ソニーのホームシアター製品が、総務省の技適(工事設計認証)を取得。5つのユニットを持つ、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3対応のハイエンドモデル?
技術基準適合証明等を受けた機器のデータの中に、ソニーのホームシアター製品と思われるものが掲載。
ホームシアター製品は、ホームシアターシステム、サウンドバー、ポータブルシアターシステムなど様々なものがある。
今回発見できたのは、「YY2080C1」という形式の製品。
形状は不明なものの、調べてわかった事を整理してみる。
・サウンドバー/ホームシアターシステム | ソニー
・アクティブスピーカー/ネックスピーカー | ソニー
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目次
●技術基準適合証明等を受けた機器にホームシアター製品の設計認証
技術基準適合証明等を受けた機器の中に、ホームシアター関連と思われる製品を発見。
「YY2080C1【201-230289】」という名称。
まずは文字列ごとに、それぞれを分解すると、以下のようになる。
YY2080C:型式番号
YY2080C1:「YY2080C」のユニット①
201-230289:別の技適認証、構成される部品の1つとして搭載
YY2080C:型式番号
まず「YY2080C」というのは、あまり表に出てこない型式名称で、ほとんど目にする機会もなく、稀に説明書に記載されている時がある程度のもの。
例えば、「
」をの場合では以下のように別名が存在する。ペットネーム:LinkBuds S
型番:WF-LS900N
型式:YY2950
ペットネームは、商品につけられる愛称のような名称。
ソニー製品の場合は「型番」で認識されることが多いけれど、他社ではは「AirPods」、「Google Pixel Buds」のように愛称を前面に出していることが多い。
型番は、製品のモデルごとついている番号。
WF-LS900N」。
の場合は、「ソニーの製品型番は様々な情報が読みとれる。
WFは”完全ワイヤレス”を表す記号で、LSは”LinkBudsシリーズ”で使用される番号、900という数字はそのカテゴリーにおいてハイエンドモデル(グレード序列:9>7>5)、Nは”ノイズキャンセリング”といった感じ。
ソニーの製品名称は、記号の意味を理解するとおよその製品の傾向がわかる。
型式については、製品の識別番号になるもので、ここから読み取れる情報は非常に少ない。
ただ番号で、ある程度商品カテゴリーを推測することはできる。
YY2080C:型式番号については、その番号からホームシアター製品関連の商品であることがわかる。
YY2078C:HT-AX7
YY2079C:HT-S2000
YY2080C:今回の情報
近い番号の製品では、「HT-」つまりHome Theater(ホームシアター)が続いており、今回のYY2080Cもホームシアター製品であることがわかる。
YY2080C1:「YY2080C」のユニット①
次に「YY2080C1」について、末尾の数字はユニットの番号を表し、複数のユニットで構成されている。
例えば、ポータブルシアターシステム「HT-AX7」(YY2078C)では、3つのユニットで構成されているため、「YY2080C1」、「YY2080C2」、「YY2080C3」が登録されている。
YY2080C1というのは、「YY2080C」のユニット①、1つ目なのでYY2080Cの本体ユニット的な立ち位置であることがわかる。
調べてみると、「YY2080C1」以外にも、YY2080C2、YY2080C3、YY2080C4、YY2080C5というユニットも存在、結果として5つのユニットが1セットとなる構成の製品だとわかる。
似たようなモデルで言えば、ホームシアター製品では「HT-A9」がある。
201-230289:別の技適認証、構成される部品の1つとして搭載
最後に、「201-230289」という番号。
これは別の技適認証の番号で、この認証番号の機器が製品に搭載されていることを表している。
登録されている型式は、台湾企業のAzureWave Technologies「AW-XM455」。
「AW-XM455」は、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3に対応したLGAモジュール。
Wi-Fi 6に対応しているあたり性能の高い製品に採用されるようなモジュールで、YY2080C1には搭載されているということになる。
ちなみに、ホームシアターシステム「HT-A9」は、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0対応。
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●情報をまとめると、5つのユニットを持つ、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3対応ホームシアター製品?
わかった情報をまとめると、以下のようになる。
・YY2080Cはホームシアター製品
・5つのユニットが1セットとなる構成の製品
・Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3に対応
ホームシアターで、5つのユニットで構成され、通信規格はホームシアターシステム「HT-A9」のWi-Fi 5、Bluetooth 5.0対応より刷新されている。
さらにWi-Fiに対応していることから、Bluetooth接続のみのポータブルシアターシステム「HT-AX7」ともコンセプトは異なる。
「HT-A9」に近いホームシアターシステムと考えられるものの、まったく別の製品の可能性もあるし、現状予想するのは難しい。
ただし、発表や発売日などはある程度推測することができる。
ホームシアターシステム「HT-A9」の技適認証の日付は2021年3月30日で、発売日は2021年8月7日だった。(約4カ月の期間)
今回のYY2080Cの技適認証の日付は2023年8月25日、ということで2024年の年明けのタイミングにもしかすると発表されるかもしれない。
来年の1月9日から開催されるCES 2024で何かしら発表される可能性もある。
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●BRAVIA ラインナップ
2023年モデル
4K液晶テレビ「XRJ-75X95L」【75型】 4K液晶テレビ「XRJ-65X95L」【65型】 |
4K有機ELテレビ「XRJ-65A80L」【65型】 4K有機ELテレビ「XRJ-55A80L」【55型】 |
4K液晶テレビ「XRJ-75X90L」【75型】 4K液晶テレビ「XRJ-65X90L」【65型】 4K液晶テレビ「XRJ-55X90L」【55型】 |
4K液晶テレビ「KJ-55X85L」【55型】 |
4K液晶テレビ「KJ-75X80L」【75型】 4K液晶テレビ「KJ-65X80L」【65型】 4K液晶テレビ「KJ-55X80L」【55型】 4K液晶テレビ「KJ-50X80L」【50型】 4K液晶テレビ「KJ-43X80L」【43型】 |
4K液晶テレビ「KJ-65X75WL」【65型】 4K液晶テレビ「KJ-55X75WL」【55型】 4K液晶テレビ「KJ-50X75WL」【50型】 4K液晶テレビ「KJ-43X75WL」【43型】 |
2022年モデル
4K有機ELテレビ「XRJ-55A95K」【55型】 |
4K有機ELテレビ「XRJ-42A90K」【42型】 |
|
4K有機ELテレビ「XRJ-65A80K」【65型】 |
4K液晶テレビ「XRJ-75X90K」【75型】 4K液晶テレビ「XRJ-55X90K」【55型】 4K液晶テレビ「XRJ-50X90K」【50型】 |
4K液晶テレビ「KJ-50X85K」【50型】 4K液晶テレビ「KJ-43X85K」【43型】 |
4K液晶テレビ「KJ-65X80K」【65型】 |
4K液晶テレビ「KJ-65X80WK」【65型】 4K液晶テレビ「KJ-55X80WK」【55型】 4K液晶テレビ「KJ-50X80WK」【50型】 4K液晶テレビ「KJ-43X80WK」【43型】 |
2021年モデル
4K有機ELテレビ
・A90Jシリーズ
「XRJ-83A90J」【83型】:1,100,000円(税込)⇒1,067,000円(税込)
4K液晶テレビ
・X95Jシリーズ
「XRJ-75X95J」【75型】:407,000円(税込)⇒374,000円(税込)
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●ホームシアター サウンドバー AVレシーバー ラインナップ
サウンドバー「HT-S2000」
ソニーストア販売価格:71,500円(税込)
●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
ホームシアターシステム「HT-A9」 ソニーストア販売価格:297,000円 (税込) ●長期保証<3年ベーシック>付 ●ソニーストア割引クーポン10%OFF ●提携カード決済で3%OFF |
サウンドバー「HT-A7000」 ソニーストア販売価格:198,000円(税込) ●長期保証<3年ベーシック>付 ●ソニーストア割引クーポン10%OFF ●提携カード決済で3%OFF |
サウンドバー「HT-A5000」 ソニーストア販売価格:132,000円 (税込) ●長期保証<3年ベーシック>付 ●ソニーストア割引クーポン10%OFF ●提携カード決済で3%OFF |
サウンドバー「HT-A3000」 ソニーストア販売価格:88,000円(税込) ●長期保証<3年ベーシック>付 ●ソニーストア割引クーポン10%OFF ●提携カード決済で3%OFF |
マルチチャンネルAVレシーバー「STR-AN1000」
ソニーストア販売価格:121,000 円(税込)
●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
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<BRAVIA XR レビュー(2021年モデル)>
・HDMI.2.1 に対応した「BRAVIA XR」。4K液晶テレビ X90Jシリーズ を PlayStation5 / Xbox series X とつないで4K 120fps のゲームをプレイしてみた。
・映像と音の一体感が最高の没入感を味わえる 4K有機ELテレビ「XRJ-65A90J」。 Windows PCとつないで巨大デスクトップPC化、4K 120fps の表示方法とそのなめらかさを検証してみる。
・「BRAVIA XRシリーズ」の新しいOS「GoogleTV」の使い勝手。ソニーピクチャーズの最新映画から名作までを、ハイクオリティで楽しめるBRAVIA XR専用のコンテンツサービス「BRAVIACORE」。
・「BRAVIA XRシリーズ」 4K液晶テレビのフラッグシップモデル「XRJ-75X95J」。 映り込みを劇的に抑えたエックスアンチリフレクションと音に包まれる臨場感を、コンテンツありきで楽しんでみた。
BRAVIA XR 大型アップデート
・BRAVIA 2021年モデル の大型アップデートを検証してみた。
(その1)Airplay の 4Kミラーリング。
(その2)Airplay の Dolby Atmos ビデオ系コンテンツ再生対応。
(その3)可変リフレッシュレート「VRR」に対応。
<ホームシアターシステムレビュー>
音に包まれる没入感に感動!ホームシアターシステム「HT-A9」
・ホームシアターシステム「HT-A9」レビュー(その1)。適当に設置した4つのスピーカーで、まさかの音に包まれる没入感が凄かった。
・ホームシアターシステム「HT-A9」レビュー(その2)。「BRAVIA XRシリーズ」にS-センタースピーカーを接続、サブウーファーも追加して本気モードで視聴。これは自宅でできる最高の体験。
サラウンドとクオリティ異常に高い満足感サウンドバー「HT-A7000」
・サウンドバーの最上位モデル「HT-A7000」レビュー(その1)インターフェースを確認、設置と接続・設定。バースピーカーの概念がひっくりかえる迫力と臨場感。
・サウンドバーの最上位モデル「HT-A7000」レビュー(その2)バースピーカー1本で部屋を満たす立体音響体験と、スピーカーとしてのクオリティの高さ両方に満足。
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●ソニーストア 直営店舗(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)
※ソニーストア直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)にて購入の際、ショップコード「2024001」を伝えていただくと当店の実績となります。
ご購入される方はよろしければ是非ともお願い致します。
ソニーショールーム / ソニーストア 銀座
街の中心にある銀座四丁目交差点に面したGINZA PLACE(銀座プレイス)4階~6階。
東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座駅」A4出口直結
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 札幌
moyuk SAPPORO 3階
さっぽろ地下街ポールタウン直結
地下鉄「大通駅」から徒歩3分、「すすきの駅」から徒歩5分
札幌市電「狸小路停留所」から徒歩1分
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 名古屋
名古屋市営地下鉄栄駅サカエチカ8番出口より徒歩3分。
営業時間:11:00~19:00
ソニーストア 大阪
大阪駅/梅田駅から徒歩5分程度。ハービスエント4階
営業時間:11:00~20:00
ソニーストア 福岡天神
西鉄福岡(天神)駅南口から徒歩5分。
営業時間:11:00~19:00