新モデル「VAIO typeL15.4型」をレビュー（その２）
（その１）の続き。
キーボードを開いてPCとして使ったり、
キーボードを閉じて
オーディオプレイヤーとして音楽を聞いたり、
タイマー機能付きの時計として使ったり、
いつもとは違うPCライフを演出してくれる「VAIO typeL15.4型ワイド」
フチに囲まれているクリアパネルは、
以前SONYのテレビWEGAシリーズで採用された
フローティングデザインに近い感覚。
そのクリアパネルの中にある電源を示すグリーンに光るインジケーターや、
ワイヤレスLANのON・OFF情報、
HDDアクセスランプ、バッテリーインフォメーションの
イルミネーションが、
中に浮いて輝くのがとってもオシャレ。
ドコから光らせてるのか一瞬？と思うけど、
ジツはコレは本体から光を出していて、
それを本体側にわずかに傾けたインジケーターに反射させて、
ヒトの目に見える方向に向けて、
まるでそれ自体が発光しているかのように演出をしてる。
フツーはそんな細かい事を考えずに
素直に綺麗だと思うほうが正解だと思うけど。
クリアパネルのてっぺんには、WEBカメラが標準装備。
通常、VAIOノートでは、カメラのすぐ横にマイクが着いてる事が多いが、
このVAIO typeLの場合は、
本体左スピーカー下に内蔵マイクが付いてる。
Skype、Yahoo! メッセンジャーが最初からプリインストールされてるので、
すぐにテレビ電話としても使える。
マイクは、エコーキャンセラー機能までもつけてるので、
会話してもクリアに聞こえる。
ヘッドセットを買い足す必要がないのもメリットだろーね。
キーボードは、デスクトップの液晶画面下から固定されていて、
ヒンジで折りたたみのギミックになっている。
キーピッチは17mm、ストロークはあまり深くない。
サイズやキーボードの材質からして、
VAIO typeFとほぼ同じと推測。
剛性はしっかししていて打ちやすいので特に問題はない。
テンキーは備わっていないかわりに、
ノートPCと同じく、タッチパッドがある。
持ち運んで使うことを想定してあるので、
マウスをいっしょに持ち運ばなくても、本体だけで全てがまかなえるようになってる。
ただし、位置的にキーの真横にあるので、ハッキリ言って使いづらい。
できれば、マウスは別に買ったほうが良さそうだ。
また、キーボードはキー入力だけの役割だけではなく、
キーボードサイドに、
オーディオなどの再生・ストップ・早送り・巻き戻しボタンが付いてる。
閉じていても、開いていても使えるように配慮されてる。
本体は、薄くなったとはいえ、
高音質エンジン「Sound Reality」を積んでるので
中低音もしっかりとした音が出る。
（スピーカーのある位置の背面が膨らんでるのは容量をかせぐため。）
本体の角度は、自分の見やすい角度に調整できる。
奥行きをとらない最小幅は、キーボードを閉じて約15.9cm。
本体の傾斜角度は15°
PCとして使わない時や、音楽を再生するオーディオプレーヤーとして使う時には
この状態が向いてる。
スタンドを最大限に広げた最大幅は、約22.2cmとなって、
最大の傾斜角度は、30°まで傾ける事ができる。
PCとして使う場合には見下ろすほうが負担が少ないと言われてるが、
このあたりは個人の好みで調整すればいい。
こちらの角度でちょうど見えてるDVDスーパーマルチドライブは、
スロットイン方式。
この薄さの中にドライブが収まっていて、
このエントリータイプのVAIOで、
最初からDVD2層書き込みを搭載してるのはある意味驚き。
スロットインだと、ワンアクションで出し入れできるのもイイ。
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今回、レビューしてるのは、
VAIOオーナーメードモデルのホワイト。
ボディ面には落ち着きのあるオフホワイト、
キーボード裏面はパール塗装が施されてる。
一般店で販売されてるシルバーは、
ヘアライン加工をされていて、無難なカラーリング。
VAIOオーナーメード限定のロゼは、
薄くて淡いピンクのようなカラーリング。
好きなヒトは間違いなく指名買いしそう。
シルバーは少し硬いイメージが強く、機械的で、
個人的にはあまり好きじゃない。。。
それに比べて
ホワイトは、パール塗装の光沢感が心地よくて、
リビングに使われる事の多いナチュラルウッドのテーブルともあわせやすくて、
周囲のインテリアに溶け込みやすい印象がある。
ので、勝手にオススメはホワイト。
続く。（たぶん）
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