ワイヤレスネックバンドスピーカー HT-AN7(BRAVIA Theatre U)レビュー(その1)。前モデルから着け心地を大幅改善。無線接続に加えて有線接続にも対応して利用シーンが激増。
肩にのせるだけで映画や音楽を楽しめるワイヤレスネックバンドスピーカーHT-AN7(BRAVIA Theatre U)。
最新のブラビア2024年モデルと組み合わせることで、Bluetooth接続するだけで簡単に「360立体音響」を楽しむことができる。
※2023年以前のXRプロセッサ搭載BRAVIAでは、トランスミッターが必要。
まずは、ワイヤレスネックバンドスピーカーHT-AN7(BRAVIA Theatre U)を開封して、ブラビア以外のPCやPS5他いろいろと接続してみる。
・HT-AN7 | アクティブスピーカー/ネックスピーカー | ソニー
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目次
●従来モデルから軽く装着しやすくなった新型ワイヤレスネックバンドスピーカーHT-AN7(BRAVIA Theatre U)
ワイヤレスネックバンドスピーカーHT-AN7(BRAVIA Theatre U)のパッケージは、リサイクルペーパーを原料にしたサステナブルな紙素材「オリジナルブレンドマテリアル」を採用。
中身は、ネックバンドスピーカー本体、充電用のUSB Type-Cケーブル(USB-A – USB-C)、専用オーディオケーブル(3.5mmオーディオジャック)、専用オーディオアダプター(スピーカー本体と接続するためのアダプター)、印刷物一式。
必要最低限の同梱物で、ACアダプターなどの充電用機器は付属していない。
画像左が、従来モデルのワイヤレスネックバンドスピーカー「SRS-NS7」(画像左)、右側が新型のワイヤレスネックバンドスピーカーHT-AN7(BRAVIA Theatre U)。
見た目もコンパクトになって、無駄を削ぎ落としたスリムなデザインになっている。
「SRS-NS7」 外形寸法:244×185×54mm(幅×奥行き×高さ) 重さ:318g。 |
「HT-AN7」 外形寸法:235×178×48mm(幅×奥行き×高さ) 重さ:268g |
重量も約50g軽量化。
実測値を計ってみたところ、それぞれ315gと269gで概ね公称値と同じ。
重ねてみると、ちょっとどころではないくらいに小さくなっていることがわかる。
「SRS-NS7」は手に持ったときに全体的に”固い”手触りだったけれど、HT-AN7(BRAVIA Theatre U)では全体的に柔らかい印象を受ける。
スピーカー部分は、従来通りファブリックな素材で保護されていて、汚れや傷に強い耐久性を持つ。
手触りも柔らかい。
肩に触れる底面にあたる部分は、指でさわるといとも簡単に凹むくらいに柔らかい素材。
多層構造で外側は合皮素材でズレを抑えるようになっていて、内側は装着感のよいソフトマテリアル素材を採用して長時間使用しても苦痛にならない。
ネックバンド部分はかなり細くなっている。
形状記憶用の特殊素材を採用して、自分の好みにあわせて調整ができるようになった。(アジャスタブルネックバンド構造)
つけ外しの際や装着して好みの幅に調節することができるので、誰でも自分にぴったりの装着感を得られる。
左スピーカーの内側側面には音量±ボタン・再生/通話ボタン、右スピーカーの内側側面にはマイクミュートボタン(スピーカー追加ボタン)・電源/Bluetoothボタンを搭載。
基本的な音量調整、通話・再生操作、ペアリングやネックスピーカーの追加といったことができる。
右スピーカー外側側面には、USB Type-C端子を搭載。
端子の下にはシリアルナンバーが記載されている。
最大約12時間の再生に対応するロングバッテリーで、最大音量で使っても最長約5時間再生できる。
急速充電にも対応しているのでうっかり充電切れになってたいたとしても、約10分充電すれば約60分は使える。
バッテリーが空の状態から満充電になるまでは約4時間で完了。
充電しながらは使えないので、長時間利用する際はなるべく充電をしておこう。
このUSB端子はスピーカーの充電だけでなく、有線オーディオ接続用にも利用することができる。
付属の専用オーディオケーブル(3.5mmオーディオジャック)と専用オーディオアダプター(スピーカー本体と接続するためのアダプター)。
この2つを組み合わせることで、片方が3.5mmステレオミニプラグ・もう片方がUSB Type-Cのケーブルになる。
本来、HT-AN7(BRAVIA Theatre U)はワイヤレス接続を使うことを前提としていて、bluetooth接続コーデックは、SBC、AAC、LDACに対応している。
それに加えて、HT-AN7(BRAVIA Theatre U)のUSB Type-C端子から付属ケーブルを組み合わせることで、3.5mmステレオミニプラグを持ったスマートフォンやゲーム機につないで楽し無事もできる。
わざわざ有線接続にするメリットは遅延の少ない音声と、bluetooth接続できない機器にも使える汎用性の高さ。
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●PS5関連、PC、スマートフォンと接続
考えられるHT-AN7(BRAVIA Theatre U)の接続を色々と試してみた。
PlayStation5で利用する
PlayStation5でワイヤレスネックバンドスピーカーHT-AN7(BRAVIA Theatre U)を利用したくてもワイヤレス接続できない。
この場合、DualSenseコントローラーに搭載されている音声出力端子にケーブルで接続することで音声がスピーカーから出てくる。
もちろん完全な立体音響に対応しているわけではないけれど、スピーカーに内蔵されているユニットの性能のおかげで音に包まれている感覚でゲームプレイできる。
PlayStation5なら動画配信サービスの視聴もできるので、様々な使い方ができる。
PlayStation Portalリモートプレーヤーで利用
PlayStation Portalでも同じくBluetoothによる接続はできない。
有線接続になるとはいえ、この方法であれば音声遅延のない高品質なスピーカーによるゲームプレイが可能。
PlayStation VR2やMeta Questなどで利用
PlayStation(R)VR2 などのVR機器では多くのモデルで3.5mmステレオミニプラグの端子があるため、有線接続によりHT-AN7(BRAVIA Theatre U)を利用できる。
付属のイヤホンよりも巨大なスピーカードライバを利用しているので音の広がりは良い。
ちなみに、Meta Quest 3ではBluetoothによる無線接続もできた。
PC(Windows、Mac)で利用
PCやMacなどで利用する場合は、有線はもちろんBluetoothを使ったワイヤレスの接続もどちらも利用可能。
ただし、Bluetooth接続の場合、音声の遅延が発生するためゲームや音声の編集作業には向かない。
映像作品や動画配信の視聴用としてであれば、遅延はある程度緩和するため使えなくはない。
遅延がきになる場合は、有線接続にすることで解消。
また、PCにありがちな接続できないトラブルも回避できるといったメリットもある。
ゲーミングUMPC・携帯機で利用
ゲーミングUMPCは、基本Window 11 のため、Bluetoothでの接続に対応している。
ただしアクション性を求められるようなゲームではやはり遅延が気になる可能性があるため、有線での接続のほうが良い場合がある。
本体スピーカーよりも強力な専用スピーカーを活用したほうがリッチな体験ができる。
ちなみに、Nintendo Switch はBluetooth接続できないため、有線接続できることが貴重。
スマートフォン・タブレットで利用
一般的なスマートフォンやタブレットであれば、Bluetoothでワイヤレス接続できる。
Android 端末の場合、LDACに対応しているのでより高音質で楽しめる。
Xperiaであれば、オーディオジャックを搭載しているので有線での接続も可能。
この接続であれば遅延のない音声を楽しめる。
iPhoneなど有線接続用のジャックがない場合でも、USB Type-C と直接USBケーブルをつなげば有線接続できるか試してみたところ利用できなかった。
この場合、HT-AN7(BRAVIA Theatre U)で、いったん3.5mmステレオミニプラグになっているものに、さらに別途USB Type-C イヤフォンジャック変換コードを利用することで、スマートフォンのUSB Type-C端子と接続しても使えることを確認。
さすがにここまでして低遅延で使いたいシーンがあるか?という疑問もあるけれど、こうした選択肢があるということだけでも知っておいて損はない。
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●接続性がアップしたワイヤレスネックバンドスピーカーHT-AN7(BRAVIA Theatre U)
ワイヤレスネックバンドスピーカーHT-AN7(BRAVIA Theatre U)は、従来モデルから軽くなってつけ心地が改善。
さらに無線接続だけでなく有線接続にも対応したおかげで、利用できるシーンが大幅に増えた。
本来はBRAVIAと一緒に使用して立体音響を楽しむことが基本ではあるけれど、スピーカーのポテンシャルは高く、普段使いでも十分な音質で楽しめる。
頭にかけるオーバーヘッドタイプのヘッドホンや耳にいれるイヤホンに比べて、耳も頭も開放されて、まったく負荷がかからずに気楽に使えるという楽ちんさもある。
HT-AN7(BRAVIA Theatre U)は、音に包まれる体験を始めるには最もハードルが低いアイテムといえる。
BRAVIAと接続しての体験は別途記事化する予定。
ネックバンドスピーカー HT-AN7(BRAVIA Theatre U)を使って、テレビで立体音響を楽しむには?2024年ブラビアは直接接続でも立体音響に対応。
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●ウェアラブルネックスピーカーラインナップ
ネックバンドスピーカーBRAVIA Theater U「HT-AN7」
ソニーストア販売価格:39,600円 (税込)
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
※ワイヤレストランスミッターWLA-NS7別売り
ワイヤレストランスミッター「WLA-NS7」
ソニーストア販売価格:8,800円(税込)
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
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●同時発表ホームオーディオ製品
ホームシアターシステムBRAVIA Theater Quad「HT-A9M2」
ソニーストア販売価格:330,000円 (税込)
●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
サウンドバーBRAVIA Theater Bar 9「HT-A9000」
ソニーストア販売価格:209,000円 (税込)
●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
サウンドバーBRAVIA Theater Bar 8「HT-A8000」
ソニーストア販売価格:143,000円 (税込)
●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
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