ソニーストアで、Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS 「SEL1635Z」を触ってみた。
ソニーストア大阪で、先行展示されていたフルサイズ対応のFEレンズ、Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS 「SEL1635Z」を触ってみた。
Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS 「SEL1635Z」
ソニーストア販売価格:143,880円(税別)
●長期保証サービス(3年ワイド)無償
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焦点距離:16-35mm(APS-C 35mm換算:24-52.5mm)
F値 : F4
レンズ構成 : 10群12枚
絞り羽根 : 7枚 円形絞り
最短撮影距離 : 28cm
フィルター径 : 72mm
サイズ : 78×98.5mm
質量 : 518g
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「SEL1635Z」は、Eマウントシリーズのミラーレスカメラ特有の短いフランジバックを最大限に生かした小型軽量かつ高性能なCarl Zeiss広角ズームレンズ。
Carl Zeiss独自の「T*コーティング」により、フレアやゴーストを抑えた高コントラストな描写が魅力。
レンズの全長は98.5mmで、「SEL2470Z」の全長94.5mmと、約4mmの違いで、パッと見だと区別がつかないくらいレンズの形状も良く似ている。
正面から見るとレンズの大きさの違いがわかりやすくて、「SEL1635Z」のレンズ径は72mmで、「SEL2470Z」レンズ経67mm。
「SEL1635Z」の中身は、高度非球面AA(Advanced aspherical)レンズ1枚を含む非球面レンズ4枚、EDガラス3枚という構成で、レンズの重さは約518g。
α7Sに装着してあったけれど、メモリー、バッテリー含めて総重量としては約1,007g、ちょうど1kgくらいの重さ。
「SEL1635Z」の特徴は、35mm側にした時がいわゆるレンズの筒が短い状態で、16mmの広角側にするとレンズが前面に飛び出す形状になる。
といっても、望遠レンズほどの伸長ではなくて少し前にせり出す程度で実用上で困る事はない様子。
ソニーストアの店舗内でズームを試してみると、確かに「SEL2470Z」の広角24mmでもそこそこワイドに撮れるのだけど、広角16mmとさらに踏み込んだダイナミックな広角な構図で撮れるのが「SEL1635Z」。
それから35mmまでカバーしているから、普段使いにスナップとしても使えるというのもかなりメリット。
全域で解放F4という明るいレンズを活かして、ISO感度をムリに上げなくてもいいし、望遠側で撮っても広角で撮っても、条件さえ変わらなければ露出を一定にして撮ることができるし、きっりち光学手ブレ補正も内蔵しているからかなり使い勝手も良い。
ちなみに、防塵防滴仕様。
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これで、35mmフルサイズ対応のFEレンズとしてすでに発売されている、Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS 「SEL2470Z」とFE 70-200mm F4 G OSS 「SEL70200G」とならぶ、通F4のコンパクトで明るいレンズがワイドから望遠までひと通り揃った事になって、3つ揃えてみたくなるという非常にキケンなレンズが登場しちゃった事になる。
現物が来たら、どこかに撮りたくなるレンズだね。