Xperia arcを2日間いじくり倒してきた様子を動画とテキストで解説。
・「Xperia arc」のタッチ&トライブロガーイベントに行って来た!
の続き。
「Xperia arc」のタッチ&トライブロガーイベントで触れた
“Xperia arc”について伝えられる事をテキストと動画で。
SonyEricssonの中でも
常にエンターテイニングなスマートフォンブランドを目指しているのが“Xperia”で、
その初代Xperia(SO-01B)の後継機種として開発されたのが、
Xperia The NEXT、進化したXperia arc(SO-01C)という事になる。
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【デザイン/ Design】
まずそのデザイン性を追求したXperia arcは、
最薄部8.7mmの中心部から弧を描くエレガントアークフォルムとなっていて、
3色のカラーバリエーションともに表面に蒸着処理を施すことで
より極め細やかさ、エレガントさを演出、
所有するという喜びを感じられるスタイルとなっている。
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【ディスプレイ / Display】
それから、目を引くのはとても綺麗なディスプレイ。
4.2インチ(854×480)のディスプレイに
BRAVIAの映像技術を用いた「モバイルブラビアエンジン」のおかげで
静止画も動画も非常にきめ細かくかつ
鮮明な映像が目に飛び込んでくる。
液晶パネルと強化ガラスの空気層をなくした「ClearBlackPanel」は
光の乱反射と拡散を低減するため
明るい場所で見ても映り込みがないのを実感できる。
ちなみに、設定項目に「モバイルブラビアエンジン」のオンオフがあるのは
個人によって絵に対する受ける印象が違うため、
好みで変更できるようにしたため。
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【カメラ / Camera】
カメラ部は、
有効画素数は810万画素、オートフォーカス。
裏面照射型CMOSセンサー“Exmor R for mobile”とF値2.4の明るいレンズのおかげで
かなりの暗がりの場所でも、随分と明るく撮影できるし、
処理能力が上がっている事もあって撮影スピードは初代の約5倍、
10秒で12枚、1秒に1枚感覚で撮影ができるレスポンスになっている。
動画も1280x720(30fps)のハイビジョン動画が
いたって当たり前のように撮影できる。
UIも画面の左右にわかれたわかりやすいアイコン表示で使いやすくなっていて
左側にメニュー、右側に撮影した写真や動画のサムネイルという位置関係で
使いたい時に指でスルっと引っ張って表示できる。
ここまで心地良く撮影も閲覧も出来るようになると
スマートフォンでの撮影でも実用レベルで使ってもいいと思えてくる。
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【コネクティビティ / Connectivity】
Xperia arcの本体上部にあるmini HDMI出力からBRAVIAへ接続すると、
最大720pの綺麗な画像のままを映しだす事ができる。
写真や動画を映しだす事はもちろん
ダウンロードしたゲームを大画面で遊ぶ事もできる。
「BRAVIAリンク」にも対応していて、
BRAVIAのリモコンでHDMIケーブル経由でつながったXperia arcをコントロールして
テレビ感覚で使う事もできる。
また、HDMIでBRAVIAにつないだときは
当然ブラビア側にBRAVIAエンジンがあるので、
「モバイルブラビアエンジン」は自動的にOFFになる。
Xperia arcは、DLNAサーバーにも対応していて
自宅にネットワーク環境さえあれば、
クライアントとなるPS3とかBRAVIAからXperia arcの中にアクセスが可能。
Xperia arcに入っているメディアサーバーを起動して
機器認証をしてさえおけば、
PS3やBRAVIAから見つけて、写真や音楽、動画を再生して楽しむといった事ができる。
ちなみに、せっかくなので
ソニーのBlu-ray Discレコーダーに搭載する「おでかけおかえり転送」に対応しているか
聞いてみたら、あっさりと現時点では未対応と言われてしまった。。
ただし、可能性はゼロではなくて
ソニーとの連携もはかっているようで、設計検討中だという返事だったので
もしかしたら近いうちに使えるようになるのかもしれない。
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【メディアペイン:進化したウィジェット】
今回のXperia arcの特筆すべき点として
音楽・静止画・動画をウィジット上で操作できるメディアペインがある。
●ミュージックプレーヤーウィジット
初代では、統合アプリとしてMediaScapeがあったものを
それとは切り離して単独のミュージックプレーヤー使いやすさを追求。
ホームスクリーンにある音楽ウィジットはもうこれだけで使い物になるくらい。
ウィジェット上で、音楽の再生や停止、送り、戻しコントロールできるし
すぐにミュージックプレーヤーのライブラリーへも移行できる。
それと、前からもあった『Infinite』ボタンにタ-ッチして、
今再生してる音楽と関連したYouTubeに飛んで行くまでもとてもスムーズ。
このミュージックプレーヤーでの進化点は、
横画面にも対応したり、イコライザーが使えるようになった事。
FMラジオも聴けて、そのラジオの中でかかってる音楽を
「Trac ID」で探してYouTubeやMora Touchに飛んだりとか、
ツイッターやメールでも定型文から簡単に人に紹介したりといった使い方ができる。
スピーカーは、モノラルながらも音質は向上していて
聞いた感じもかなり良くなっている。
●ギャラリーウィジット
ホームスクリーンの真ん中にあるウィジェットでは
そのまま動画と写真をチェックしたり、そこから動画を開いたりできる。
ウィジェット上でもかなり機敏に動いてるし、
ディスプレイもとっても高-精細になってて高画質を堪能できる。
●メディアショートカットウィジット
ホームスクリーンのウィジットからダイレクトに「ギャラリー」を
開いて使える連動性。
「ギャラリー」の動画も初代モデルのぎこちなさがなくなってて
とても心地良く使える。
TimeScapeも同様に
ホームスクリーンのウィジェットから使えるようになって
スクロールやそれぞれのSNSに投稿が出来るようになっている。
対応しているアプリは、以前とおなじ
mixi、ツイッター、Facebookで増えてはいないのだけれど、
プラグインという形でAPIを公開していて、
これからは、一般ユーザーでもTimeScapeのプラグインを作れる環境ができている。
挙動にしても、
表示するのも時間がかかって動きにくかったものが改善されて
指に吸いつくように動くし今までとは格段に良くなっている。
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【快適になったユーザビリティ】
Xperia arcは、Android 2.3の開発と同時に着手していて
Android OSとしても、現行の2.2ですらまだ引っ掛かり感というのがあるけれど、
2.3になると一段と改良が進んでいて
非常にレスポンスが良いし思ったとおりに動いてくれる。
ホームスクリーンやアプリリストの自由度も上がっていて、
ようやく標準で自分好みにカスタマイズできるようになった。
ホームスクリーンの下側に常時表示される
「ステージ」というところにはアプリを固定できて
どの画面の時でもすぐにアクセスできる。
アプリリストも「よく使うアプリ」、「最近インストールしたアプリ」といった具合に
表示順をいつでも変えられるし、
自分の好みの順にも並べ替えができるので使い勝手もかなり良い。
ショートカットアプリ同士を重ねるだけで自動的にフォルダーも作れる。
当然マルチタッチにも対応していて、
ホームスクリーン上でピンチインするれば、ウィジェットを1画面に集めて表示もできるし、
GoogleMap上で拡大や縮小も回転も思うままに操れる。
予測変換機能「POBox Touch」もバージョンが4.0になって
母音キーを大きくしたり、
次に入力するであろうキーをハイライトにしたりといった切り替えや、
数字モードの時にも「フリック入力」が使えるようになったり
本体のタテヨコそれぞれの向きにキーボードの設定を固定できる。
また、「キセカエキーボード」では
キーボードのデザインを変えられる事もできる。
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【BRAVIAの専用リモコンとなるアプリ「Media Remote」】
BRAVIAをコントロールするための
Xperia(Android)やiPhone用のアプリ「Media Remote」。
「Media Remote」を使うと簡単にBRAVIAを操作できるだけでなく、
YouTubeの検索やTwitterのテキスト入力時には
Xperiaのテキスト画面で文字を入力する事ができる。
Androidであれば音声認識にも対応していて
文字すら入力しなくても、声で入力できるのはかなり楽だし
仮にソフトウェアキーボードでも、学習機能があるので
頻繁に使う語句を入力もとても楽。
スマートフォンを振ると「TrackID」から曲名検索といった事もできたりと
2011年春モデル以降のBRAVIAを持っていたら
絶対にXperiaと連動させたくなる。
リリースは、4月中旬の予定らしい。
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【充実したXperiaアクセサリー】
Xperia arcに対応するアクセサリーの数はなんと400にも及ぶらしい。
初代Xperiaのケースは
どちらかというとせっかくの薄さがなくなってしまうような厚いケースが多かったけれど、
今回はきちんと背面の反ったarc感のある薄いケースなども多数出てくる予定。
どうやらケースだけでも約200種類くらいあるらしい。
他にも望遠レンズや広角、魚眼レンズといったおもしろアイテムも用意、
海外で既に売られている「Liveview」や「スピーカー」の展示もあったけれど、
まだ国内販売は現段階では検討中という事だった。
これらアクセサリーは、Xperia arc発売と同時にでてくる準備がされていて、
SonyEricssonでも、
各社のアクセサリーのラインナップを確認できる
独自に「ソニー・エリクソン・ストア」を立ち上げる予定で
購買などは、リンクでソニーストアなどへ誘導といったスタイルになるかもしれないという事だった。
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Xperia arcを、2日間で延々と触りつくしてもまだ触り足りないくらいで。
デザインもクールだし、
カメラも驚くほどに使いやすくて細かい機能も格段にアップしている。
けど、それだけじゃなくて、
映しだされる綺麗な画質が、屋内でも屋外でもきちんと見易いだとか
それらの挙動がキビキビしてるだとか
下支えされている部分がしっかりしているだけでものすごく好印象。
逆に言えば、当たり前といえば当たり前な動きで、
ようやくiPhone並みになったとも言えるから、
iPhoneを使っている人からすればもしかしたらあまり感動はないかもしれない。
けれど、初代XperiaのAndroid 1.6からグダグダな状態から
数回のアップデートを繰り返しての成長の流れから、
Xperia arcを触ると何だかとっても感慨深い気がする。
早く自分のモノとして使いたくて今からとても楽しみだ。
・そのデザインが猛烈な魅力を放つ“Xperia arc”、正統進化したフラッグシップ!
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1件のコメント
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