OUTLETモデルのVAIO Tap 21「SVT2122SBJ1」には何のアプリが入っているの?何がそんなにツボなの?を、実機が来たのでいじりながら解説してみる。
ソニーストアの、VAIO【OUTLET(アウトレット)】に現れた「VAIO Tap 21」SVT2122SBJ1が59,800円(税別)とありえないくらいに超破格な安さで、自分も思わず買ってしまったその1台が到着。
【OUTLET】の「VAIO Tap 21」SVT2122SBJ1は、ソニー製VAIO(2014年春モデル)の「法人向け」仕様を、一度開梱して 「法人向け仕様」の同梱チラシ類を抜いたものという事で、個人向けとちょっとした違いがあるけれど、中身を改めて確認してみる。
<注意>
7月22日(水)現在、「VAIO Tap 21」SVT2122SBJ1は、入荷未定。現時点では購入できないものの、改めて準備が整い次第復活する模様。復活次第、すぐにお知らせする予定。
<7月23日追記>
7月22日9時の時点で、【入荷未定】になったけれど、23日に改めて購入可能に!納期は「9月中旬」となっているけれど、今度こそ無くなる前にどうぞ!
・なくなってしまう前に買ってお願いよっ!59,800円(税別)で買えるテーブルトップPC「VAIO Tap 21」の魅力を語りますッ!
・超図解「VAIO Tap 21」の分解方法と、メモリーやストレージの換装方法を知ろう。(追記あり)
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●「VAIO Tap 21」の内容物を確認。
法人向けとは言いながらもパッケージは個人向けと全く同じ。今回は、【OUTLET】という扱いになっているけれど、長期保証サービス(3年ベーシック)も無料でついているあたりがかなり安心できるところ。もちろん購入時に、破損・水濡れに対応するにも3年ワイドにもオプションで入れる。
「VAIO Tap 21」の本体は、 スタンドを折りたたまれた状態で固定されて中から取り出す。
付属品として入っているのは、ワイヤレスキーボード「VGP-WKB15」とワイヤレスマウス「VGP-WMS21」、そしてACアダプター「VGP-AC19V48」。
書類関係で入っているのは、「クイックスタートガイド」、「安全のために」、「トラブル解決ガイド」、「Windows 8.1をはじめよう」、「主な仕様」、「ウイルスバスターについて」、の6点。
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●「VAIO Tap 21」SVT2122SBJ1に入っているソフトウェアを確認。
購入時に一番気になるのが、わかりにくソフトウェアの有無。「VAIO Tap 21」SVT2122SBJ1を起動して初期セットアップ後に、何がプリインストールされているかを確認。
まず、OSはスタンダードの「Windows 8.1 64ビット」ではなくて、「Windows 8.1 Pro 64ビット」。
Proにのみある機能として、「BitLocker」 や「BitLocker To Go」という拡張データ保護や、VHDファイルからのブート、「Active Directory」ドメインへの参加、リモートデスクトップのホスト側になれるといったところ。 Windows 8.1の主な機能はどちらも同じなので、基本的な使い勝手は全く同じ。
Windows UPDATEで、2015年7月時点で、「Windows 8.1 Pro Update 64ビット」になるので、最新のVAIO㈱VAIOと同じ。
・Windows 8.1 UpdateとWindows RT 8.1 Updateの新機能:Microsoft
プリインストールには表記されていないけれど、「VAIO Update」から新しいソフトウェアとして、「VAIO TV with nasne」、「VAIO Touch Seach」、 「Presentation Sync」、「NFC Connection Utility」の4つが加わる。
特に、「VAIO TV with nasne」は、「nasne」と組み合わせて自宅内で、21インチのワイヤレステレビとしても利用できるのでかなり重要!
そして、これらがアプリ一覧で確認できるソフトウェア、プログラム全て。
<写真/動画/音楽編集ソフト>
・写真編集ソフト 「Adobe Photoshop Elements 12」 ←注目!!
・動画編集ソフト 「Movie Studio Platinum 12」 ←注目!!
・音楽マスタリングソフト「Sound Forge Audio Studio 10」
・音楽ミキシングソフト 「ACID Music Studio 9」
・タッチでお絵かきソフト「Family Paint」
<エンターテイメント性系ソフト>
・テレビの番組情報を検索 「TV SideView」
<Windowsストアアプリ>
・スケジュール・メッセージを共有アプリ「Fingertapps Organizer」
・手書きメモアプリ 「VAIO Paper」
・画像切り取りアプリ 「VAIO Clip」
・画像撮りこみアプリ 「VAIO Scan」
<サポートアプリ>
・VAIO Care (Desktop)
・VAIO Care レスキュー
・VAIO Update
参照:ラインアップ別プリインストール ソフトウェア一覧:VAIO | SONY
細かいところでは、「Google Chrome」や「ATOK」、を利用するためのショートカット(導線)も用意されていた。Office系のソフトウェアは入っていないので、必要であれば別途購入してインストールしよう。「PlayMemories HOME」や「Media go」などは、無料ダウンロードできる。
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「VAIO Tap 21」SVT2122SBJ1のストレージ(HDD 500GB)に採用されているのは、HGST製「HTS545050A7E680」。
「ディスクの管理」から見てみると、総容量は465.64GB。リカバリー領域は21.15GB、Cドライブの割り当ては、約442.46GB。
WindowsアップデートとVAIO UPDATEをしたあとで、Cドライブを確認。OSやプリインストールされいるアプリ類を差し引いた初期状態で、約403GBの空き容量となっている。
ストレージの転送速度をを計測する「CrystalDiskMark」で、ベンチマークテストをしてみたところ、さすがに2.5インチ HDD(回転数5400prm、8MBキャッシュ)らしい結果というか、さすがに昨今のSSDと比べるとかなり低い数値になる。
実際に使っていると、起動してから使い出すまでの時間だとかWindowsのアップデートといったストレージへの読み書きのスピードに影響するときに遅さを感じる。逆にいえば、ここを我慢しさえすれば、一般的な動作では普通に使える。
プロセッサー :Core i5 4200U(1.60GHz) ・・・7.2
メモリー :4GB(4GB x1) ・・・5.9
グラフィックス :Intel HD Graphics ・・・4.6
ゲーム用グラフィックス :Intel HD Graphics ・・・5.1
ストレージ :HGST HTS545050A7E680 ・・・5.9
それから、参考までに「VAIO Tap 21」SVT2122SBJ1のスペックでどの程度のパフォーマンスかと、従来の「コンピューターのパフォーマンスと評価」に相当する「WIN SCORE SHARE」で簡易ベンチマーク結果。
プロセッサーはそこそこのパフォーマンスを出しているので一般に使うには充分。さらに快適にしたいと思えば、メモリーを増設したり、ストレージを換装という方法もある。(ただしメーカー保証対象外。)
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●この価格で手に入れる「VAIO Tap 21」が強烈にツボな理由(わけ)。
「VAIO Tap 21」は、テーブルトップPCとしていわゆる屋内でしっかりと机の上などに置いて使うWindows PCで、画面サイズが21.5型ワイドのフルHD(1920×1080)あるので、一般的な大画面ノート(15インチ)よりもさらに大きいというのが魅力。
例えば、カメラで撮ったきた写真を取り込んで、「PlayMemories HOME」で一覧して見る時も大きくて見やすくて、前モデルのTap20からすると解像度もアップしてフルHDのキメの細かさで写真が見えるというのもイイ。
本体は一体型なので昔のセパレートのように場所もとらないし、ディスプレイの角度を変更できるのが特徴で、マウスやキーボードを使って普通にデスクトップPCのように使うのはもちろん、画面を完全に上に向けて倒して見下ろして画面をみたりゲームをしたりといった使い方ができる。
しかも、画面を起こしたり倒したりする時には、スタンドがちゃんと追従してくれるので片手でも角度調整ができるのがかなり便利。
画面は当然タッチパネルディスプレイでキーボードとマウスがなくても、指でタッチして操作できる。右のベゼルにあるのはNFC。
本体だけなら横幅52.7cmあれば置けて、奥行きも17.4cmしかいらないので置いてもノートPC並に場所をとらないし、ディスプレイの周辺は狭額縁で超省スペースで、ディスプレイ面はガラスで背面はアルミボディで、薄型というのもあって見た目にもスタイリッシュなボティがかなりオシャレ。この質感のクオリティは安いPCではまずあり得ないというか味わえない。
今ではすっかり入手できなくなったVAIOロゴ入のワイヤレスキーボード「VGP-WKB15」とワイヤレスマウス「VGP-WMS21」が手に入るというのもVAIOフリークからすると感涙!デスクトップでは当たり前になっているテンキーがあるというのも重要で、数字を入力する作業が多いとフルキーボードはやはり使いやすい。
インターフェイスは、左側面に集中して、上からSDカード/メモリースティックスロット、HDMI出力、USB 3.0×2、音声出力、LAN端子、電源の順に並ぶ。光学ドライブは、別売なので、インストールなどで必要であれば外付けのBD/DVDドライブを用意してもいい。
HDMI出力が付いているので、別にモニターを用意すればツインモニターにもできる。しかも4Kディスプレイに最大で3840 x 2160で拡張して出すこともできる。
グラフィックに付加がかかるので、さすがにこれでゲームをグリグリというわけにはいかないけれど、手持ちにあまっている液晶ディスプレイがあれば活用できるという事。
電子書籍も相当大きく見ることができる。Reader Storeで買った「週刊アスキー」を両開きで見ても、文字がハッキリみえる。もともと雑誌は大きいサイズだけに、小さい画面だと結局拡大して読んで、全体を俯瞰するために小さくしてというよけいな作業がめんどくさかったりするけれど、さすがにここまで大きいと雑誌を、しかもビジュアルを贅沢に大きくしてみられる。
やろうと思えば、縦画面に切り替えて、1ページをドドーンと画面いっぱいに表示もできる。そう、グラビアページを大きい画面で見ると、なんだろう、ものすごく色んな意味で得した気分になれる。
バッテリーも内蔵してるから、いざとなったら本体だけ持って、一人自分の部屋にこもって見ることだってできる…。まさに巨大電子書籍、使い方は自由だ!
このモデルには写真編集ソフト 「Adobe Photoshop Elements 12」 がプリインストールされているので写真加工がすぐに出来るのも魅力のひとつ。大きい画面だとサブメニューを開きながらでもメインの画像をしっかりとチェックできるし、写真取り込みして巨大フォトスタンド&加工専用マシンとしてもいいくらい。
あと、間違いなくハマるのが動画視聴。Youtubeはおろか、バンダイチャンネルもDアニメストアも普段スマホで観てる大きさとは比較にならないほどの迫力がある。
「トリルミナスディスプレイ for mobile」だとか「X-Reality for mobile」といった高画質回路がはいっているからか、動画がかなり鮮明なのに加えて、音がイイ!この薄いボディでも、「ClearAudio+」と「xLOUD」を駆使して、低音からズズンとくる音声で、コレはたまらなくハマる。
「nasne」があったらリアル放送を「VAIO Tap 21」でみられるからそのまんまワイヤレステレビにもできる。しかも録画機能付きで。
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スマートフォンのサイクルはめちゃくちゃ早いけど、そういや自宅のデスクトップって結構昔のWindows PCだったなーなんて事はよくある話で、でもなくてはならないのが一家に一台のWindows PC。
カメラやビデオカメラで撮影した写真や動画、スマホのアプリの中にしかないデータ、これらをどこかにバックアップしておかなきゃいけないけれど、やっぱりひとまとめにできるWindows PCを、久しぶりにリプレースするなら、この安くなってる【OUTLET】の「VAIO Tap 21」SVT2122SBJ1ってチャンスじゃないか!とみんなにススメたかったのに、こんな肝心なタイミングで入荷未定になるなんで…。(2015年7月22日時点。)
あくまでも販売終了ではなくて、購入できない【入荷未定】なので、改めて復活したら速攻でお知らせするよっ!!
超快適、メモリー増設とストレージ換装はまた明日。
<7月23日追記>
7月22日9時の時点で、【入荷未定】になったけれど、23日に改めて購入可能に!納期は「9月中旬」となっているけれど、今度こそ無くなる前にどうぞ!
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ソニーストア販売価格:249,800円(税別)~