ユーザーの要望に応えた新ロケーションフリーTV「LF-PK20」

ロケションフリーTVがフルモデルチェンジして新登場。

ロケーションフリーTVってのは簡単に言うと
ロケフリにアンテナをつないだりHDDレコーダーをつないで、
家中をワイヤレスでPSPやパソコンから見たりコントロールできたり、
外出先からでも家にあるロケフリにつながったレコーダーをコントロールできる
ヒマな時間を充実させてくれる超便利グッズ。

実際に実機を触ってきた簡単なレビュー。
（たぶん試作機なので製品版とは違う可能性あり。）
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ロケーションフリーベースステーション「LF-PK20」
発売日：10月20日（金）
ソニースタイル販売予定価格：33,000円（税込）前後

おそらく現行のロケフリベースステーションと同じ価格帯になると思われ。

本体サイズはLF-PK1とほぼ同じ。
外観はおもいっきり変更。
鋭角的なボディラインと、ピアノブラック調のボディになって
見える場所に置いても美しい。

背面の端子は上から
・AVマウス出力（アダプタを使って2系統コントロール可）
・LAN端子：10BASE-T/100BASE-TX
・ビデオ入力１（S映像入力あり）
・ビデオ入力２
・ビデオ出力（S映像入力あり）
・アンテナ端子：VHF/UHF 75Ω F型コネクター
・電源子(12.0V)

LF-PK1には省かれていたビデオ出力が増えてるのがわかる。

ワイヤレスLANは、
2.4GHz帯(IEEE802.11g/b)と5GHz帯(IEEE802.11a)に対応。

今回の新しくなったロケフリは、
動画のコーデックを今回は新たに「MPEG-4 AVC」を採用。
LF-PK1よりも格段に画質が向上。

確かにPC画面で全画面とかにすると
粗スギてちょっと見るに耐えられない画像もかなり改善されてる。

動画の転送速度が早くなって、
その最も大きい恩恵は
リモコンレスポンスが、すっごく早くなってる事！
アノ、おっそろしく待たされるタイムラグがすごく減ってる。
全然ないってワケじゃないけど、
比べると一目瞭然。
あの遅れ遅れでロケフリ使うのがメンドクサくさくなったヒトもいるはずだからね。

（LF-PK1とLF-PK20との比較、画質の違いとタイムラグの差が明確にわかる。）

それと、デジタルハイビジョン「スゴ録画」で、
テレビに接続してる場合、普通は「スゴ録画」の画面設定は、16：9になってて
その「スゴ録」の映像出力を1系統もらってロケフリ（LF-PK1）につないだ時に
タテヨコ比が狂っちゃうという現象があった。
これもLF-PK20（ソフト側も？）は解消されていて、
ワイドはワイドのまんま画角が正しく表示されるようになった。

リモコンの設定項目もわかりやすく変更。
SONYのコクーンやPSXももちろん設定内容に入ってるし、
他社のリモコン設定も充実。
ほぼ、選択画面でイケるって言ってた。

さらに、もしも万が一対応が一覧になくても、
LF-PK20の学習リモコン用受光部からリモコンデータを認識させて
リモコンの操作機能を学習させることの出来る
「学習リモコン」という機能まで搭載。

フレンドリーな機能としては
LF-PK20がルーターとワイヤレスで接続できるようになったので、
ルーターとLF-PK20を
必ずしも有線LANでつながないといけないというルールもなくなった。
これでLF-PK20の置き場所も全く制限されなくなった。

それと、誰にでもつかいやすいように
最初に行う設定が簡略化されて、2ステップで完了できる。

前は、初期設定の時に通信の順序を間違えると
認識してくれなかくて、最初からやり直ししなきゃいけない時があったりと
初めてのヒトには若干の不安要素があった。
だけどLF-PK20は、セットアップボタンを押して
PCなどから登録するだけでスムーズに完了できちゃうらしい。
機械にちょっと苦手なヒトでも簡単に使えるようになってるのはかなり親切だ。
（めずらしい・・・）

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それと待望のはなれた場所のテレビとつなげる事ができる
「ロケーションフリー TV ボックス」が登場。

ロケーションフリーTVボックス「LF-BOX1」
発売日：10月27日（金）
ソニースタイル販売予定価格：23,000円（税込）前後

同じく鋭角的なピアノブラック調のシンプルボディ。
予想外に値段が安いのも驚いたけど。

端子類は、シンプルで
・LAN端子（10BASE-T/100BASE-TX）
・ビデオ出力（S映像入力あり）

LF-PK2と有線LANでも無線LANでも通信もできる。

ロケーションフリーTVを利用できるのが
パソコンとPSPだけじゃやっぱり物足りないと誰もが思っていただけに
TVボックス「LF-BOX1」の存在は必要だった。

簡易リモコンもついていて、
まさにテレビ感覚で使うことが出来る。

大きいテレビ画面に映し出してみるのであれば
少しでも高画質で見たい。
その要望にも応えられるように「画質優先」モードと、
遠くの場所でも見れるようにするための「通信優先」モードを
選択する事も可能になった。

「MPEG-4　AVC」の高圧縮率による安定した映像で、
離れた場所からでも使えて、電波干渉にも強い「通信優先」モード。
DVDなどに使われてる「MPEG-2」で
高画質な動画を見る事のできる「画質優先」モード。

使用環境によってフレキシブルに使い分けられるから
使い勝手がかなりイイ。
サイズも小さいし、TVボックス「LF-BOX1」を部屋中で持ち歩いて
テレビのあるトコに持っていって接続して使うといった、
家中どこでもテレビみたいなワザも出来る。

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今回、いろいろ触ってみてわかったのは
ココが改善されたらイイのにという部分が
ことごとく改良されてるのに驚いた。

ツッコミ入れたトコのほとんどが
「あ、そこは今回のは改善してます。」と言われてしまったくらい。

去年のロケーションフリーTVの大ブレイクの中、
SONYフリークだけではない、いろんなユーザーから
使い勝手の改善の声を聞いて今回のモデルが出来上がったらしい。

それに、
これだけの展開で終わないらしく、
エアボードの時に結構多かったお風呂で使える液晶ディスプレイとか、
ケータイからもロケフリがコントロールできるようになるとか、
いろいろ計画中みたいで
これからもカナリ楽しみ。。

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