ソニーが基本的に好き!

DVDハイビジョンハンディカム「HDR-UX1」を一足先に触ってきた。


ジツはDVDハイビジョンハンディカム「HDR-UX1」iconを、
ほんのちょっぴり触る機会があった。

9月10日発売予定というワリには
結構早く出荷されるみたいで、
全国的に9月にある運動会シーズンには間に合いそうな雰囲気。

という事は、
DVテープのHDR-HC3と
DVDのHDR-UX1の両機種が
運動会に間に合うハイビジョンクオリティを記録出来るビデオカメラって事になる。


AVCHD DVD ハンディカム「HDR-UX1」icon
ソニースタイル販売価格:168.000円(税込)

パっと見デカイ。
やっぱり8cmDVDを採用したハンディカムは
スタンダード、ハイビジョンを問わずデカイ。
ただ、さすがにハイビジョンモデルだけあって
本体の質感はとっても高い。


「1/3クリアビットCMOSセンサー」や
「カール ツァイス バリオ・ゾナーT* レンズ」といった
カメラシステム自体は、HDR-HC3と同じなので
画作りは基本的には同じ。

違うのは、メディアだけじゃなくて
記録方式が大きく違う。

比較すると、

         HDR-UX1            HDR-HC3
         (AVCHD)            (HDV1080i)
記録メディア 8cmDVD            ミニDVテープ
圧縮方式   MPEG-4 AVC/H.264    MPEG2
         (ワンセグと同じ方式)    (デジタル放送と同じ方式)
ビットレート  5Mbps~12Mbps      25Mbps
音声      ドルビーデジタル5.1ch   MPEG1 Audio layerII

数値上で見ると、ビットレートの多いHDVのほうが高画質に見えるんじゃ?
と思うんだけど、
AVCHDはその圧縮率が強みで、
高い圧縮率でハイビジョン記録が出来る。
AVCHDのHQモード(9Mbps)で、HDVと同等画質と言われてる。

と、言われても
信用できるワケがない。
この目で見ないと。

という事で実際に、
HQ+(約12Mbps)、HQ(約9Mbps)、SP(約7Mbps)、LP(約5Mbps)
それぞれの画質を見せてもらった。

注:実際に録画したモノを、HDMIケーブルで
40型の液晶BRAVIA(KDL-40V2000)に接続して見たんだけど
画像はココではナシで・・・


ゲ・・・
マジで綺麗。。
しっかりハイビジョンクオリティ。。
冗談抜きで圧縮技術の進化に驚き。

特に驚いたのが、最低ビットレートのLP(約5Mbps)でさえ、
充分視聴に耐えうるほどの綺麗さだった事。
確かに動きの早い部分にはブロックノイズは見えるけど
スタンダード画質の比じゃーない。

8cmDVDなんて、
全然記録時間短いし使い物になるわけないっしょ?
と心の底で思ってたんだけど、
LP(約5Mbps)なら両面2.8GBで約64分、片面1.4GBで約32分も
記録出来れば実用レベルでつかえてしまう。

後は、記録する対象物に合わせて
好みで録画モードを高画質と使い分ければ充分。

欲を言えば、
ひっくり返さずにHQモード(9Mbps)あたりで約35分録画できる
片面2層(2.6GB)で、
繰り返し使えるRWディスクも欲しいトコだ。
(DVD+R DLは一度書いたらおしまいだから。)

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ハード部分でも良くなってる部分も多々発見。

ハンディカムのメニュー画面って、
ドットの荒い、がくがくのアイコンと文字を見慣れてたせいか、
ものすごく見やすくてキレイな画面に変わってる。

項目がタブごとにわけられていて、
文字も大きくてフォントもやわらかくて誰でも見やすいし、
画面ワク下に新たに増えた「ホーム」ボタンを押せば
最初から順を追って進めるという新設設計になってたのは
すっごい評価できる。


さらに、
本体に付く端子類は、
ハードカバーがスライドして開閉するギミックに変わったので
質感が良くなって耐性が良くなってる。


レバーを上下する事で、
アナログ出力、コンポーネント端子、HDMI端子を
シャッターで覆う。

USBは、端子が見えっぱなしでホコリがたまりやすいのを防ぐために
スライド式のシャッターが付いた。

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全体的に使いやすさがイッキに向上したっぽい「HDR-UX1」icon

今までDVDのビデオカメラって
アクセススピードも遅いし、
でかいし、
録画時間も短いし、
画質はキレイじゃないし
正直キライだった。

だけど、何故か?
「DVDだからテープより綺麗でしょ?」
という世の中では意味不明な誤解が起きて
国内の販売台数を見てもDVDビデオカメラが随分売れてたらしい・・・
(たぶん売る人間がまともに説明しないせいだと思うけど。)

それが、やっと「HDR-UX1」が出て来たおかげで
DVDのビデオカメラも、
ハイビジョンが録画できるのと、そうじゃないのとに区別できるから
誤解もなくなるし、
買うユーザーはしっかり判別して買える環境になったんじゃないかな?

「HDR-UX1」iconでも、「HDR-HC3」iconでも「HDR-SR1」iconでも
どれでもイイので、
ハイビジョン画質が録画できるビデオカメラを絶対オススメ。

だって、もうハイビジョンの画質が当たり前の世の中が来てるんだからねー。

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