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VAIO Tap 20のメモリー増設とストレージ換装をしてみよう!(前編)

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・触れば触るほどおもしろくなるテーブルトップPC「VAIO Tap 20」
・VAIO Tap 20のHDDモデルとSSDモデルの挙動を比べてみる。

さーて、「VAIO Tap 20」
メモリー4GB(4GB×1)、HDD 約500GB(5400回転/分)で扱うよりも
メモリーは最大の8GB(4GBx2)として、ストレージはSSDを搭載するほうが
快適性ははるかに高いのがわかったから、
じゃあという事でメモリー増設とストレージ換装をしてみる。

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●背面から簡単メンテナンス

まずはお約束。
【CAUTION!注意!】
本体を分解して故障させると、ソニーストアの保証、メーカー保証対象外のため
有償修理、もしくは修理不能となる可能性があります。
この記事を読んで同様の事をして、万が一生じた損害は全て自己責任となり、
当方やメーカーは一切その責を負いません。

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「VAIO Tap 20」は、
背面のバックパネルが工具も必要なくパコっと外れて、
そしてここから、バッテリーの装着や、
メモリー、ストレージといったにもアクセスできるようになっている。

メモリーへのアクセスは、背面からみて右側のエリア。
ネジを一つ緩めていくと
プラスチックのカバーが取り外せばすぐに確認できる。

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ここに、DDR3L SO-DIMMのメモリースロットが2基あって、
最大4GBのメモリーを2枚装着して8GBまで増設ができる。

4GB(4GBx1)をチョイスした場合は、
片方のスロットに4GBがささっているだけ。

装着されているメモリーは、
Nanya製「NT4GC64C88B0NS-DI」、
4GB、メモリー動作周波数1600MHz。

DDR3L SO-DIMM、いわゆる1.35Vの Low Voltage仕様で
消費電力が低いのが特徴。

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これに合わせてのメモリーをチョイスしたのが、
Transcendの「TS512MSK64W3N」

このメモリーもDDR3 Low Voltage SO-DIMMの1.35Vの電源供給で動作できるタイプで、
発熱低減シャーシを採用して発熱が少なくて消費電力を抑えられるのが特徴。

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メモリに触る前には必ず別の金属部分に触れて
自分の体の静電気を逃がしておくのを忘れずに。

メモリーの切欠きの向きに注意して、端子部を揃えて、
後は、メモリを倒しこんでカチっと音がするまでハメればOK。

メモリーは2枚組みで、デュアルチャンネル動作する事を考えれば
8GBを載せるのが最良。

「VAIO Tap 20」(元スペック)

OS     : Windows 8 64ビット
CPU    : Core i7-3517U(1.90GHz)
メモリー  : 4GB(4GB×1)
ストレージ: HDD 約500GB(5400回転/分)
GPU   : インテルHDグラフィックス 4000
                 ↓

メモリー  : 8GB(4GB×2)

メモリーを増設した後の
Windows 8の簡易ベンチマークでの評価をみてみると、
4GB(4GBx1)の5.9から、8GB(4GBx2)では7.4まで上昇。

メモリー容量というだけではなくて
やはりデュアルチャンネル動作するという効果が
パフォーマンスを大きく引き上げているのがわかる。

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●VAIO Tap 20のストレージにアクセス

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本体背面の左側にあるフタをはずすと、
そこにストレージのはいってるエリアが現れる。

ここに、金属カバーで覆われたHDDが入っている。

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4つのネジを取り外して、シリアルATAケーブルのコネクタを抜けば、
金属カバーごとHDDを取り出せる。

VAIO Tap 20のHDDモデルに搭載されてるHDDは、
回転数5400回転/分、8MBキャッシュ、
Serial ATA300、厚さ9.5 mmのHGST製「HTS547550A9E384」。

これをSSDに載せ替える。

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今回チョイスしたのは、Intel製「SSDSC2CT240A4K5」

MLCタイプのSSDで容量は240GB。
2.5インチSerial ATA SSDで6Gbps対応、
SSDケースは9mm厚。

VAIOにSSD換装をする場合、
SSDによっては、相性問題があったりして一時期ものすごくナーバスになってたんだけど
今回は大丈夫だと思いたい。

・VAIO LシリーズのストレージをSSDに換装して高速化してみる!

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●SSD換装したVAIO Tap 20をリカバリー

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あらかじめ元々のHDDがのっかっている状態で
作っておいたリカバリーメディアを用意。

今回は、リカバリーメディアは、ブルーレイディスク1枚(25GB)に作っておいたので
VAIO Tap 20専用の光学ドライブを本体に装着してディスクを入れておく。

電源OFFの状態から、本体の背面上部にある「ASSIST」ボタンを押すと
起動して、「VAIO Care レスキューモード」が立ち上がる。

「USBメモリーやディスクから起動」を選択すると
ディスクから読み込みされる。

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ちなみにこの操作画面もタッチに対応してるので、
画面をポンポンと触ってすすめていける。

「キーボードレイアウトの選択」では、言語を「日本語」を選んで
「オプションの選択」から
「トラブルシューティング」→「リカバリーやメンテナンス」と進んでいくと
『VAIO Care(レスキューモード):リカバリーやメンテナンス』ウィザードが現れる。

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ここからは、いつもと同じというか、
「リカバリーウィザード開始」を選択して、
「データをバックアップ(レスキュー)しますか?」は今回はスルー、
「リカバリーを開始しますか?」とでてきたら
【はい、開始します】にチェックを入れてリカバリー開始をタップ。

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後は、リカバリー作業が進んでいくのを待つだけ。
本体のリカバリーとソフトウェアインストールと数回再起動して、
「Windowsのセットアップ」が出たら
初期セットアップをして終了。

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次は、無事リカバリーも終了して、
HDDからSSDに入れ替わったVAIO Tap 20の挙動を試してみよう。

というか、いろいろわかったこともあるので
それを含めて次回に続く。

・VAIO Tap 20 「SVJ2021AJ」
 VAIOオーナーメード価格シミュレーション

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3件のコメント

  1. TS512MSK64W3NはDDR3L-1333のモジュールの様ですが、承知のうえでのチョイスですか?

  2. 最初のボックスのうちVAIOシステムを実行する場合、ユーザーはハードディスクの故障と新しいドライブと交換した場合に必要とされるリカバリーDVDのセットを作成するように求められます。共有していただきありがとうございます。

  3. きのした より:

    こんにちは。私もsonyが好きのひとりです。
    vaio tap20で質問があります。
    お答えくだされば、幸いです。
    外付けUSBスピーカーをつなげましたが、左側のみ音が出力されます
    違うスピーカーをつないでも、同じ結果です。
    コントロールパネルなどの設定も問題ないようですが・・・
    アドバイスお願い致します。