RX100VIIの新型番「DSC-RX100M7A」が海外ソニーストアに登場。EU USB Type-C充電義務化対策用と思われるバッテリー充電器を付属。

コンパクトデジタルカメラRX100シリーズの7代目となるRX100VII「DSC-RX100M7」について、海外で「DSC-RX100M7A」という型番の商品が販売予定だという事が判明。

仕様は最近記事にしているモデルと同様にRX100VII「DSC-RX100M7」とほぼ同じ、というか本体の仕様は全く変更がない。

どこが違うかというと、本体充電用のACアダプターが付属しなくなり、そのかわりにバッテリー単体を充電できるバッテリーチャージャーを付属する。

今まで付属していなかった「バッテリー充電器」が新たに付属するようにしただけで、わざわざ新しい型番で発売する意味があるのかというと、おそらく欧州のUSB Type-Cへの対応が必須となる法律への対策の可能性が高い。

・デジタルスチルカメラ Cyber-shot サイバーショット | ソニー

ソニーが新型番「VLOGCAM ZV-1A」を準備中！？ヨーロッパUSB Type-C対応規制の回避策として「ZV-1」にバッテリーチャージャーを追加したモデルの可能性。

ソニーがEU USB Type-C充電義務化対策と思われるデジタル一眼カメラα6400「ILCE-6400A」、α6100「ILCE-6100A」を準備中。

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●USB Type-Cには対応しない「DSC-RX100M7A」がなぜ海外で発売されるのか？

RX100VII「DSC-RX100M7」は、24-200mm（F2.8-4.5）の高倍率ズームが搭載し最大60回/秒のAF/AE演算処理による最高20コマ/秒のブラックアウトフリー連続撮影や高速・高精度・高追従なAF性能を持つ1.0型センサーを搭載したRX100シリーズの最新モデル。

日本でもまだ販売が行なわれており海外と同じく購入可能。

そんななか、「DSC-RX100M7A」という型番のカメラの情報が見つかった。

海外のサポートページには、「DSC-RX100M7A」という型番の製品が登録されている。

どこが変わったのか調べてみると、今までカメラに付属していなかった「Xバッテリー充電器BC-DCX2」を付属している。

かわりに本体充電用のACアダプターが付属しなくなっている。

そもそもRX100VII「DSC-RX100M7」は、本体側にmicro USB端子を搭載してUSBによる充電・給電に対応している。

そのため外部充電器はあえて必要というわけではない。

ACアダプターに比べてバッテリーチャージャーの方がコストが上なので、メーカーとしてはバッテリーチャージャーを積極的に付属することはない。

これはコンパクトデジタルカメラであればごく普通の対応なのだけれど、なぜこのタイミングで充電器を付属したモデルを発売するのか？

おそらくその原因として考えられるのは、EU（欧州連合）が2024年秋から開始しているスマートフォン・カメラなどの充電端子をUSB Type-Cに1本化する法律。

2024年秋以降にEUで販売される製品については、USB Type-C端子による充電が必須。

スマートフォンの場合だと、内蔵バッテリーを簡単に取り外すことができないので、AppleなどもLightning端子の端末をヨーロッパでは販売終了している。

α6400「ILCE-6400」とα6100「ILCE-6100」は、今の付属品ではmicroUSBケーブルによる充電となるため、USB Type-C端子を搭載しない製品として販売できなくなってしまいそうだけれど、バッテリーは別途チャージできるという特徴を活かして回避策をとったと思われる。

EUの規制では、カメラの直接充電はUSB Type-C端子を使わなければいけないけれど、バッテリー単体の充電についてはおそらく規制の対象外。

カメラからバッテリーを取り外して、バッテリーチャージャーでカメラバッテリーを充電してしまえばOKなのであれば、バッテリーチャージャーを付属して本体充電以外の充電方法を追加すれば良い。

「DSC-RX100M7A」が生まれたのは、おそらくはこうした裏事情が影響している可能性が高い。

ソニーが新型番「VLOGCAM ZV-1A」を準備中！？ヨーロッパUSB Type-C対応規制の回避策として「ZV-1」にバッテリーチャージャーを追加したモデルの可能性。

これはVlogカメラであるデジタルカメラ「VLOGCAM ZV-1」にも当てはまるため、同じく「ZV-1A」という型番で新しくバッテリー充電器を付属して販売が予定されている。

ヨーロッパで規制対象のカメラと思われる製品ラインナップ

デジタル一眼カメラα6400「ILCE-6400」

デジタル一眼カメラα6100「ILCE-6100」

デジタルスチルカメラ「DSC-RX100M7」

デジタルスチルカメラ「DSC-RX0M2」

デジタルカメラ「ZV-1」

EUの規制のために登場したのだと解釈すると、その他のカメラ製品も同条件のはず。

micro USBで充電するα6400、α6100、「DSC-RX100M7」、「DSC-RX0M2」「VLOGCAM ZV-1」は、EUで販売する場合にはバッテリーチャージャーを付属する対策が必要となる。

バッテリーチャージャーを付属して販売が継続できると考えると、欧州向けに「ILCE-6400A」「ILCE-6100A」「DSC-RX100M7A」、「DSC-RX0M2A」「ZV-1A」という型番のカメラが今後登場してくるのだろう。

ちなみに、日本では充電ケーブルの規制は行なわれていないため、日本で販売されるモデルについては全く関係がないので、新しい型番はEU規制の対策が必要なエリアでのみ販売される可能性が高い。

デジタルスチルカメラ「DSC-RX10M4」
オープン価格
ソニーストア販売価格：275,000円（税込）
●長期保証＜3年ベーシック＞付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF

24-600mm F2.4-4.0の大口径高倍率ズームレンズ搭載

デジタルスチルカメラ「DSC-RX100M7」
オープン価格
ソニーストア販売価格：209,000円（税込）
●長期保証＜3年ベーシック＞付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF

デジタルスチルカメラ「DSC-RX0M2」
オープン価格
ソニーストア販売価格：132,000円（税込）
●長期保証＜3年ベーシック＞付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF

デジタルカメラ「VLOGCAM™ ZV-1 II」
カラーバリエーション：ブラック、ホワイト
オープン価格
ソニーストア販売価格：125,400円（税込）
●長期保証＜3年ベーシック＞付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF

デジタルカメラ「VLOGCAM™ ZV-1 II」シューティンググリップキット
（VLOGCAM ZV-1M2G）
カラーバリエーション：ブラック、ホワイト
オープン価格
ソニーストア販売価格：141,900円（税込）
●長期保証＜3年ベーシック＞付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF

内容物
・『VLOGCAM ZV-1 II』本体
・ワイヤレスリモートコマンダー機能付シューティンググリップ（GP-VPT2BT）
・リチャージャブルバッテリーパック（NP-BX1×2個。（本体同梱分×1個を含む））

 

デジタルカメラ「ZV-1F」
カラーバリエーション：ブラック、ホワイト
オープン価格
ソニーストア販売価格：82,500円（税込）
●長期保証＜3年ベーシック＞付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF

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