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ワイヤレスネックバンドスピーカー HT-AN7(BRAVIA Theatre U)、ソニーストアで体験してきたレビュー。首にかけるだけで自分の場所がいつも特等席、手軽に味わえる立体音響に包みこまれる没入感。

肩にのせるだけで映画や音楽を楽しめるワイヤレスネックバンドスピーカーHT-AN7(BRAVIA Theatre U)

新しくなってどこが変わったのか?ソニーストア 直営店(福岡天神)で実機を体験してきた。

・映画館のような臨場感あふれるサウンドを楽しむためのホームシアター商品 4機種発売 | ニュースリリース | ソニー
・HT-AN7 | アクティブスピーカー/ネックスピーカー | ソニー

・テレビ ブラビア | ソニー
・サウンドバー/ホームシアターシステム | ソニー

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●ワイヤレスネックバンドスピーカーHT-AN7(BRAVIA Theatre U)

ワイヤレスネックバンドスピーカーHT-AN7(BRAVIA Theatre U)は、先に発売されていた「SRS-NS7」の後継モデル。

SRS-NS7よりも少しスリムになって、約50g軽くなっている。

確かに実際に首にかけて比べてみると「SRS-NS7」はずっしりとした重みを感じていただけに「HT-AN7」は結構軽く感じる。

映画を観たりゲームプレイをして長時間使うとなると少しでも軽い方が疲れにくいのも事実。

 

「HT-AN7」
外形寸法:235×178×48mm(幅×奥行き×高さ)
重さ:268g

「SRS-NS7」
外形寸法:244×185×54mm(幅×奥行き×高さ)
重さ:318g。

変わったなと思えるのが、首の後ろにあたるネックバンド部分。

かなり細くなっていて、形状記憶用の特殊素材を採用したということで、自分の好みにあわせて調整ができるようになった。(アジャスタブルネックバンド構造

SRS-NS7は多少が動くとはいえほぼ固定に近くて着脱が若干めんどうだった。

それから、SRS-NS7」は素材が硬くて首にかけたときに鎖骨に当たって痛かったり、首の周りの窮屈さを感じることもあった。

その点、「HT-AN7」は底面にあたる部分はちょっとフワフワした食感であたりも柔らかいし、形状の自由度もあるし合皮素材なのでわりとズレずにフィットする。

そんな事はたいした違いじゃないと思っていたけれど、実際に付けてみると身体の馴染みやすさというかつけ心地は全然違うぞ!と思える。


中身的には、限られた面積でも大型化する非対称形スピーカーユニット「X-Balanced Speaker Unit」を搭載。

ソニーのサウンドバーやワイヤレススピーカーにも採用されているのので、スピーカーの振動板の有効面積はSRS-NS7と比べると約1.5倍に拡大。

スピーカーユニットには、剛性に優れたアルミ振動板を採用して、音の解像度を向上させてクリアな音質が楽しめるようになっている。

HT-AN7(BRAVIA Theatre U)は単独で買って使うぶんにはBluetooth接続を前提としてネックバンドスピーカー。

Bluetoothに対応したテレビやスマートフォンなどと接続して楽しむことがベースになっている。

対応コーデックは、SBC、AAC、LDAC

最大約12時間の再生に対応するロングバッテリーで、最大音量で使っても最長約5時間再生できる。

急速充電にも対応しているのでうっかり充電切れになってたいたとしても、約10分充電すれば約60分は使える。

マイクも搭載しているし、ちゃんとマイクミュート(消音)ボタンを搭載して、通話やオンライン会議でも利用できる。

IPX4に対応する防滴仕様にもなっているので、濡れた手で本体を触っても気にしなくてもいいし、キッチンで料理や洗い物をしながらでも使える。

「SRS-NS7」に付属していたワイヤレストランスミッター「WLA-NS7」「HT-AN7」には付属していない。

おそらく、立体音響を楽しむには、XRプロセッサ搭載BRAVIAと組み合わせないといけないというハードルをなくして、オプション扱いにしたのだと思われる。

XRプロセッサ搭載BRAVIAにつないでワイヤレスネックバンドスピーカーHT-AN7(BRAVIA Theatre U)の真価を発揮するにはワイヤレストランスミッターWLA-NS7」が必要。

光デジタル音声ケーブルとUSBケーブルをブラビアと接続して、3Dサラウンドの設定をすることで、従来のサラウンド音場に高さ方向の表現力を加えた、圧倒的な音の広がりを体験できるようになる。

ソニーストア店舗では、実際にはこの組み合わせで設置されているので早速試してみた。

そもそもネックバンドスピーカーとしても、ボリュームを上げると当然ながら周囲に音が漏れ聴こえるくらいにはパワフル。

そこに【3Dサラウンド】が加わると、後頭部の後ろあたりにあった音が耳よりも上、頭上あたりに一挙に持ち上がる。

左右の音の移動はステレオスピーカーで体感しているとして、自分の周りにある音の壁に高さ方向が加わって、”音の存在感”がハッキリ現れる。

まるで森の中を歩いているような木々の間をすりぬける風の空気感や虫が周囲を飛んでいる感覚、雨が降るとあのジトジトとした特有の湿気のような雨に濡れている感覚、シンプルに音に包まれるという体験が味わえる。

ここからは個人的な感覚を含むのだけれど、今回登場した、ホームシアターシステムHT-A9M2(BRAVIA Theater Quad)や、サウンドバー HT-A9000(BRAVIA Theater Bar 9)などとは全くといって方向性が違う。

ホームシアターシステムHT-A9M2(BRAVIA Theater Quad)の全周囲から包まれるかつ音の量感かつ重低音は圧倒的。

サウンドバー HT-A9000(BRAVIA Theater Bar 9)は、音に包まれる感は前方よりではあるものの明瞭なセリフはずば抜けて聞きやすく、音楽を聴くという行為としては音質は一つ上に抜け出している。

その両者と比べると、ワイヤレスネックバンドスピーカーHT-AN7(BRAVIA Theatre U)は総じて底からこみ上げてくる低域がもっと欲しい!と感じる物足りなさもあるし、もう少し前面から聞こえる定位が欲しいかったり、音質の差ももちろんある。

それは根本的なシステムとして違うのでその差はあって当たり前なのかと。

それを踏まえて、「HT-AN7」のアドバンテージはと言うと、なんといっても使い始めるハードルの低さ。

設置という物々しさは皆無で、なんの準備もいらずにたた首にかけるだけでいい。

そして電源さえいれれば、いともかんたんに音に包まれる立体音響体験が楽しめてしまう。

基本的には自分の耳元で音が広がっているので、深夜に爆音を鳴らすわけにはいかない場合でもちゃんと迫力のサウンドを楽しめる。

※ボリュームを上げすぎると、さすがに影響はあるのでそのあたりは注意が必要。

ヘッドホンと違って耳をふさがないので、長時間の映画やライブ動画をみても聞き疲れしないし、万が一にも誰かから声をかけられても反応できる。

冷蔵庫にジュースを取りに行っても、音声はずっと自分のまわりにある。

もうひとるオマケに便利になったのは、2台まで同時接続できるようになったこと。(Speaker Add(スピーカー アド)機能)

SRS-NS7」のとき2台で使いたいと思ったら、光デジタルケーブルを分配して2つのトランスミッターを用意して、といったかなりめんどくさい方法しかなかった。

それが、単純に「HT-AN7」を1つ買い足せば、家族や友達といっしょに手軽に、立体音響を楽しめる。

ここも結構大きい進化。

<参考>
・立体音響に対応したワイヤレスネックバンドスピーカー「SRS-NS7」レビュー(その4) ワイヤレストランスミッターを複数使用して、家族みんなで「360立体音響」を楽しみたい!

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●日常使いとしても本格的な立体音響も楽しめるネックバンドスピーカーBRAVIA Theater U「HT-AN7」

ワイヤレスネックバンドスピーカーHT-AN7(BRAVIA Theatre U)は、従来のSRS-NS7」から50g軽くなったよという事は直接比べないとわからない程度の差ではあるけれど,つけ心地はかなりよくなっている。

実際に長い時間使っているとこの違いの重要さに気づく。

Bluetoothでつながるので、スマホでもタブレットでも使える汎用性もあるし、テレワークでも活躍してくれる。

ゲーム機にありがちなBluetoothに対応していない場合でも、有線で接続できる術もちゃんとあるので遅延も機にせずにプレイできる。

まず当たり前に、真っ当なワイヤレスネックバンドスピーカーとして使える。

ものすごい正論でいえば、サウンドバー・ホームシアターシステムの音響体験には敵わないので、買える人は素直にこちらを買ったほうがいい。

ただ、首にかけるだけで超手軽にすぐ使い始められる体験としては最高。

BRAVIA XRシリーズを持っているなら、ワイヤレストランスミッター「WLA-NS7」と一緒に揃える価値は間違いなくある。

 

 

 

 

<ワイヤレスネックバンドスピーカー「SRS-NS7」体験動画>

 

 

<ネックスピーカー『HT-AN7(BRAVIA Theatre U)』開発者インタビュー”大迫力”のネックスピーカーでつくる“静かなる”映画時間>


・”大迫力”のネックスピーカーでつくる“静かなる”映画時間 | ソニー

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ウェアラブルネックスピーカーラインナップ


ネックバンドスピーカーBRAVIA Theater U「HT-AN7」
ソニーストア販売価格:39,600円 (税込)
発売日:2024年6月14日(金)
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
※ワイヤレストランスミッターWLA-NS7別売り


ワイヤレストランスミッター「WLA-NS7」

ソニーストア販売価格:8,800円(税込)
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF

 

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●同時発表ホームオーディオ製品


ホームシアターシステムBRAVIA Theater Quad「HT-A9M2」
ソニーストア販売価格:330,000円 (税込)
発売日:2024年6月1日(土)

●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF


サウンドバーBRAVIA Theater Bar 9「HT-A9000」
ソニーストア販売価格:209,000円 (税込)
発売日:2024年6月1日(土)
●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF


サウンドバーBRAVIA Theater Bar 8「HT-A8000」
ソニーストア販売価格:143,000円 (税込)
発売日:2024年6月1日(土)
●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF

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