米SONYから、APS-C CMOSセンサーを搭載したレンズ交換できるハンディカム発表!
米Sonyから、レンズ交換式のビデオカメラ「NEX-VG10」を発表。
・CAMCORDER REDEFINED: SONY DEBUTS WORLD’S FIRST CONSUMER INTERCHANGEABLE LENS HD CAMCORDER
デジタル一眼カメラ「NEX-5/3」が発表された際に
同じEレンズを使ったビデオカメラを2010年秋頃に発表するという
ティザー広告を出していたけれど、
今回、それがついに現実のものとして正式に発表された。
まさに、「NEX-5/3」と同じ
APS-Cサイズの「Exmor APS HD CMOSセンサー」を搭載、
Eマウントのレンズを交換式で使用可能。
画像処理エンジンは「BIONZ」を搭載。
動画撮影はAVCHDの1,920×1,080のフルHDで、
ビットレートは24Mbps。
静止画は1,400万画素での撮影が可能で
最大7コマ/秒の連写もできる。
音声マイクは4つのマイクから音声を収録して
指向性の高いステレオ音声として収録する
「Quad Capsule Spatial Array Stereo Microphone」
を搭載。
液晶ディスプレイには、
TruBlack技術を採用した3.0インチのエクストラファイン液晶で
アングルによって向きを変えられる可動式。
視野率約100%のビューファインダーも搭載する。
「Alpha Hot Shoe」と「Universal Cold Shoe」の
2つのアクセサリー用シュースを備えている。
操作部には、
ジョグダイアルやホットキーを用意し
絞り、シャッター速度、ゲイン、ホワイトバランスといった
調整が手元でコントロールできる。
外部メモリーには、
メモリースティックデュオとSD/SDHCメモリーカード。
32GBで約4時間のフルHD動画を記録できる。
バッテリーは、
「NP-FV100」を使用した場合、最大315分の撮影が可能。
標準で搭載される18-200mmの光学11倍ズームレンズは、
35mm換算で27mmから300mmをカバー、
サイレントオートフォーカスや
動きながらの撮影に強烈に作用する手ブレ補正の
アクティブモードも搭載する。
別売のアダプターを利用すれば、
“αシリーズ”の「Aマウント」レンズも使用できる。
また、
本体には動画編集ソフトに
「Vegas Movie Studio HD Platinum 10」の
ダウンロードクーポンが付いている。
米国では9月発売予定、価格は$2000。
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ソニーのデジタル一眼カメラとして初のAVCHD動画撮影機能が搭載された
「NEX-5/3」が発表されたと同時に
まさにこのレンズ交換機構を採用したビデオカメラの発売を予告する
コンセプト動画が流れていた。
それがもうこうやって製品化されていてかなり驚き。
(なぜか北米先行発表オンリーだけど。)
動画撮影で一番気になったのが、
現行のハンディカムでもアドバンテージとなっている手ブレ補正のアクティブモード。
ここがどうなるんだろう?と思ったら
レンズ側?にそれが搭載されるのか?
その手ブレ補正の効き具合がどれくらいなのかとかがとっても気になる。
逆にそのレンズがそのまま「NEX-5/3」に活かせるのか?とか。
他のメーカーのデジタル一眼レフカメラからは
早々に動画撮影機能が搭載されていて
ソニーの“αシリーズ”にはなかなか搭載したモデルが出てこないなーと思っていたら
NEXでそれを搭載して、今度は、
ハンディカムにAPS-Cサイズの「Exmor APS HD CMOSセンサー」と
交換式レンズを持ってくるという逆転的発想というか
ビデオカメラとしてはかなり魅力的なモデルが出てきたなーという感じ。
これは国内での正式発表がとても楽しみになってきた。
贅沢を言えばUSBケーブルで
カメラスルーの映像をPCに送れるようにしてくれたら
Usteram用のカメラとしてものすごい活躍しそうな気がするのだけど。。