●Windows PCの作業効率に大きく影響するキーボードの使い心地。
ディスプレイサイズは、VAIO SX14が14インチ、フルHD(1920x1080)に加えて、超高解像度の4K(3840×2160ドット)ディスプレイの選択肢。
4K(3840×2160)をそのまま解像度である100%表示では細かすぎて常用するのは厳しいとしても、広い作業領域は魅力。
一方のVAIO SX12は、12.5インチでディスプレイ解像度はフルHD(1920x1080)のみ。
もしかしたら今回のモデルチェンジで、WQHD(2560 x 1440)くらいを用意してくれるかもしれない?と淡い期待を抱いたもののスルー。
せっかくVAIO SX14が作業効率の高い4Kディスプレイを選べるだけに、VAIO SX12でも高精細ディスプレイを用意してほしかったし、ディスプレイの色再現性についても、今回VAIO S15で採用したようなHDR対応やAdobe RGBカバー率の高いディスプレイの選択肢も欲しかった。
ちなみに左右のベゼルが極細なのに対して上部に一定の幅が持たせてあるワケは、Wi-FiとLTEの電波を受信するためのより大きなアンテナを内蔵しているため。
パソコンの本体内部はCPUをはじめ電波ノイズの干渉が大きいため、そこから一番離れていて、かつ電波をキャッチしやすい高さを保てる場所としてベゼル上部にアンテナを備えている。
Wi-Fi接続は、ようやくWi-Fi 6(IEEE 802.11 ax対応)に対応。
たくさんの人数でネットに繋いでいるときにも速度が落ちにくい「MU-MIMO」にも対応。
基本スタイルは以前と変わらず、ディスプレイを開くと本体が奥側から手前のパームレストにかけてナナメに傾斜して自立。
パームレストはほぼ机と段差がなくなるので、手の平が机にかかっても自然に構えてタイピングできる。
キーボード面は1枚のフラットアルミパームレスト(㈱東陽理化学研究所製)。
タイピング時のたわみを抑えた剛性の高さと、アルマイト染色した塗装表面の耐久性も高い。
VAIO SX14とVAIO SX12ともにキーピッチ19mmのフルサイズキーボード。
一つ一つのキートップが独立したアイソレーションキーボード。
よりコンパクトサイズであるVAIO SX12でもキーピッチ(キートップの真ん中とその隣のキートップの真ん中までの距離)が19mmを保っていて、狭いものに比べると間違いなくタイピングのスピードは上がるし、タイプミスも圧倒的に少ない。
キーストローク(キーをおした時の沈み込み)もしっかりあるので、きちんと指で押している感触を感じられる。
アルミ板によるキーボード面の剛性のおかげでボディが沈み込む違和感もないし、キーを叩いても耳障りなカチカチ音もなくかなりおとなしめ。
新幹線や飛行機の中、カフェのような静まり返った場所でも、遠慮なしに高速タイピングできるのは良い。
キートップにはフッ素を含むUV硬化塗料されているおかげで、キートップの指紋のテカりは目立ちにくくなっている。
タッチパッドについても指の追従性も感度も良くてイライラしないし、物理的に左右のクリックボタンがあるのもうれしい。
左右クリックについては、そこそこカチッという音がするので、高速連打すると静かな場所ではうるさいかもしれないので注意。
セキュリティ機能として、指紋認証に加えてカメラによる顔認証の2つの生体認証へ対応。
さら拡張BIOS認証にも対応して、パスワード以外にも、スマホなどBluetooth機器やUSBメモリーを使ってBIOS認証もできるようになった。
PCを起動とWindows ログオン時の2重ロックをかけるにしてもよりシンプルに運用できるのが良い。
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●豊富な拡張端子と、今や必須のモバイルネットワーク対応。
端子類をどんどん削ぎ落としている今どきのPCとは真逆。
本体右側に、SDメモリーカードスロット、USB 10Gbps(USB 3.1) port 給電機能付き端子、USB type-C端子、HDMI端子、有線LAN端子、VGA端子。
本体左側に、電源端子、セキュリティロックスロット、USB3.0端子x2、ヘッドセット対応ヘッドホン端子。
個人で使うにはさすがにVGA端子はいらないであろうけれど、会社に備え付けてあるプロジェクターがVGAだったという場合もあるわけで、アダプターがなくても直接接続できる保険があるといった感じ。
新たに進化したポイントとしては、HDMIでの出力が4096×2160/60Hzまで、USB Type-C(DisplayPort)は5120 x 2880/60Hzまで対応したこと。
USB type-C端子は、いまだにThunderbolt3対応ではない。
第10世代Intel Core プロセッサー「Ice Lake」には、Thunderbolt 3のチップも統合されているにもかかわらず、なぜまた見送られたのか意味がわからない。
「Ice Lake」になったし今回こそはと期待したのにまさかまたスルーされてしまった。
安定性を重視したというのも理解できなくはないけれど、他メーカーのPCはすでにことごとく搭載しているのに”今さら何故?”である。
気を取り直して。
そうは言いながらもディスプレイポート、パワーデリバリーに対応していて、USB-Cハブを用意して、ディスプレイや、有線キーボード、マウス、プリンター、電源確保用のUSBケーブルなどを一括して接続して利用することはできる。
これで仕事場や自宅にいるときはUSB-Cハブに周辺機器を集約しておいて、出かけるときには1本のUSB type-Cケーブルを抜いてすぐに外に持ち出すといった使い方もできる。
<参考>
・Type-C ドッキングステーション「VJ8PRA2」
・Anker 7-in-1 プレミアム USB-Cハブ (100WPD出力対応)
・Anker PowerExpand+ 7-in-1 USB-C PD イーサネット ハブ
また、これまでとほぼ同じ重量・サイズで容量を従来の35Whから49Whにアップし、長時間駆動化を実現した新型バッテリーを採用。
消費電力が大きくなるLTE接続時でもVAIO SX12で最大6.2時間、VAIO SX14で最大約6.8時間の連続駆動が可能。
公称値を比較すると、従来比でVAIO SX12は14.5時間から16.5時間と延長。
VAIO SX14のフルHDディスプレイモデルでは20.5時間から22.7時間、4Kディスプレイモデルは8.5時間から9.6時間と延長。
付属の12V ACアダプターでは3時間でフル充電される。
また、USB type-C端子からPower Delivery に対応した電源供給も可能で、たくさんのガジェットを持ち出す時一つの電源で共有できるという便利さもある。
<参考>
・Type-C 薄型ACアダプター「RP-OPCF001」
・Anker PowerPort Atom III Slim (Four Ports)(PD対応 65W 4ポートUSB-C 急速充電器)
・Anker PowerPort Atom III Slim (PD対応 30W USB-C 急速充電器)
・Anker PowerPort Atom III (Two Ports) (PD対応 60W 2ポートUSB-A & USB-C 急速充電器)
意外と助かるのが一般の5V充電機器にも対応する「5Vアシスト充電」。
充電スピードは早くはないとしても、スマホ充電器やモバイルバッテリー、カーチャージャーといった手軽なもので給電や給電できるのはとても心強い。
PCがスマホと同じように運用できるイコール持ち出す負担も減る。
<参考>
・Anker PowerCore 10000 PD(10000mAh PD対応最小最軽量 大容量 モバイルバッテリー)
VAIO SX14/SX12 を持つべき理由が持てるのは、SIMフリーLTEを搭載して外出先でどこでも通信できること。
SIMスロットは本体をひっくり返した底面にあり、フタを開くとSIMカードを差し込める。
形状は、Micro SIM用。
もしも手持ちがnanoSIMのように小さいタイプの場合は、アダプターを利用すれば使えなくはないもののひっかかってでなくなってしまわないように取扱には注意しよう。
LTEの対応バンドは(1,2,3,4,5,7,8,12,13,17,20,21,25,26,28,29,30,38,39,40,41,42,66)と国内3大キャリア(NTTドコモ、au、SoftBank)に対応する広さ。
※3.5GHz帯のバンド42は非対応。
キャリアアグリゲーション(CA)、カテゴリー9にも対応して、理論値で下り最大450Mbps、上り50Mbpsという高速通信ができる。
・モバイルPCに”SIMフリーLTE”はもはや必須機能。いつでもどこでもサっと開いたら即通信できてすぐに作業できる「VAIO SX14/ SX12」は超快適。
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●「ALL BLACK EDITION」と「RED EDITION」の2つの限定モデル。
VAIO SX14/SX12 は新モデルにも「ALL BLACK EDITION」と「RED EDITION」の2つの限定モデルを用意。
「ALL BLACK EDITION」は、天面のブラックVAIOロゴ、ブラックオーナメントとなり、特別梱包とブラッククロスを付属。
キーボードには、キートップの文字を黒で刻印した「隠し刻印キーボード」も選択可能。
タイピングするときには文字を視認できつつ、離れて俯瞰して見るとキートップの文字はほぼ見えなくなり、キーボード面が黒一色に染まる。
今までは、キートップに何も刻印されていない「無刻印キーボード」があって、指標となる文字が何もなくて完全に覚えておかないと絶対に使いこなせないというクールさとストイックさを極めていたけれど、当然一般向きではない。
そこに、実用性とデザインのクールさを兼ね備えた「隠しキーボード」を選ぶことでイケてるノートPCになる。
日本語配列と英字配列それぞれで選べるので選択肢の幅も柔軟。
ただし、キーボードバックライトは標準で備わっているものの、キートップの文字は透過して光らない。
暗がりで使うと視認性は落ちるので、そういったシチュエーションでの利用が多い場合については通常のキーボードのほうがオススメ。
ただ赤いというだけではなくて、プレミアム感のある深く美しい”赤”を表現するために、本体の天板は3層コート仕上げ、パームレストにはアルマイト染色。
実際、天板のベースとなるUDカーボン素材に、ピンクメタリック塗装で明るい輝きのある第1層を作り、レッド塗装を重ね塗りして深みのある赤を再現する第2層目に。
最終工程として光沢UVコーティングをおこなうという手の込みようで、キズのつきにくい仕上げと高級感のあるツヤ感を醸し出しだしたボディを演出。
一枚板のフラットなアルミパームレストには、特別な液体で長時間の研磨を施すことで素体の輝度をアップ、そこに通常よりも長い2倍の染色時間をかけて濃い赤を再現。
もちろん指紋センサーや2ボタン、タッチパッドまでもレッドカラーに統一されている。
天板にあるVAIOロゴは光沢のあるブラック、背面のオーナメントはヘアライン加工されたブラック。
キーボードには、同じく「隠し刻印キーボード」をチョイスすることで、より鮮烈な赤と沈み込む黒の織りなすコントラストはまさに至高の一台。
パッケージも赤と黒のツートンカラーに、天板に黒の箔押ししたVAIOロゴのはいった特別仕様。
・本気使いのモバイルVAIOに、深紅と漆黒のコントラストが所有欲を満たす「VAIO SX12 | RED EDITION」。実際に手にするとテンション爆上げの「RED EDITION」
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新モデルとしての魅力はメモリー最大32GBまで搭載できるようになり、Wi-Fi 6にも対応、新型バッテリーを採用したことで駆動時間延長、HDMI出力やType-C (DisplayPort)経由での外部ディスプレイ出力がアップといった実用的なメリットはしっかりとある。
だがしかし、なぜこのタイミングで発売されるにもかかわらず、CPUをIce Lakeに変更しただけで、第11世代プロセッサー(Tiger Lake)ではなかったのか?
VAIO SX12にはディスプレイの高解像度化を期待していたし、VAIO SX14/SX12 どちらにもUSB-CのThunderbolt 3対応も今度こそという思いもあった。
それだけに、マイナーチェンジというにも乏しい小変更にとどまったのは正直残念というのが個人的な本音。
あくまでもビジネスで使用するPCとして、少しの不安要素もとりのぞいて安定して稼働するという意味では間違っていない。
14インチに4K解像度(3840×2160ドット)を載せられるVAIO SX14は、バッテリーの持ちが懸念されていたので今回の強化で対策されたのは大きい。
メモリーは32GBまで載せられるし、ストレージはスタンダードSSDでも十分なスピードを発揮できるようになった。
VAIO SX12はコンパクトを維持しながらもキーピッチ19mmの快適さはを持っていて、USB type-Cの拡張性と電源供給の便利さや、なんといってもLTEを載せてどこでもインターネットにつながる。
スマホだけではこなせないマルチタスクの仕事をWindows PCに任せるなら、VAIO SX14/SX12という選択肢もあるだろう。
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●新モデル「VAIO SX14」「VAIO SX12」
大画面モバイル「VAIO SX14」
ソニーストア販売価格:152,800円+税~
カラー:ブラック・シルバー・ブラウン
新スタンダードモバイル「VAIO SX12」
ソニーストア販売価格:152,800円+税~
カラー:ブラック・シルバー・ピンク・ブラウン
・モバイルPCに”SIMフリーLTE”はもはや必須機能。いつでもどこでもサっと開いたら即通信できてすぐに作業できる「VAIO SX14/ SX12」は超快適。
VAIO® SX14 | ALL BLACK EDITION
ソニーストア販売価格:199,800円+税~
VAIO® SX12 | ALL BLACK EDITION
ソニーストア販売価格:199,800円+税~
<VAIO SX12 | BLACK EDITION」レビュー>
・第10世代Intel Core プロセッサーを搭載して格段にパフォーマンスが向上した「VAIO® SX12 | ALL BLACK EDITION」レビュー。実用性とデザインのクールさを兼ね備えた「隠し刻印キーボード」。
VAIO® SX14 | RED EDITION
ソニーストア販売価格:209,800円+税~
VAIO® SX12 | RED EDITION
ソニーストア販売価格:209,800円+税~
<VAIO SX12 | RED EDITION」レビュー>
・本気使いのモバイルVAIOに、深紅と漆黒のコントラストが所有欲を満たす「VAIO SX12 | RED EDITION」。実際に手にするとテンション爆上げの「RED EDITION」
・[ Engadget Japanese 掲載] VAIO SX12 / SX14のRED EDITIONとALL BLACK EDITION、 2つの特別モデル登場に煽られる所有欲
VAIO S15、VAIO SX14、VAIO SX12 新モデルを5%FFで購入できる。
「ALL BLACK EDITION」「RED EDITION」にも利用可能。
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●ソニーストア 直営店舗(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)
※ソニーストア直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)にて購入の際、ショップコード「2024001」を伝えていただくと当店の実績となります。
ご購入される方はよろしければ是非ともお願い致します。
ソニーショールーム / ソニーストア 銀座
街の中心にある銀座四丁目交差点に面したGINZA PLACE(銀座プレイス)4階~6階。
東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座駅」A4出口直結
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 札幌
地下鉄「大通駅」12番出口から徒歩1分。4丁目交差点すぐ
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 名古屋
名古屋市営地下鉄栄駅サカエチカ8番出口。丸栄百貨店南隣
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 大阪
大阪駅/梅田駅から徒歩5分程度。ハービスエント4階
営業時間:11:00~20:00
ソニーストア 福岡天神
西鉄福岡(天神)駅南口から徒歩5分。西鉄天神CLASS
営業時間:11:00~20:00