値段のワリに高級感のあるサイバーショット「DSC-W50」
高感度ISO1000対応のサイバーショット「DSC-W50」が
ようやく出荷開始になったみたいで。
個人的にはDSC-T10のほうが好みなんだけど、
DSC-W50の実物見ると、
コレで「3万円かよ」と思うほど質感が向上してて
逆にショックだったり。
サイバーショット『DSC-W50』Cyber-shot Photosharing Package
ソニースタイル販売価格:30,000円(税込)
3年間保証サービス<ベーシック>付属
中身はいたってシンプル。
本体以外に入ってるのは、
・マルチ端子専用USB・AVケーブル
・リチャージャブルバッテリーパック『NP-BG1』
・バッテリーチャージャーBC-CSGシリーズ
・ネックストラップ
・CD-ROM
(USBドライバーソフト、画像管理ソフトPicture Motion Browser Ver.1.1)
・取説他
さすがにメモリースティック Duoは付属していない。
本体の大きさは
約幅88.9×高さ57.1×奥行22.9mm。
突起部を含まない一番薄い部分は19.7mm
重さは、バッテリー、メモリースティック デュオ、ネックストラップを
つけて約159g。
ボディ正面はアルミのヘアライン処理が施されていて
カドが鋭角的になったためずいぶんと引き締まって見える。
側面はクロームメッキ処理した光沢感のあるシルバーが
周囲を囲む。
沈胴式の3倍光学ズームレンズ(スマートズーム約13倍)は、
電源をONにすると約1.3秒で起動、
約1.6cmほどレンズが前にせり出してくる。
有効600万画素、カール ツァイス「バリオ・テッサー」、
ISO1000まで対応と、
デジカメとしてのベースをしっかり持ってるので
エントリーとしては本当に良いデキ。
記録媒体はメモリースティックデュオ。
以前はこのWシリーズはスタンダードのメモステだったので
流用を考えるヒトも少なくないけど、
すっかり最近はどのモデルもメモステデュオが定着してるので注意。
バッテリーはDSC-N1やDSC-W30と同じ「NP-BG1」。
カメラ全体の省電力化もあわせて進んで
約390枚分の長時間撮影が可能。
充電は付属の専用充電器で行うけれども、
直接電源を差したい場合は、
別売の「AC-LS5K」を使用できる。
もう一つの大きな進化点は、
液晶画面が2.5型(11.5万画素)に大きく
とても認識しやすくなった。
Tシリーズにはない「光学ファインダー」も付いてるので、
液晶に頼らず撮影もできる。
使い方はいたってシンプル。
特に、オートダイヤルをくるくるまわすと、
画面上に大きいアイコンとその説明が出てきて
オートダイヤルと同じようにまわるしくみになっていて
見やすい。
いろんなところに初心者にも使いやすいような
親切設計が施されてる。
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<カラバリと比較>
【シルバー】
ヘアライン加工された前面の落ち着いたシルバーと、
レンズ周りと、ボディ側面が光沢のあるシルバー。
質感は高めに見える。
【ブラック】
ブラックカラーで、
前面のパネルはヘアライン加工、背面などはつや消し。
ロゴやボタン類、レンズ周り、側面と光沢シルバーを大量に配してあるので
全体的にブラっくという印象は薄い。
【DSC-W50とDSC-W30の比較】
あわせてみると本体ラインが違うのがよくわかる。
DSC-W30はカドも丸く軽い質感だったのに対して
DSC-W50は比べてると特に質感が高く感じる。
背面液晶も、
DSC-W30は2.0型(8.5万画素)だったのに対して、
DSC-W50は2.5型(11.5万画素)と
大きく画素数も上がってずいぶん見やすい。
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高級感が増しただけじゃなく、
ボタン操作もしやすいし、液晶画面も大きくなったし
スタンダードなモデルのワリによく出来たデジカメだこと。。
それと両手持ちした時に
Tシリーズだと、
「カメラのレンズを指で隠しちゃいました!」みたいな失敗が
このカメラでは起きないのは
カメラに慣れないヒト向きかも?