ソニーNC対応完全ワイヤレスイヤホン「WF-C710N」に、海外で謎の型番「WF-C710NSA」が販売されているらしい。違いは充電ケーブルの有無?
海外ではすでに発売している の後継モデルとなる完全ワイヤレスイヤホン「WF-C710N」。
カラーバリエーションは、ピンク、ホワイト、ブラック、さらにスケルトン仕様のグラスブルーを合わせた4種類を用意している。
日本では今のところ未発表ではあるものの、調べてみると謎の型番「WF-C710NSA」という製品があることを発見した。
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●「WF-C710NSA」はUSBケーブルを付属しないヨーロッパモデル?
WF-C710Nの同梱物 | WF-C710NSAの同梱物 |
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結果からすると、製品的な違いは”充電用USBケーブル”の有無という事だった。
「WF-C710N」にはUSBケーブル(A – C)が付属するのに対して、「WF-C710NSA」の方にはUSBケーブルが付属していない様子。
どうしてわざわざUSBケーブルの有無だけで製品をわけで出すのか?
そういえば似たような事例が以前一部地域のカメラでも発生していた。
RX100VIIの新型番「DSC-RX100M7A」が海外ソニーストアに登場。EU USB Type-C充電義務化対策用と思われるバッテリー充電器を付属。
昨年末から欧州のUSB Type-Cにまつわる規制が実施されたことで、ヨーロッパで発売している一部カメラメーカーは対応に追われていた。
「WF-C710NSA」のUSBケーブルなしもそういった規制の一環で行なわれている可能性がある。
北米ソニーの「WF-C710N」サポートページを見てみると、以下のような記載があった。
“WF-C710N Wireless Noise Canceling Headphones / Included components may vary by country or region of purchase: WF-C710NSA”
(WF-C710N ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン/ WF-C710NSA:同梱のコンポーネントは購入国または地域によって異なる場合があります。)
「WF-C710NSA」については、同梱されているパーツに違いがあると書かれている。
これはUSBケーブルの有無とみて間違いないものの、これ以外の情報については不明。
一方で、イギリスの「WF-C710N」サポートページを見てみると、同梱違いの記載以外にも「WF-C710NSA」に関する情報(ヘルプガイド、リファレンスガイド)が掲載されている。
「WF-C710NSA」については、EU、ヨーロッパ圏を対象にした製品であることがわかる。
どういった意図での規制なのかについては不明だけれど、「USBケーブルを付属することはエコではない」という理由で付属しないモデルを販売するように要請されている可能性は十分にある。
環境意識の高い地域ならではの規制だとも言える。
一方でヨーロッパでは、対象製品の表記として、充電器の有無、充電に必要な最小電力・最大電力、USB PDへの対応表示を行う必要がある。
こちらについては、製品の実力や、必要な電力などがわかりやすいので、ユーザーにとっては優しい規制。
「WF-C710NSA」を偶然発見したことでUSBケーブルの有無があることがわかったけれど、もしかすると今後販売される製品についても、このようなモデル違いが発売されていくのかもしれない。
地域による規制で同梱物が変わることがあるという事は知っておいて損はないはず。
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●完全ワイヤレスイヤホンラインナップ
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<実機レビュー>
ソニー史上最小サイズ密閉型完全ワイヤレスイヤホン「WF-C510」実機レビュー。1万円を切る価格で、外音取り込み対応・小型軽量・単体11時間(充電ケース込22時間)動作のエントリーモデル。
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