新VAIOの液晶ディスプレイの呼び方が変わってわかりにくい件。
今回のWindows7を搭載した新モデルから
突如として液晶ディスプレイの名前が変更されていて
今までの呼び名に慣れていた人らにとっては違和感満載。
というのも
2009年夏モデルまでは、
「クリアブラック液晶」とか
「クリアソリッド液晶」、「クリアブラックLE液晶」
といったネーミングにプラスして、
『リッチカラー』だとか『Adobe RGBカバー率』
の色再現性の表現が加わった形で表記されていて
その性能を判別していた。
なのに、
新しく付いた名前は
「VAIOディスプレイ」、「VAIOディスプレイプラス」
「VAIOディスプレイプレミアム」
といったものすごく抽象的な名称に変更されて
そりゃ一体どんな液晶の能力なのか?
がちょっとピンとこない。
と思ってたら、
それを説明してくれるVAIOのサイトを発見。
----------------------
パネルの種別の分け方として解説によると、
「VAIOディスプレイ」というのが、
ワイド液晶(縦横比率16:9以上)、高コントラスト、高硬度
の条件を満たしていて、
「VAIOディスプレイプラス」が
それに加えて、広視野角または低反射を備えていて、
最上位の「VAIOディスプレイプレミアム」が
広色域と高輝度までの全ての能力を持った液晶ディスプレイ
という分け方になるそうで。
仮に、VAIOを
この3つのグレードで分けると以下のような並びになる。
「VAIOディスプレイ」
・Cシリーズ
・Nシリーズ
・Wシリーズ
「VAIOディスプレイプレミアム」
・Aシリーズ
・Fシリーズ
・Zシリーズ
・Tシリーズ
・Xシリーズ
-・-・-・-・-・-
それにプラスして
1920×1080の解像度を持つディスプレイだけに、
さらに【Full HD 1080】の表記を加える
というルールになったらしい。
【Full HD 1080】
・Lシリーズ
・Aシリーズ
・Fシリーズ
ちょっと慣れが必要だけど
Windows7のエディションの違いのように
上位が下位を含む形になっていて、
ひとまず「VAIOディスプレイプレミアム」が
VAIOのディスプレイ的には
たくさんの能力を有していると覚えておくだけでもいいかもしれない。
-・-・-・-・-・-
後の特徴に関しては
それぞれのVAIOノートによって「その他特徴」として表記される模様。
例えば、
「Adobe RGBカバー率」だとか
「LEDバックライト」、「ARコート」、「アンチグレア」、
「16:9」、「タッチパネル機能」など。
ぶっちゃけ、個人的に真っ先に知りたいのは、
アンチグレアかどうかだったりするのだけど、
大きく大別されるディスプレイ名称からは判別できないので、
細かな特徴を知りたいと思えば
カタログとか公式HPの【主な仕様】も
マメに確認する必要があるかもしれない。
----------------
と
そんな事を思いながら
Xシリーズを念のために確認してみたら、
あれだけ薄いのに
「VAIOディスプレイプレミアム」で
さらに「アンチグレア」だったりして
クオリティに手抜かりがない事に感心してみたりもする。。