ソニーが基本的に好き!

「VAIO Wシリーズ」を軽く分解してSSD&メモリー2GB化してみる(その1)

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ネットブック「VAIO Wシリーズ」iconって、
CPUもメモリーもストレージも固定で
ソニースタイルでちっともカスタマイズできないので、
まず、買ったら自力で
HDDをSSDへの換装して、メモリーを1GBから2GBへと換装してしまおう。

「VAIO Wシリーズ」iconは、
ストレージとメモリーへのアクセスは
今までのモバイル系VAIOの中ではかなり簡単な部類に入るので
そこまで苦労する事なく出来てしまう。

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【CAUTION!注意!】
本体を分解して故障させると、
ソニースタイルの保証、メーカー保証対象外のため
有償修理、もしくは修理不能となる可能性があります。
この記事を読んで同様の事をして、
万が一生じた損害は全て自己責任となり、
当方やメーカーは一切その責を負いません。


HDDの換装をする前にすべき事としては、
リカバリーディスクを作っておく事。

「VAIO Wシリーズ」iconのリカバリーは、
4.7GBのDVD-Rディスクたった1枚で済むあたりからして
データ量の少なさがうかがえる。

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<VAIO Wシリーズのストレージ換装>


まずは、これほどまでに簡単なのか?
と思えるほどのストレージのアクセス。

PCを扱う場合の基本として
導電する作業台でやるのがベストだけど
ない場合は、体の電気を逃がしておくために
水道の蛇口とか金属のものを触って体の電気を逃がしておくこと。

そのくらい大丈夫っしょ?
と気を抜いてる頃に突如として不幸ややってくるので
いっつも最新の注意は払っておいて損はないかと。

Wシリーズのバッテリーをはずして、本体を裏返す。

そして、中央あたりにあるカバーのネジを3本をはずす。

このとき、ネジだけが盛り上がってきてるにもかかわらず
カバーが本体から分離してくれなくて、
一瞬ドキっとするかもしれないけど、
カバー自体が、本体にツメでひっかかっているからで、
隙間から、竹ベラか何かでエイっと起こしてやれば分離する。


カバーがはずれると
もういきなりHDDと対面。

底面からみて左に位置するので、
本体を表に向けると、パームレストの右側に内蔵されている
という事になる。

そして
金属のカバーを固定しているネジ4本をはずす。
(内側ではなくて外側。拡大画像で要確認。)


ネジが取れたら、
金属カバーについている黒い帯のようなものを
左横方向へひっぱってあげると、
シリアルATA端子がズボっと抜けるので、
後は上方向へ持ち上げてやるとあっという間にHDDが本体と分離される。

それから、
HDDと金属カバーがくっついてるネジを4つはずす。
本体とをとめていたネジよりも
こっちのHDDをとめるネジのほうが径が太いので
まず間違える事はない。


カバーとHDDに分離。

HDDをはずすのに、
たったこれだけのアクションで終わる。

HDDは、日立製の「HTS543216L9SA00」。
2.5インチサイズのHDDで、
インターフェースはシリアルATA、
容量は約160GB、回転数は5400rpmというHDD。


後は、取り付けたい2.5インチのSSDを
金属カバーに取り付けて、
元通りにしていけばOK。

自分が取り付けたのは、
Intel製の34nmプロセスSSD「SSDSA2M080G2GC」。
後日、ベンチマークを掲載予定。

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<VAIO Wシリーズのメモリーアクセス>


どっちかというと、
メモリーへのアクセスのほうがちょっと手間。

上記の最初のカバーをはずした状態から、
シリアルATA端子の直上にあるネジを1つと、
バッテリー取り付け位置に見える
大きい皿のネジ2つをはずす。


それから、
表面のキーボードユニットをはずすという作業になるのだけど
キーボードは、表面からみるとひっぱれるとっかかりが見つけにくいので、
裏面から取り外したネジの開いた部分のあたりへむかって
若干細長い棒状のようなもので奥へと押してやる。

するとキーボードのロックがはずれて
手前に浮き出てくるので、
その隙間に竹べらを差し込んで、
キーボードを取り外す。


この時、
キーボードは、本体とまだつながっているので
間違っても勢いよく引き剥がしてはいけない。

本体側にささったフレキケーブルを
ゆっくりと抜いて、キーボードを分離する。

そうすると
本体のキーボード設置面にメモリーが現れる。


ちなみに、
これがはずれたキーボードユニット。

VAIO typePiconと全く同サイズながらも
土台部分に使われている板に強度を増しているので
たわみが少なくて打鍵しやすい。


Wシリーズに使われているメモリーは、
PC2-6400(DDR2-800)の、DDR2 SDRAM DIMMで1GB。

Windows XPベースで動作させるには
1GBでも十分ではあるものの
ここはやはり値段も安いし、心情的に2GB載せたくなる。

両サイドにある金具を広げてやると、
ロックがはずれてぴょんとメモリーが飛び出るので
差し替えればOK。

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後は、
この手順と逆に本体を元にもどしていくだけ。


当然、SSDの中は空っぽなので、
一番最初に作った「リカバリーディスク」と
USB接続のDVDドライブからリカバリーをする。

リカバリーの所要時間も
そう大してかからないし、
Windows XP ServicePack3の入った状態が出来上がるので
後々も非常に楽。

メモリー容量も増えている事を確認。
これで、
「VAIO Wシリーズ」iconのSSD&メモリー換装はおしまい。

一応、
どれだけパフォーマンスがあがったかを
ベンチマークを計測して確認してみる。

続く。

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【VAIO typeZ特集ページ】

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