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Intelの32nmプロセスSSDに新ファームで不具合修正。

34nmプロセスになったIntelの新SSD「SSDSA2M080G2GC」に、
BIOSからHDDパスワードを有効にした後
パスワードを再度変更もしくは無効にすると
SSDが使えなくなってしまうという不具合が発生。

これが今回、ファームウェアアップデートが発表されて
ようやく回避される模様。

・Intel® SATA SSD ファームウェア・アップデート・ツール:Intel

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実際、このSSDを数週間あれやこれやと使ってるものの
BIOSのパスワード設定なんか触ってないので
ちっとも不具合に出会う事もないのだけど、
せっかくなのでファームアップしてみる。

ファームアップは
SSDの製造メーカーによってさまざまだけど
Intelの場合は、該当サイトからISOファイルをダウンロードして
それをCD-Rに焼き付けて、
光学ドライブからブートさせる方法。


ダウンロードしたISOファイルをCD-Rのディスクに焼いたら、
そのディスクを収めたまま、
Intel製SSDを載せたVAIOの電源を落として
改めて電源を入れる。

光学ドライブを内蔵したVAIOなら
電源を入れてそのまま待ってればいいのだけど、
「VAIO Wシリーズ」iconみたいに、
外部のUSB接続の光学ドライブを利用する場合は、
そのままスルーしてストレージから立ち上がっちゃうので、
VAIOロゴが出てる最中に[F11]を押すのを忘れずに。


するとCD-ROMからDOSから
ファームアップツールが起動。

途中何度か(Y/N)?と聞かれるので
一応内容を確認しつつつYesと答えていくと、
ファームの書き換えが進んでおしまい。

あっさりと終わり。

ファームウェアのバージョンは、
元が「2CV102G2」で、最新のものが「2CV102G9」

Intelのファームアップは、
中に書き込まれたデータが消えないのがミソ。
かなりありがたい。
(でもデータバックアップはお約束。)

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ちなみに、
今回のファームアップは、
あくまでも不具合修正のみだとわかっちゃいても
もしかしたらパフォーマンスに変化があったりしたら?と思って、
ストレージ系のベンチマークを走らせてみたけど
やっぱり何も変わってなかった。

一応せっかく計測したので、
「VAIO Wシリーズ」iconでやってみたファームアップ前後の結果のみ掲載。

この数値を見る時に注意すべきは、
あくまでも、Serial ATA150の
転送速度が150MB/s以下に制約された状態で、
IntelSSDの最大限の能力が発揮されれいなという点のみ留意。

●CrystalDiskMark 2.2


・Intel SSD「ファームアップ後」:by VAIO W


・Intel SSD「ファームアップ前」:by VAIO W

●HD Tune Pro3.5

・Intel SSD「ファームアップ後」:by VAIO W


・Intel SSD「ファームアップ前」:by VAIO W

本当に誤差程度の上下で
ちっとも変化なし。
計測するだけ無駄骨だった・・・

・Intelから34nmプロセスとなった新しいSSD「X25-M、X18-M」発表!

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