新モデル「VAIO typeL15.4型」をレビュー(その1)
「VAIO typeL15.4型ワイド」をレビュー。
まずはPCの基本性能はどんなかを知らないとね。
ボードPCという名前のとおり、1枚板のような本体。
タテヨコのサイズは、
横幅:約47cm
縦幅:約27.5cm(実測値)
15.4型のノートPC(VAIO typeF)よりは一回り大きい。
それもそのハズで、
15.4型の画面の左右に大きくスピーカースペースをとっているし、
さらにその周りをクリアパネルで覆ってるから。
正面から見える大きさとはウラハラに、
奥行きがない。
以前モデルのVAIO typeMは、
丸みを帯びていて、奥行きがあったので、
どちらかというと動物的なかわいらしさがあった。
でも、奥行きがあるという事はそれだけスペースをとってしまうので、
おき場所もある程度限定されてしまうという弱点は拭い去れなかった。
(電源が必ずいるという条件もあったし。)
それに対して、「VAIO typeL15.4型ワイド」は、
鋭角的なスクウェアデザインと、クリアパーツの演出が、
まさにフォトフレームのうなスタイリッシュさを持つ、
かわいいというより美しいという印象が強く感じられる気がする。
横から見るとその薄さが顕著にわかる。
本体だけの厚さは、約3cm(実測値)。
プラスキーボードの厚さが加わって、
本体を支えるアームがのびてる。
側面に備わってる物は、
正面右に、
スロットインタイプの「DVDスーパーマルチドライブ(DVD±R 2層記録対応)」、
音量の+-ボタン。
正面左には、
ExpressCardスロット、PCカード(Type II)スロット、
メモリースティックスロット、SDカードスロット、
i.LINK端子、ヘッドホン出力、オーディオ入力、マイク入力、
USB2.0×1。
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また、ノートPCとは違って、
サイドだけではなく、デスクトップしての背面をうまく利用してるのも目に付く。
電源は、本体背面の左下にある。
AVアダプターは、VGP-AC19V13(19V)タイプで、
VAIO typeFなどと同じ電圧のもの。
本体背面の右下には、
ワイヤレスLANの物理的なON・OFFスイッチ、
USB2.0×3、モジュラージャック、LAN端子がある。
USBが合計で4つもあると使い勝手がとてもイイ。
「VAIO typeL15.4型ワイド」に限っては、
バッテリーを内蔵。
これまたVAIO typeFと同じVGP-BPS2C(11.1V/4800mAh)。
一応バッテリーはあるものの、
外に持ち出せるか?というとさすがにそこまで過度の期待はできない。
というのも、バッテリー駆動できる時間は2時間しかないから。
(フル充電するのは約4時間かかる。)
やっぱり便利なのは、家の中での移動。
いつもと違う場所で、インターネットで調べ物したいなとか思った時に、
普通のデスクトップではまず無理。
だけど、「VAIO typeL15.4型ワイド」であれば、
ACアダプターを持っていかなくても、本体だけを持って
寝室とかリビングに移動して、そのまま使えてしまう。
さらに、パソコンの電源にひっかけて抜けちゃったとか、
急に停電になっちゃったとか、落雷が恐いから電源を抜きたいって場合には
バッテリーは威力を発揮する。
普段のさりげない日常の使い勝手の中でも
バッテリーが搭載されているだけで随分と便利に感じてしまうモノ。
デスクトップに近い存在でありながら、
ノートパソコンのイイトコをしっかり取り入れてるともいえる。
(その2)へ続く。
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