PSPgoとメモステ“M2”と、BDレコーダーのお出かけ転送の関係。
・PSPgoにまつわる純正周辺機器を簡単にレビュー。
の続き。
PSPgoに使える外部メモリー“メモリースティック マイクロ”の話。
今現在では、
ソニー純正としては、最大容量8GBまでが存在していて、
他メーカーからは、Sandiskから16GBというのが発売されている。
一応、今回は確実なところで純正の8GBを買ってみた。
“メモリースティック マイクロ”は、
だいたいMicroSDの大きさとほぼ同等で
メモリースティックDuoのアダプターが一緒に付いてくる。
微妙に今までは一部のケータイに採用された以外に
活躍の場がなかったけれどPSPgo用の外部メモリーとして
ようやく?脚光を浴びる?かもしれない。
PSPgoの正面から向かって左側にスロットがあるので
PSPにメモリースティックDuoを挿す要領で
スロットの奥へカチっと音がするまでハメてやればOK。
出したい時は一度奥へ押し込んでやると
手前に少し飛び出すので引き抜けばいいのだけど
なにしろ小さいので紛失には注意。
8GBをPSPgoで認識させると
空き容量としては7680MBと表示。
基本、PSPgoの本体には
内蔵メモリーが16GBもあるから
ゲームデータなら十分なほどの余裕があるようにも思えるのだけど
動画を転送してるとあっという間に消費してしまうので
そういった時には“メモリースティック マイクロ”に頼れるのは助かる。
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<Blu-Rayディスクレコーダーからのお出かけ転送>
動画転送の便利な方法の一つに
Blu-Rayディスクレコーダーからの「お出かけ転送機器」。
・新nav-uの「おでかけ転送」、BDレコーダー従来モデルでも転送できるか実験。
けれど
PSPgo(PSP-N1000)の本体メモリーへ転送できるのは、
今のところ「BDZ-EX200/RX100/RX50」の新機種のみで
以前のモデル(BDZ-A950/A750/A70/X100/X95)では
ソフトウェアのバージョンアップ待ちになっている。
・「おでかけ転送」対応の機器と転送できる映像の種類を教えてください。:SONY(Q&A)
でも、
PSPgoに収めた“メモリースティック マイクロ”にであれば
PSPに入れたメモリースティックックDuoに転送するのと同じ概念になるので
バージョンアップを待たずとも
今すぐにでも「お出かけ転送」が利用できる。
というので
一応実験。
まずは、
Blu-Rayディスクレコーダーの新モデルとなる「BDZ-RX100」と
PSPgoを接続して「お出かけ転送」をしてみる。
この場合、PSPgo本体だけをつないだ場合には、
内蔵メモリーに転送をするようになって、
“メモリースティック マイクロ”を差し込むと
転送先は“メモリースティック マイクロ”になる。
どちらにでも転送可能。
次に、
現状PSPgoに対応していないとされる「BDZ-X95」と
PSPgoを接続して「お出かけ転送」をしてみる。
PSPgo本体だけをつないだ場合、
「転送先のメディア・機器が対応していません。」
というメッセージが出てきてやはり転送ができない。
この部分がバージョンアップで対応されるのを待たないといけない。
じゃあという事で改めて
PSPgoに“メモリースティック マイクロ”を差し込むと
今度は、自然に転送先は“メモリースティック マイクロ”になっていて
転送も問題なくできる。
バージョンアップ待ちの機種でも
ひとまずの回避策としては利用価値はある。
また、
バージョンアップ対象になってないさらに前の機種となる「BDZ-X90」でも
“メモリースティック マイクロ”への転送だけなら利用できる。
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<PSPgo本体メモリーとメモステマイクロ間で動画の移動>
PSPgoで「お出かけ転送」した動画を見るのは、
本体メモリーか“メモリースティック マイクロ”へ
転送した先のフォルダを開くとそこに動画リストが表示されて
見たい動画を選べばすぐに再生ができる。
リストを表示している状態で、
△ボタンを押すと画面右に「再生」「ムーブ」「削除」「情報」
という項目が現れる。
そこにある「ムーブ」を選択すると
“メモリースティック マイクロ”にある動画は本体メモリーへ
本体メモリーにある動画は“メモリースティック マイクロ”に転送される。
この2メディア間のデータ転送は比較的高速で
待っていてあまりイラっとさせられることがない。
元がコピー制限されている動画(地上デジタル放送の録画など)は
コピーではなくムーブとなって、
元のメディアからはデータは消えてなくなる。
もしもやろうと思えば、
一度“メモリースティック マイクロ”に「お出かけ転送」をして
それから本体メモリーへとムーブするのも可能という事になる。
ちなみに、コピー制限がない動画の場合は
ムーブでなくてコピーになるので、
元のメディアからはデータは消えずにそのまま残っている。
いらなくなったら
△ボタンから削除をすればよい。
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<ムーブ後にBlu-Rayディスクレコーダーへ「おかえり転送」>
ふと思った疑問。
「お出かけ転送」をした動画を
本体メモリーと“メモリースティック マイクロ”間で
ムーブしてしまったら
その後に「おかえり転送」できちんとBlu-Rayディスクレコーダーに
戻ってくれるのか?
「BDZ-X95」から
PSPgoの“メモリースティック マイクロ”に「お出かけ転送」した動画を
PSPgoの本体メモリーにムーブした状態で、
今度は「おかえり転送」をしてみる。
PSPgo本体だけで「BDZ-X95」に接続して
「おかえり転送」をしようとするも、
やはり今現在では対応してないと拒絶されてしまった。
また、“メモリースティック マイクロ”をPSPgoに差し込んだ状態で
「おかえり転送」をすると
機器的には認証はされるのだけど
ムーブされて
“メモリースティック マイクロ”からは動画がなくなっているので
「おかえり転送できるタイトルはありません。」
というメッセージが現れた。
まぁこれは予想された展開
というかバージョンアップ前なら当たり前の反応。
今度は、「BDZ-RX100」から「お出かけ転送」した動画を
PSPgo内でムーブした状態で「おかえり転送」を試してみる。
すると
本体メモリーから“メモリースティック マイクロ”へムーブしても
その逆に“メモリースティック マイクロ”から本体にムーブしていても
Blu-Rayディスクレコーダー側ではきちんと認識してくれて
「おかえり転送」は問題なく可能だった。
どうも【ムーブ】という言葉から想像すると
コピーアトワンスを思い出してしまって
移動させると何もできなくなってしまうんじゃ?
という不安があったけれど
そういった事はなさそうなので、
PSPgoの本体メモリー、もしくは“メモリースティック マイクロ”に
転送しておいて
後から好みでムーブさせる事もできるし
見終わったら「おかえり転送」もできる自由度はある。
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そうすると
今はPSPgoの本体メモリーへの「おでかけ転送」に対応してない
「BDZ-A950/A750/A70/X100/X95」で
どうしてもバージョンアップ前に本体メモリーに入れたいと思ったら
遠回りではあるけれど、
いったん“メモリースティック マイクロ”に「お出かけ転送」して
そこから本体メモリーにムーブするという手が使えなくもない。
まぁ一番なのは、
「BDZ-A950/A750/A70/X100/X95」のソフトウェアバージョンアップを
とっととやってくれれば良いだけではあるのだけど。
それを抜きにしても
本体メモリーでは心もとないというくらいデータを入れたい場合の
補助としてなら“メモリースティック マイクロ”はお勧めという事で。
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