Intelの32nmプロセスSSD、不具合修正したTrim対応新ファームを適用。
Intel製の34nmプロセスSSD「SSDSA2M080G2GC」の
Windows7の「Trimコマンド」に対応するという新ファームを適用すると
直後から起動不能というトラブル報告が相次いで
ファームウェア自身のダウンロードができなくなっていたけれど
今日ようやく復帰。
・Intel® SATA SSD ファームウェア・アップデート・ツール:Intel
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さすがに起動不能になるとシャレにならなくて
改善された新ファーム待ちだったので
これでようやく安心?して適用できる。
Intel製のファームアップの方法は
アップデートのサイトから新ファームをダウンロードして
ISOファイルになっているので、
それをCD-Rに焼き付けて光学ドライブからブートさせる。
光学ドライブを内蔵していない「Wシリーズ」のようなVAIOの場合は
外部のUSB接続の光学ドライブをつないだ場合は
VAIOロゴが出てる最中に[F11]を押すのを忘れずに。
光学ドライブに収めたCD-ROMから
ファームアップツールが起動。
途中何度か(Y/N)?と聞かれるので
内容を確認しつつつYesと答えていくと、
ファームの書き換えがつつがなく終わる。
ファームウェアのバージョンは、
「2CV102G9」から「2CV102HD」へと変わる。
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改めてWindows7を起動して
「CrystalDiskInfo」でチェックしてみる。
Intel製SSD「SSDSA2M080G2GC」が
今回の新ファームでTrim機能が働いている事を確認。
これで
Windows7の新機能の一つとなる
データの書き換えを効率化される「Trimコマンド」が
実行されるはず。
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ちなみに、
ストレージのパフォーマンスに変化がるかどうかの
チェックだけしてみた。
<注意>
「VAIO Wシリーズ」に内蔵させているため
転送速度が150MB/s以下に制約された状態なので
今回のIntel製SSDの最大限の能力が発揮さていないので注意。
・「VAIO Wシリーズ」のWindows7化とSSDとの関係。
●CrystalDiskMark 2.2
新ファーム「2CV102HD」:by VAIO W
●HD Tune Pro3.5
前ファーム「2CV102G9」:by VAIO W
ファームアップ前も後も
全体的には数値の差は誤差の許容範囲で
ほぼ同じように見える。
あえて深読みすれば
書き込み速度が若干上がったようにも思えるが
公式に言われている
「160GBモデルは書き込み性能が100MB/secに向上する」
というものほどの成果はないようだった。
ひとまずは
やっとIntel製SSDでTrimコマンドに対応したという事で。
【VAIO typeP特集ページ】
【VAIO typeT特集ページ】
【VAIO typeZ特集ページ】