Xperia 1 VII はシャッターボタンが大型化。カメラアプリの「モードカスタマイズ」で好みの撮影モードに入れ替え可能に!「外部アプリ」は削除。
Xperia 1 VIIの体験会に参加して、個人的に超気になっていたカメラ関連の改善ポイントをチェックしてみた。
確認したのは、シャッターボタンの大きさの変化と、カメラアプリの撮影モードのカスタマイズについて。
特に前モデルのXperia 1 VIを使っていて、カメラアプリの不満点が改善されたのは大きい。
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目次
●Xperia 1 VIIはシャッターボタンやカメラアプリが使いやすく
超広角:約4800万画素、1/2.5″ Exmor RS for mobile、16mm、F値2.0(記録時 約1200万画素)
広角:約4800万画素、1/1.35″ Exmor T for mobile、24mm、F値1.9(記録時 約1200万画素)
望遠:約1200万画素、1/3.5″ Exmor RS for mobile、85〜170mm、F値2.3〜3.5
フロントカメラ:約1200万画素、1/2.9″ Exmor RS for mobile、24mm、F値2.0
超広角:センサーサイズ約2.1倍大型化、暗所性能大幅向上、AIカメラワーク / オートフレーミング 動画機能追加
広角:AIカメラワーク / オートフレーミング 動画機能追加
望遠:テレマクロ撮影対応(継続)
Xperia 1 VIIは、超広角センサーサイズが、1/2.5″⇒1/1.56“に約2.1倍大型化。
さらにF値も2.2⇒2.0に明るくなっている。
センサーサイズが大きくなったことで暗所性能も大幅上がり、最短5㎝までの近接撮影もできる。
カメラは特に超広角カメラの進化と、「AIカメラワーク」や「オートフレーミング」といった機能的が目立つ進化点として注目されるけれど、実カメラで撮影するさいの使い勝手も改善している。
①シャッターボタンが大型化
新モデルが出るたびに気になっているシャッターボタンの大きさ。
製品画像を見るとどうもシャッターボタンが大型化しているように見える。
すると、製品のプロモーション動画の中で、シャッターボタンが拡大してよと紹介されている。
これはぜひ比較してみなければ!という事で、体験会の現地で確認してみた。
Xperia 1 VII:上の端末
Xperia 1 VI:真ん中の端末
Xperia 1 V:下の端末
年々と少しづつ改良されていて、Xperia 1 V、Xperia 1 VIとなるにつれてて大きくかつ押しやすくなっていた。
そして今年の新モデルXperia 1 VIIはさらにシャッターボタンが大型化。
見ただけですぐにわかるほど。
実際に試してみて、指がかりも良いし、半押しや押し込んだときのフィーリングもかなり良くなっている。
カメラで撮影している実感が沸いてこれはうれしい進化だ。
②カメラのモード選択画面を変更できる「モードカスタマイズ」が実装!
そしてもう一つは、Xperia 1 VIでひとつに統合されたカメラアプリ。
ひとつに集約されたは言いものの、たくさんの撮影モード(写真、プロ写真、動画、プロ動画、各種専用モード)が、数多く並ぶ。
これがなかなか厄介で、例えば写真モードからプロ写真モードに切り替えたくてもどこだっけ?と目視しないといけなかったり、テレマクロモードや48MPモードは[その他]を開かないと出てこない。
使い込むほどにストレスになっていた。
ところがXperia 1 VIIでは、なんと撮影モードの順番を入れ替えられる「モードカスタマイズ」が実装されてるじゃないかと。
撮影モードの入れ替えは、Androidのクイック設定のカスタマイズのように長押しして移動できる。
使用頻度の高い撮影モードを並べたり、あまり使わない撮影モードは「その他」の中に収納しておけばいい。
自分でカスタマイズすることで、どこに何があるか把握できるから、操作レスポンスも早くて絶好の撮影チャンスも逃さなくてすむ。
これはうれしい!
それはそれで喜ばしい事ではあるのだけど、同じ統合されたカメラアプリが採用されているXperia 1 VIにも「モードカスタマイズ」を実装してほしい。
せっかくOSサポートやセキュリティアップデートが延びたとはいえ、こうした最新の使い勝手のいい機能は、まだ余裕で新しいXperia 1 VIにもアップデートで対応するべきじゃないかと。
こうしたアプリの更新は、だいたいAndroid OSが更新されるような大きなアップデートのタイミングに行われることが多いので、Xperia 1 VIがAndroid 16になるさいにはぜひともお願いしたい。
③悲報、「外部モニター」アプリはXperia 1 VII からなくなっていた。
ひとつ残念なことに、Xperia 1 VII には、「外部モニター」アプリ がなくなってる模様。
Xperia 1 V、Xperia 1 VIでは、設定の [接続の詳細設定]から [外部モニター]をオンにすることでアプリが使えるようになっている。
ところが、Xperia 1 VII にはそれがない。
会場で聞いてみたところ、理由としては、ソニーの別アプリ( Monitor & Control や Creators App)で近しいアプリが乱立していることが要因となっているっぽい。
だとしても、Monitor & Controlは対応カメラがかなり限られている。
Creators Appは、あくまでもリモート撮影でつかうためのもの。
「外部モニター」アプリなりの使い勝手の良さがあったのでこれは正直残念。
ただ、サードパーティ製の似たアプリもあったり、Xperiaシリーズと接続する場合はUSB-Cでの接続になるがゆえの制限もあるのも事実。
「外部モニター」アプリがなくなるならそれが納得できる Monitor & Control や Creators Appの使い勝手と機能のブラッシュアップをお願いしたい。
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●Xperia 1 VIIスペック
Xperia 1 VII
・FHD+(2340 x 1080) 1-120Hz可変リフレッシュレート対応19.5:9ディスプレイを採用
・ディスプレイのピーク輝度はXperia 1 VIから向上
・Qualcomm社製「Snapdragon® 8 Elite Mobile Platform」を採用
・引き続きベイパーチャンバーを採用し、冷却性能が向上
・メモリストレージは基本12GB / 256GB構成、SIMフリーモデルでは最大16GB/512GB選択可能
・超広角カメラのセンサーが約2.1倍大型化し暗所性能が大きく向上
・広角カメラが48mm撮影・4800万画素(24mm時)撮影対応
・超広角、広角カメラ「AIカメラワーク / オートフレーミング」動画機能を搭載
・望遠カメラの焦点距離が85mm-170mmに進化し、最大7倍ズーム、テレマクロにも対応
・カラーバリエーションは、スレートブラック、モスグリーン、オーキッドパープル
その他、進化点なども多くあるけれど目立つ部分を選出。
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●Xperia新製品、アクセサリー
Xperia 1 VII(XQ-FS44)
ソニーストア販売価格:
12GB/256GBモデル:205,000円(税込)前後
12GB/512GBモデル:219,000円(税込)前後
16GB/512GBモデル:235,000円(税込)前後
カラー:スレートブラック、モスグリーン、オーキッドパープル
スペック:Snapdragon 8 Elite、メモリ12GB~16GB、ストレージ256GB~512GB、デュアルSIM対応
Style Cover with Stand for Xperia 1 VII「XQZ-CBFS」
ソニーストア販売価格:5,000円(税込)前後
※リングストラップ付属
・Style Cover with Stand for Xperia 1 VII「XQZ-CBFS」製品ページ
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