ソニーが基本的に好き!

ivy Bridgeしかもクアッドコアを搭載したVAIO Zシリーズがソニー・ヨーロッパで発表!

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ソニー・ヨーロッパから、VAIO Zシリーズと、
VAIO Sシリーズの13インチ、15インチモデルを発表!

・Enhance your productivity with faster, smarter mobile VAIO
 PCs from Sony: New VAIO S and Z Series

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●VAIO Z Series

VAIO Zシリーズは、2011年8月に登場し、
約16.65mmと薄くフルフラットなボティに、わずか約1.15kgという軽さを持ちながら
通常電圧版CPUや超高速な第3世代SSDを搭載して
さらにフルHD(1920x1080)という作業領域を確保するというモバイルフラッグシップモデル。

そして、ブルーレイディスクドライブと、外部GPUを
「PowerMediaDock」という形で分離して、
パフォーマンスとポータビリティを兼ね備えたスタイルを実現。

ヘキサシェルデザインと呼ばれるスタイルに
液晶天板や背面には、カーボンファイバー、
パームレストやヒンジにはアルミニウム合金を採用、
まさに軽さと剛性を兼ね備えた究極のモバイルVAIOとなっている。

このVAIO Zシリーズ
今回のソニー・ヨーロッパでどう進化しているかというと、
それは、プレスリリースで発表されている「VAIO SVZ1311Z9E」を見ると
一目瞭然。

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モデル名「VAIO SVZ1311Z9E」
CPU      : Intel Core i7-3612QM Processor
OS       : Windows 7 Professional 64bit with Service Pack 1
メモリー    : 8GB DDR3 1333MHz SDRAM
ストレージ   : 256GB Flash SSD RAID 0 configuration
ディスプレイ  : 13.1型ワイドディスプレイ(解像度1920x1080) (16:9)
グラフィックス : Intel HD Graphics 4000
            AMD Radeon HD 7670M(PowerMediaDock)
光学ドライブ : Blu-ray Disc Drive (PowerMediaDock)
その他    :WLAN 802.11b/g/n、Bluetooth Ver. 4.0 + HS、
         USBx 1(2.0/3.0)、USB 3.0 with USB charge (x1)、HDMI out、
         ステレオスピーカー、HD Webカメラ‘Exmor for PC’ (131万画素)、
         Web/ VAIO/Assistボタン、キーボード、タッチパッド(ジェスチャーサポート)
サイズ     :210 x 16.65 x 330mm
質量      :1.18kg (スタンダードバッテリ装着時)

まず、これを見て驚くのが、CPU!

「Intel Core i7-3612QM」というプロセッサーは、
2012年第2四半期に発売を予定している
Intelの第3世代Coreプロセッサー“コードネームivy Bridge”で、
まぁこれは順当進化かなと思えるのだけれど、
さらにこれが、クアッドコアだという事!

ちなみに、VAIO2012年春モデルのVAIO Zシリーズに搭載できる
最上位CPUは、「Intel Core i7-2640M」
第2世代Coreプロセッサー“コードネームSandy Bridge”で、デュアルコアCPU。

単純に内容を比較すると以下のようになる。

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「Intel Core i7-3612QM Processor」
コア数 :4 (スレッド数8)
動作周波数 :2.1 GHz(ターボ・ブースト時3.1 GHz)
インテル スマート・キャッシュ :6 MB
リソグラフィー  :22 nm
最大TDP :35W
プロセッサー・グラフィックス :Intel HD Graphics 4000

「Intel Core i7-2640M Processor」
コア数 :2 (スレッド数4)
動作周波数 :2.8 GHz(ターボ・ブースト時3.5 GHz)
インテル スマート・キャッシュ :4 MB
リソグラフィー  :32 nm
最大TDP :35W
プロセッサー・グラフィックス :Intel HD Graphics 3000

第3世代Coreプロセッサー“ivy Bridge”では、
製造プロセスルールが32nmから22nmと微細化されて
処理速度の向上や省電力化というのが主な進化点になるのだけれど、
さらに、
今までVAIOノートでは、Fシリーズにのみクアッドコアを採用していたものから
なんと、この極薄のZシリーズにも搭載してきている。

それと、
プロセッサーに内蔵されるグラフィックも
Intel HD Graphics 4000になっていて
従来のIntel HD Graphics 3000よりもGPU性能が倍になるとも言われているので、
VAIO Zシリーズを単独で使用する場合のパフォーマンスアップがさらに期待できる。

・22nmプロセスのIvy BridgeはSandy Bridgeと何が違うのか?:ASCII.jp

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それから、別ユニットとなる「PowerMediaDock」は、
なんと、外部グラフィックがAMD Radeon HD 6650Mから、
AMD Radeon HD 7670Mへと変更になっている。

このGPUの詳細スペックを見ると
あまり相違がないようではあるけれど、
単純にパフォーマンスを比べると、約1.2倍程度になる模様。

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・AMD Radeon HD 6650M
・AMD Radeon HD 7670M

もしかしたらSシリーズのように、nVIDIAにごっそり変わるという選択肢もあったんじゃ?
とも思ったけれど、ひとまずPowerMediaDock側の外部GPUも刷新されて
パフォーマンスが上がっているというのは素直に喜べるところかなと。

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●VAIO S Series

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VAIO Sシリーズも同じく
モデルチェンジによって基本性能を上げて来ていて、
さらに外観はあまり変わってないかとおもいきや、
随分と変更されてる部分が多い。

まず、Sシリーズの15.5型1モデルのみ詳細スペックが明かされていて、
これにも、第3世代Coreプロセッサー“ivy Bridge”のクアッドコアを搭載して来ているのと、
外部グラフィックが、
AMD Radeon HD 6470Mだったものから一転、
NVIDIA GeForce GT 640M LEへと変更されている。

モデル名「VAIO SVS1511W9E」
CPU      : Intel Core i7-3612QM Processor
OS       : Windows 7 Professional 64bit with Service Pack 1
メモリー    : 8GB DDR3 1333MHz SDRAM
ストレージ   : 1TB( 5400rpm)
ディスプレイ  : 15.5型ワイドIPS液晶ディスプレイ(解像度1920x1080) (16:9)
グラフィックス : Hybrid NVIDIA GeForce GT 640M LE GPU
              + Intel HD Graphics 4000

その他    :WLAN 802.11b/g/n、Bluetooth Ver. 4.0 + HS、
         USB 3.0 (x2), USB 2.0 with USB charge (x1)、HDMI out、
         ステレオスピーカー、HD Webカメラ‘Exmor for PC’ (131万画素)、
         Web/ VAIO/Assistボタン、キーボード、タッチパッド(ジェスチャーサポート)
サイズ     : 255.4 x 23.9 x 380mm
質量      :2kg (スタンダードバッテリ装着時)

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一番目に付く変更点はというと、
光学ドライブ(Blu-ray Disc or DVD)がスロットインタイプになっているという事。

デザイン上も少し変更されていて、
それに伴ってシャーシの剛性が高まっているとされている。

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それから、13.3インチの画像しか確認できないけれど
新しいドッキングステーションには、
そのドッキングステーションの中にHDDを内蔵していて、
ここに載せる事で、自動的にファイルをバックアップする
といった機能が搭載される。

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ボディ形状は変化がないとしても、
VAIO Zシリーズが、しっかりと基本性能を上げてきて、
あの極薄軽量ボディにもかかわらず、
クアッドコアまで搭載してくるといったチャレンジングな方向へ向かっているのは
究極のモバイルとも言うべき方向性の現れだろうし、これは非常に楽しみ。

すっかりUltrabook VAIO T Seriesが登場した事で、
モバイルノートはそっちに目を奪われがちだったけれど
こうしてハイパフォーマンスなVAIOノートもしっかりと出てくれる事がうれしいし、
自分の使うシーンやスタイルによってベストチョイスを選べばいいわけで、
これは余計に国内発表が楽しみになってきた。

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3件のコメント

  1. ねりゅう より:

    NEW Zきましたねー
    しかしIvyBridgeはちょっとどうなるか気になるところでもありますね。
    あのボディーに押し込まれる内容についてはTDP35Wギチギチだと思うのでTDP45Wはかなりきつくなると思う今日この頃でありまして。。。重量的に0.03kgのウェイトアップはファンなどの強化かな?とかかいくぐってみたりしてw
    IvyBridgeの新設計である3Dトライゲートトランジスタは消費電力面等は優秀ですがやはり発熱の原因にもなっているようですしね。
    そして一番気になるのがデスクトップ版IvyBridgeでネット上を駆け巡っているコア⇔ヒートスプレッダー間がはんだからTIMペーストに変わった事で外への排熱が思うように排熱できていないということですからねぇ。。。
    モバイル版IvyBridgeがデスクトップ版の製造を継承するのかは定かではないですがもしも継承されるのであればVAIOと言わずどのメーカーもヒートシンク等の排熱ではなくCPU内蔵熱とMB熱の排熱がカギを握っているかと思います。
    素人目線ですがSONYファンとしては若干不安のNEW Z…もっと詳細な情報がないとなんとも言えませんね(汗)

  2. ねりゅう より:

    って、書いてて思ったけどヒートスプレッダーはモバイル版ないんだったwww
    3Dトライゲートトランジスタの熱を同コアから吸い上げることができる強力な排熱系ですなw
    お恥ずかしい限りです・・・はぃorz

  3. kuroro より:

    TDP45Wがやっぱりどうしても気になりますね。
    最高スペックは魅力的だが・・・、下位には一段低いTDPのものがありそうだから、購入者の間で分かれることがありそうですね。
    あとアスペクト比が16:10のものはやっぱり出ないんですね。
    SR90Sも使用しているのですが、16:9がやけに横長に感じてしまいます(^0^;)