2025年6月5日(木)に発売!ソニーのフラッグシップスマートフォン「Xperia 1 VII」と、次世代の国民的ゲーム機「Nintendo Switch2」を比較してみた。
2025年6月5日(木)は、ソニーのフラグシップスマートフォン「Xperia 1 VII」の発売日であると同時に、ゲーム機「Nintendo Switch2」の発売日でもある。
今までも、Xperiaシリーズはサムスン電子のGalaxyの発表と被ったり、iPhoneの発表に被ったりすることはあったけれど、今回はもはや全国民が注目するアイテムとぶつかってしまった。
せっかくなので、この2代ガジェットを無理やり比較してみた。
【CAUTION!注意!】
これはネタ記事です!超人気Nintendo Switch2という勝ち馬にのっかりたかっただけであって、本気で比較しているわけではありません。生暖かい目で見てください。
・Xperia 1 VII ソニーストア購入ページ
・Xperia 1 VII 製品ページ
・Xperia(TM) スマートフォン(SIMフリー) | ソニー
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目次
●Xperia 1 VII、Nintendo switch2をむりやり比較
発売日
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Xperia 1 VII:2025年6月5日(木)
Nintendo switch2:2025年6月5日(木)
発売日はどちらも2025年6月5日(木)。
Xperiaシリーズは、今までキャリアモデルから遅れてSIMフリーモデルが発売されていた。
Xperia 1 II 約5ヶ月遅れ
Xperia 1 III 約4ヶ月遅れ
Xperia 1 IV 約3ヶ月半遅れ
Xperia 1 V 約1ヶ月遅れ
Xperia 1 VI 約2週間遅れ
Xperia 1 VII 同日発売
そしてついに「Xperia 1 VII」では念願のキャリアモデルとSIMフリーモデルの同日発売!という記念すべきタイミングで、まさかのキラーモデル「Nintendo Switch2」と被るなんて誰が予想しただろうか。
重量・サイズ
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Xperia 1 VII:約197g
約74mm×約162mm×約8.2mm
Nintendo switch2:約401g(コントローラー込約534g)
縦116mm×横272mm×厚さ13.9mm
本体サイズは、持ち運びを重視したスマートフォン(Xperia 1 VII)の方が圧倒的に小さくて軽い。
Nintendo Switch2はゲームを楽しむための画面の大きさも含め、小型タブレットにコントローラーが付いたようなものでサイズ的にはどうしても大きくなりがち。
生産性や修理のしやすさといったメンテナンス性も考慮して、スマートフォンのような製品と比べて余力のある設計をしている。
ちなみに、初代Nintendo Switch2と比べてみると、Nintendo Switch2は一回り本体サイズが大きい。
今後、Nintendo Switch Liteのような小型モデルも出てくるのだろうか?
カラーバリエーション
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Xperia 1 VII:スレートブラック、モスグリーン、オーキッドパープル
Nintendo switch2:ブラック
カラーバリエーションについては、Xperia 1 VIIはスレートブラック、モスグリーン、オーキッドパープルの3色展開。
一方で、Nintendo switch2は、発売時点ではブラックのみ。
初期需要に対応するために生産効率を考えると単独カラーで投入したほうが効率が良いはず。
おそらくどこかのタイミングでコントローラーのカラバリ展開や、需要に供給が追いついたあたりで本体カラーやコラボモデルも出てくると思われる。
ゲームコラボのゲーム本体を出されると、さらに上乗せで欲しくなってしまうのが困りもの。
SoC・メモリ
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Xperia 1 VII:Snapdragon 8 Elite(8コア)、12GB~16GB
Nintendo switch2:NVIDIA社製カスタムプロセッサー(8コア[噂])、12GB[噂]
Xperia 1 VIIはスマートフォン向けのハイエンドSoC Snapdragon 8 Eliteを搭載。
メモリも標準で12GB、SIMフリーモデル限定モデルとして16GBをラインナップしている。
ちなみに今回のXperia 1 VIIのSoCのパフォーマンスはすこぶる快適で、かつ繰り返しベンチマークテストを繰り返しても高いパフォーマンスを維持していて、快適に使えそう。
Nintendo switch2については、NVIDIA社製カスタムプロセッサーを搭載しているということしか発表していない。
噂では8コアのプロセッサーで、メモリも初代スイッチの3倍にあたる12GBを搭載しているらしい。
ストレージ・microSDカード
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Xperia 1 VII:256GB~512GB
microSDXC対応(2TBまで)
Nintendo switch2:256GB
microSD express対応
Xperia 1 VIIは内蔵ストレージが256GB~512GB、外部ストレージとして最大2TBまでのmicroSDXCメモリーカードに対応。
一方Nintendo switch2は、内蔵ストレージが256GB、さらにより高速な外部ストレージとなるmicroSD expressに対応している。
内蔵ストレージが最も高速だとして、あふれたゲームを外部メモリーに入れたさいのゲームのロードスピードをを考えるとmicroSD expressへの対応はこれからの必須とも言える。
Xperiaは今となっては数少ないmicroSDに対応するスマートフォン。
とはいえ、高速なデータ転送はできないため高ビットレートで転送が必要な動画や写真のデータ記録用のストレージにはむかず、データの保管用として使うのが幸せかもしれない。
ディスプレイ
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Xperia 1 VII:6.5インチ有機EL
2340×1080 120Hz HDR VRR
Nintendo switch2:7.9インチ液晶
1920×1080 120Hz HDR VRR
Xperia 1 VIIは有機ELディスプレイを採用して、6.5インチ画面比率19.5:9、解像度2340×1080、リフレッシュレートは120Hz・HDR・VRR(可変リフレッシュレート)に対応している。
Nintendo switch2は、液晶ディスプレイ。
Nintendo Switchに有機ELモデルが出てきているせいで反射的に有機ELパネルじゃないの?と思ってしまう。
生産性とコストの面で液晶ディスプレイを採用したのかと界隈から突っ込まれることが多いけれど、従来モデルよりも高解像度化して120Hz、HDR、VRR 対応となった携帯ゲーム機という魅力は大きい。
スピーカー・オーディオジャック
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Xperia 1 VII
・フルステージステレオスピーカー
フルエンクロージャー構造
・3.5mmオーディオジャック
Nintendo switch2
・ステレオスピーカー
独立エンクロージャー構造により自然でクリアな音質。
・3.5mmの4極ステレオミニプラグ
スピーカーはどちらもエンクロージャー構造を採用したステレオスピーカー。
Xperiaは左右正面にスピーカーが搭載され、Nintendo switch2は底面前方左右に搭載されている。
正面にある方が音は良くなるはずだが、Nintendo switch2の遊び方であれば気になることもなく、むしろ本体サイズの大きさから搭載しているスピーカーサイズも変わってくるはずなのでより良い音が鳴らせる可能性もある。
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また、どちらも3.5mmオーディオジャックを搭載。
有線接続のメリットとしては、高音質な音源を音の遅延がなく聴くことが出来る点。
多くのスマートフォンでは非搭載となったオーディオジャックを採用し続けるXperiaはとても貴重。さらにXperia 1 VIIではより高音質化させているなどソニーの意地が見える。
携帯ゲーム機であるNintendo switch2にとっては、手軽に安定して利用できる3.5mmオーディオジャックは必須。
やはりゲームプレイをするには重要なインターフェースと言える。
通信関係
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Xperia 1 VII:モバイル通信5G対応
Wi-Fi 7対応
Bluetooth ver.6.0
FeliCa対応
Nintendo switch2:Wi-Fi 6対応
Bluetooth対応
NFC対応
スマートフォンであるXperia 1 VIIには、Wi-Fi 7 やBluetooth ver.6.0 といった最新規格を採用。
とはいえ、モバイル通信(5G)や、最新のWi-Fi 7などはゲーム機に搭載するには時期尚早な感も強い。
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むしろ、PlayStation 5 ProがWi-Fi 7にすでに対応していることの方が異質。
Nintendo switch2のWi-Fi 6対応というのは順当な採用であって、それよりもPlayStation Portal リモートプレーヤーがWi-Fi 5対応という仕様にツッコミを入れたくなる。
カメラ関係
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Xperia 1 VII
リア側:3個(超広角、広角、望遠)
フロント側:1個(広角)
Nintendo switch2
別売り外部カメラ
Xperiaは、当たり前というべきかスマートフォンなので搭載カメラの性能は高く、用途に合わせて様々な焦点距離のカメラを使い分けられる。
Nintendo switch2には本体内蔵のカメラは非搭載。
その代わり、USBカメラを使ってビデオチャットやゲームの中で利用することができるのだけど、パックンフラワーのUSBカメラ(HORI製)を出せるところがNintendoの強みとも言える。
気になるところとして、Nintendo Switch2にはどこまでUSBカメラが使えるのか?ということ。
ここはぜひ、ソニーのデジタル一眼カメラαをUSBストリーミングモードを使って超高品質なNintendo switch2用カメラとして使ってみたい。
販売価格
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Xperia 1 VII
12GB/256GBモデル:204,600円(税込)
12GB/512GBモデル:218,900円(税込)
16GB/512GBモデル:234,300円(税込)
Nintendo switch2
日本語・国内専用モデル:49,980円(税込)
マリオカートワールドセット:53,980円(税込)
ここまでXperia 1 VIIとNintendo switch2を比較してみた。
Nintendo switch2は余分な機能をそぎ落として無駄をなくしてコストを抑えつつも、日本では5万円という値段はもはや破格と言っていい。
もちろんゲーム業界ではよくある、ゲーム機本体では利益がとれなかったとしても(もしくは赤字であっても)、ゲームソフトなどで利益を回収できるという構造がある。
一方で、Xperia 1 VIIは、スマホ業界の部材の高騰に直面しての価格上昇という事もあって、12GB/256GBモデルすらも20万円を超える価格となってしまった。
Xperia 1 VII を買うお金で Nintendo switch2 が3~4台買えちゃうじゃないか!?という現実はあれど、正直どっちも手に入るなら欲しいというのが本音のところである。
当分は、Nintendo switch2は入手が難しい状況が続きそうな雰囲気でこれまた辛い。
Xperia 1 VII についても、昨年のXperia 1 VIを遥かに上回る予約ぶりで、一部モデルは2ヶ月待ち状態。
いずれにしても、欲しいと思えるガジェットがあることは幸せなことかもしれない。
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●Xperia新製品、アクセサリー
Xperia 1 VII(XQ-FS44)
ソニーストア販売価格:
12GB/256GBモデル:204,600円(税込)
12GB/512GBモデル:218,900円(税込)
16GB/512GBモデル:234,300円(税込)
カラー:スレートブラック、モスグリーン、オーキッドパープル
スペック:Snapdragon 8 Elite、メモリ12GB~16GB、ストレージ256GB~512GB、デュアルSIM対応
Style Cover with Stand for Xperia 1 VII「XQZ-CBFS」
ソニーストア販売価格:5,500円(税込)
※リングストラップ付属
・Style Cover with Stand for Xperia 1 VII「XQZ-CBFS」製品ページ
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